少し時間が空いてしまいましたが、レヴォーグ試乗記の後編です。
ディーラーに戻り、「1.6GT-S EyeSight」から「2.0GT-S EyeSight」に乗り換えたわけですが、乗り込む前に、またしても外観チェック。
今度はメタリックシルバー系の色でしたが、パッと見「1.6GT-S EyeSight」との違いが分かりません。(^^;;
営業さんに聞いてみると、外観の違いはホイール位とのこと。
しかもデザイン・サイズは同じで、内側の色がガンメタなのが「1.6GT-S EyeSight」、真っ黒なのが「2.0GT-S EyeSight」という微妙な違いだそうです。

↑の価格表を見ると約50万の差があるわけですが、どうなんでしょう?
これほどまで見た目の差が無い方が良いのか、ハッキリとした差があった方が良いのかは難しいところですね・・・
ですが、乗り込もうとしてドアを開けた時、内装の差には気付きました。
シートが違うんです。
こちらはセンター部分はアルカンターラ、サイドは本革で、落ち着いた感じで高級感も感じられます。
思わずニンマリとしてしまいました。
座ってみても「1.6GT-S EyeSight」のファブリックとは違います。
こちらの方が張りがあって沈み込まず、好みの座り心地です。
外観の違いは少ないのですが、こういうところに差をつけているんですね・・・
走り出すと、乗り心地も違って感じられます。
こちらの方がしっとりとしてるいうか、ボディーの剛性が高く、純粋に足の動きだけで路面の凹凸をいなしているような感じがします。
思わず営業さんに「タイヤの銘柄が違うのでは?」と確認しましたが、応えは「同じです」とのこと。
ダンパーも同じビルシュタインの筈なので、シートの違いでそう感じるのか、はたまたダンパーの味付けが多少違うのか、その答えは分かりませんでした。
同じコースを走っていますので、空いた直線道路に入ってから、またしてアクセルを開けてみます。
2.0Lのエンジンはカタログスペック上300馬力ですので、低回転域から1.6L以上の強力な加速を期待していたのですが、意外とマイルドな加速です。
決して遅いという訳ではないのですが、1.6Lとは違い、ある程度回さないと(アクセルを開けないと)グワーっと来ない感じです。
後から思い出してみると、1.6の方が低回転からトルクが立ち上がるセッティングだった気がします。
なので、もしかすると2.0Lの方がナチュラルなのかもしれません。
このことから、レギュラー仕様で燃費も良く、使いやすいトルク特性の1.6L、ハイオク仕様で燃費は多少悪いものの、踏み込むとヤンチャなパワーが味わえる2.0L、という棲み分けなのかなと思います。
インプレは以上ですが、今の自分は、エンジンは1.6Lが好みで、シートは「2.0GT-S EyeSight」のアルカンターラが好きという、何とも中途半端な結果となりました。
皆様はどちらがお好み?・・・(^^)//
Posted at 2014/06/27 12:21:49 | |
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