2014年03月09日
日産GT-Rの開発者 水野和敏 ガイシャを語り尽くす。ーENGINE No.163 4月号
2014.2.26発売の車雑誌ENGINEの特別付録DVD.
マクラーレンMP4 12Cは誰が乗っても分かる非の打ち所の無い、完璧なマシーンなので評価が微妙に分かれるフェラーリF12とポルシェターボSをどう言うのかに興味があった。
結論として、大変見応えのある素晴らしい出来のDVDだったと思う。
水野さんのマシンガントークに一瞬ウっ!となりかけたが、2回、3回とじっくり少しずつ見進めるに従って考えさせられる点、気づかされる点が多々あり引き込まれていく内容だった。
水野さんのペースに押され気味の竹岡さん、ちょっと今回は損な役回りを引き受けてしまったかな?とも最初感じたが終わってみれば総じて上手くしきっていたと思う。
ひるまず、おもねず•••プロらしく、骨のあるおっちゃんとよく対峙した!
GT3と双璧をなす、今最も胸焦がすクルマF12.
何度乗ってもあの感覚は脳裏を離れない。
中低速域での乗り心地の良さからは全く想像できない血の気の引く加速感はどんなジェットコースターをも凌ぐ程だ。
エンジン回転上昇の質感、スピード感、それに付随する音の炸裂感、味わうためにはそれなりの腕を要求する所•••正にこの世のものとは思えないめくるめく世界だ。
こういうクルマがやはり好きなのは作り手の視点から分析すれば機械的にこうなっているからか!等々、とても勉強になった。
S63AMGとALPINAの批評も納得させられた。
どちらかと言えばアルピナ派の立場から言わせてもらえば、現行3.6.7は評論家に持ち上げられ過ぎ!
車好きのアルピナ!的なイメージは半分正しくもあり、今や半分イメージ先行だと常々感じていた。
と言うのも、アルピナが(BMW純正モデルの)アダプティブダンパーを採用した時点で、決めうちの麗しい脚回りが看板だったアルピナの面目は崩れたと思うから。
あれならアルピナである必要はないな、、、と少し寂しくなったのを思い出す。
もちろんエンジンの作り込み等は未だに素晴らしいと感じさせるものがあるが、あの線が細く上品だが粘る脚回りを電子制御にした時点でアルピナの魅力は半減した思う。
Nicole Compezioneでフェラーリディーラーにも参入したNicole.
大歓迎でもっと前からあるべきと思っていた程だが、メディア戦略(いい意味でも・・・)も極めて優秀な会社だと思う。
昨今のルノーしかり、大好きなメーカーだからこそ妙にイメージ優先の上手く出来たプロモーションやられると逆にひいてしまうのも事実、、、
マーケティングの妙によって知名度upを図る戦略を全否定はしないが、知名度低かった頃からのファンはそう甘くはない。
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Posted at
2014/03/09 13:09:56
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