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VL7PDGのブログ一覧

2015年03月11日 イイね!

アルシオーネSVX-Ver'Lの4WS-ECU修理成功 4機目

アルシオーネSVX-Ver'Lの4WS-ECU修理成功 4機目※今回の修復に関しまして、くろsvxさん並びにとーこさんにご協力を頂いた事をこの場を借りて感謝申し上げます。


ECU復活4機目になります。



今回投稿した4機目は、警告灯が点灯したまま消灯しないという個体です。
基盤を見てみたら全体的に非常にきれいです。
しかし、コンデンサは案の定液漏れして基盤を腐食させておりました。
電解液が漏れているコンデンサは390μ35V 6個、47μ16V2個でした。
これをそれぞれ470μ50V6個、47μ50V2個に交換することにします。
容量及び耐圧を上げて信頼度増を期待しています。

例によりまして、液漏れコンデンサと基盤腐食部周辺の部品を外して基盤を点検しました。
パターン切れのヶ所が数カ所見つかりましたのでいつものとおり清掃修復。
外した部品を取り付けて装着テストをやってみました。
これで直れば事は簡単ですがそうは行きません。点灯状態は変わり無し。

次にIC1を疑って、これを取り外し別のECUに装着。別のECUはPLCCソケットを着けておりますので、IC1の脱着が可能。



これでテストしたところ別に問題有りませんでした。
再度IC1を取り付けして、ここで解らなくなってしまいましたので、しばらく頭を冷やしてみる事にしました。

道草と言っちゃ何ですが、頭の体操をしてみたいと思い、リアフォグランプなる物に挑戦してみました。
こちらの 制作ブログ とその 効果ブログ です。

そんな事をやっている内に踏ん切りが付いたので、又再開。

パター損傷近辺の部品をおおかた撤去、再度パターンをじーっとにらめてみる。
拡大鏡を使って、入念に調べて見たら、発見!!!!



これぐらいのところはすぐに解りたいところですが、なにせ肉眼が衰えてきていますので拡大鏡に頼りきりです。
これをいつものようにパターン修復を施しました。






そして撤去部品を元に戻し、装着テスト。OKでした!!!
イグニッションONで点灯、スターター回転エンジン始動、消灯しました!!!! 万歳!

そして、車上テストでは、SVXを持ち上げて空転走行状態で左右にハンドルを切ってみました。
低速高速いずれも正常です。これで4WSECUが見事に復活致しました。
動画を撮りましたので見て下さい。



コンデジの動画モードで撮りましたが、カメラを固定してちゃんと撮らないと後輪が曲がるのがわかりにくいです。
低速では動画を見ても全く解りませんので省略、高速走行だけにしました。
それでもかすかに切れているのを確認出来る程度ですね。


今回の修復完了で大体の4WSECUの不具合傾向が解ってまいりました。
故障した個体を所有していて困っている方については私が修理を承ります。
まず、このブログに対してコメント或いはメッセージを送って頂きたいと思います。
大まかな症状を書いて貰えば結構です。後はこちらでテストしてみますので。

コメント等に対する私からの回答の中で手続きを進めていきたいと思っています。


※ このブログは後で修正の必要が生じた時は予告も何も無しに勝手に修正します。
Posted at 2015/03/11 21:30:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 電装関係 | クルマ
2015年03月11日 イイね!

SVXのために制作したリアフォグランプの効果

本日(2015年3月11日)こちらの雪国では一般道で猛吹雪にみまわれております。玉突き事故が心配されます。そこで制作したリアフォグランプは写真の様な状況です。

リアフォグランプコントロールユニット」はこちらの ブログ でご覧下さい。





もっとひどくなるとこんな状態。スモールのテールランプが見えにくくなってます。





さらに見えなくなって来ました。
テールランプは全く見えません。
リアフォグランプの視認性はどうでしょうか。



十分機能しているようですね。満足満足。

しかし、これで車検が通るか懸念があります。
どなたか詳しい方おられましたら、ご教示頂ければ嬉しいです。
Posted at 2015/03/11 14:24:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | 電装関係 | クルマ
2015年03月01日 イイね!

SVXのリアフォグランプコントロールユニットの制作

SVXのリアフォグランプコントロールユニットの制作SVXの国内仕様にはリアフォグランプが付いておりません。でも、こちらの雪国では一般道でも猛吹雪による視界不良で玉突き事故;が多くありました。写真の様な状況では前の車が全く見えなくなります。




そこで、「リアフォグランプコントロールユニット」の制作及びリアフォグランプを点灯させる事に挑戦しました。
点灯の条件として、フロントフォグが点灯の状態でリアフォグも点灯出来る。
リアフォグが点灯のままフロントフォグを消灯すると、もちろんリアフォグも消灯するが再度フロントフォグを点灯してもリアフォグは点灯しない。
これは消し忘れ防止動作です。このような条件は単にスイッチを付けただけではコントロール出来ませんので、電子回路でコントロールします。
回路図は次の通りです。



ユニバーサル基板を使って出来ました。簡単な回路ですので大分小さく作る事が出来ました。
リレー1が5Aだから約60Wまでのリアフォグランプが使えるという事になりますが、連続使用するには半分の30W以下に抑える必要が有ると思います。



タカチのプラケースに納めました。
小さくて軽いので固定はどこにでも結束バンドで止めておけます。




リアフォグスイッチはどこに設置したら良いか悩みましたが、取りあえずシフトレバーの脇に取り付けてみました。(黄色○)
押すと点灯、もう1回押すと消灯。何回でも繰り返す事が出来ます。
点灯と同じスイッチで消灯するような回路設計をするのに試行錯誤しました。
下に見えている青いスイッチは何のスイッチか?・・・・・・秘密です。



スイッチの点灯テストはどうか?



理想的にはフロントフォグスイッチの並びに付けたいところです。
今後の課題というところでしょうか。



次はリアフォグランプはどうするか。
後付けの赤ランプを付けるのはSVXにはふさわしくないと思い、ハイマウントストップランプを点灯してみる事にしました。
現在付いている赤色LED56個を超高輝度タイプに全部交換、ストップランプとフォグランプの明るさの区別は抵抗1個とダイオード1個で調整しました。
テスト点灯です。上がストップランプ時、下がフォグランプ時。



リアフォグ点灯時の消費電流は約400mA弱でした。電力で5W少々です。いいですね!



曇り空の天気の時の実車装着、点灯状態。
ストップランプも同時点灯。


どうでしょう。ストップランプ以上の輝度が有ると思いませんか。

さて、配線はどう取るかというとフロントフォグのリレーから取ります。
下はSVXの電気配線図の36ページ(24)フロントフォグランプ回路です。
図のフォグランプリレーのF5カプラ4番端子(色はRG)から分岐させます。



リレーの付いている場所はというとこれがなかなか解りませんで、やっと探したところはヒューズボックスの上でした。
EGIコントロールユニット、ATコントロールユニットのねじを外してちょと脇へずらし、黒カプラ白カプラを抜いてやっと行き当たりました。
写真では黒カプラに半分隠れている白い部分です。見えにくいな。



部品図ではこうなっていますね。



ブログが長くなっちゃったので、この辺でおしまいにしたいと思いますが、年に何回も無い、視界の非常に悪い運転状況で少しでも役に立つ方法として考えてみました。

ハイマウントストップランプと兼用することは、車検など法的にどうなるのか解りません。
みんカラの皆様方のご意見を頂ければ幸いと存じます。

※ このブログは後で修正の必要が生じた時は予告も何も無しに勝手に修正します。
Posted at 2015/03/01 20:33:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 電装関係 | クルマ

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