
我が愛車のヘッドライトは既にHID化されて久しいのですが、
ここに来てLEDヘッドランプの値段がHIDよりも安価になり、
明るさも相当良くなっているようなので、
予備のヘッドライトユニットを使って、
ヘッドライトLED化!!に取り組んで見ました。
果たしてうまくいくのかどうか、挑戦です!
使用した製品は下記の様になっております。
ロー・・・・ナイトアイ製 H1 6000K 9000lm(片側4500lm) 35W×2
ハイ・・・・ナイトアイ製 H3 6000K 9000lm(片側4500lm) 35W×2
フォグ・・・メーカー不明 H3 6500K/3000K 8000lm(片側4000lm) 30W×2
ポジション・・・・イネックス製 12V車用 SMD5連 G14 口金 BA9s
いずれもアマゾンから調達しました。
1,工程
① カラ割り
加工を容易にするためにレンズ部分は切り離す必要があります。
適度に加熱してから、レンズを剥がします。
レンズ部は別途黄ばみ取り工程が有りますのでカラ割りすると楽。
② ブラケットの加工
ハイとフォグのブラケット(台座)は取り付け安くするために加工をしました。
写真ではもうクランプが着いた状態で、見ても解りにくいかと思いますが、
詳しい説明は省略します。悪しからず。
③ クランプの製作
各ランプのクランプ(押さえ金具)はオリジナルは全く使えませんので、別途製作しました。
厚さ0.5ミリのステンレス板を加工して作りました。
本格的な物を製作したいと思ったんですが、脳みそがアイデアを出さないので
仕方なく簡易的な物になってしまいました。
これでも実用上は十分な固定が出来ます。
ブラケットにはまる部分が取り外せた状態です。
オリジナルのダストカバーは、LEDのファンが邪魔、と言うより、
ファンを露出させなきゃいけないので、大幅にカットせざるを得ない。
隙間はどうするかいろいろ考えた末、厚さ0.5ミリのゴムシートを接着剤で貼り付け。
これで防塵性は保たれ、光軸調整にも支障は無いはずです。
⑤ 導線の加工
各ランプへの給電線をギボシ端子に加工。
⑥ ドライバー(コントローラー)の取付
HIDと違ってバラスト的な物が非常に小さいので本体の下面に両面テープで貼り付けしました。
⑦ フォグの金具
オリジナルはランプの正面を遮るような金具が付いていますのでこれを撤去。
LEDは前面から光が出ませんので。試験点灯して見た結果付けない方が良いです。
⑧ カラ割り戻し
カラ割りしたレンズと本体を適度に加熱してからはめ込みクリップで止めて終了。
レンズは既に黄ばみ取り処理を済ませております。
以上の様な手順でどうにか完成までこぎ着ける事が出来ました。
最初はLEDの止め方をどうするか非常に悩みましたが、
幸いな事にこれらのLEDはブラケットにはまる部分が外れるようになっていたんですね。
この部分だけを先にねじ止めしておいて後からLEDを差し込めば良いので、うまく解決に至りました。
2,点灯結果
室内で点灯した時は、ローのカットラインがくっきり出ています。
ハイは照射位置も横の広がりも良好です。
フォグはハイと同様です。照射位置は調整ねじで上下の調整をしてみます。
実車に装着しての点灯実験は次回です。
夜の天候次第です。
尚、工程に合わせてうまく写真が取れていませんでした。ご容赦ください。
Posted at 2018/03/04 14:43:22 | |
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