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9911GT3stのブログ一覧

2015年03月05日 イイね!

991GT3RS Debut〜!!

991GT3RS Debut〜!!本来のデビューから遅れること1年。
遂に991型GT3RSがジュネーブモータショー15'でワールドプレミアを飾った。
https://www.youtube.com/watch?v=-XcA8UiSfns#t=39
しかし、少なくとも日本市場では予想を大幅に覆す!冷め気味ムードなのは減量幅が思いのほか小さかったことが要因だろうか・・・














・馬力が当初予想されていた520psでなくGT3比25ps+の500psに
 留まったこと

・減量幅が991GT比10Kg減に留まった点

・オールニューと言われたエンジンが991GT3ベースであった点

以上を理由に、600万以上の価格差に見合うアップグレードなのか?という意見は世界共通に出ている。

一方で、クランクシャフト、コネクティングロッドは新素材新設計という点は明らかなプラス材料だろう(AP did say that Porsche *invented* a material for the crankshaft (invented for the 919, but used in this RS) and has different connecting rods than the GT3 as well...)。


またレブリミットが9000(991GT3)⇒8800rpm(991GT3RS)となった点をどう評価するかは素人には難しいところか。
著名ショップの皆さんしがらみがあるのか、意外とこういう時声が聞こえてこないのが残念。意見を聴きたい所なのに。。。


限定生産なのかどうか含め、デビューした割に肝心な情報が全く出てこないから良いも悪いも分らないといったのが正直な所だ。


でも海外のどこのサイト、掲示板を見ても「思ったよりイケテナイから買わない」なんて論評が跋扈することがないのが日本との一番の違い。




991GT3に懸けた身からすれば、ジェラシーが止まらない!って状況では(今のところ)なくてちょっと複雑ではあるが、一車好きとしてはどこまで突き抜けた車をだしてくるのか興味は尽きないし、どこまでもポルシェの進化を見守りたい。


マーケティング志向オンリーのSUVだった初代カイエンからの、本物志向と言えるSUVマカンの復活をみても、ポルシェは基本たまにぶれる事があっても性悪な商売屋ではない、と思う。
失敗したとしたら、ガリ勉すぎて世間の空気を読めなかっただけ。悪気はないと。
Posted at 2015/03/05 23:51:10 | 991GT3 | クルマ
2015年01月14日 イイね!

991GT3 慣らし後雑感 3000Km〜GT3RSはニューエンジン!

991GT3 慣らし後雑感 3000Km〜GT3RSはニューエンジン!「Porche confirms an all new engine for GT3RS」
http://www.worldcarfans.com/115011487267/porsche-confirms-an-all-new-engine-for-911-gt3-rs

1. 印象
 5000rpm以下の慣らし運転3000Kmを終え数ヶ月、益々快調。
6000rpm以上を常用するようになると背中特に腰の辺りを金槌で打たれたようなみなぎる力強さを発揮してくれる。
超高回転域限定での燃費はさすがに5Km台/Lまで落ちるが996の時はどんなに大人しい運転でも5Kmを超えることは稀だったので直噴化の影響か、かなり進化したと言って良い。

 脚回り、ボディ剛性はモビルスーツの如く、人の動態予測の半歩先をゆく高性能。
コーナリング能力はとにかく秀逸かつ驚きを与えてくれるもの。
ステアリングは雑味を伝えてこない優等生ぶりだ。
もう少し地面の凹凸を手でなぞる感覚がついてくると親しみ易いぐらい。
楽しさは・・・はちゃんと在る!

2. 街で見かけ、うわっ!この色にすれば良かった、、、かも1?「991GT3で映える色」

・ レーシングイエロー

ソリッドのスピードイエローより発色が良い。鮮やか。
やはりポルシェは目に焼き付くレーシング色でなくっちゃ!と戒められた色。
キラー通りで見かけ一目惚れ。

・ アゲートグレー

フェラーリでもあまたあるとってもお洒落なグリジオ系。
毎回選択しようと思うものの、数が少なく(更にフェラーリの場合細かく違うのが無数にあるため)実車で確認できないため結局断念してしまう。
環八で目撃。お洒落度合いといかつさの絶妙のブレンドにかなり惹かれる。

・ マリタイムブルー (下記画像は違うブルーの可能性あり)

往年のポルシェのイメージ。
現在カタログカラーではないため、納期が延びるのが玉にきず。

・ サファイアブルー

画像で見るより発色が良く、良い意味で派手な色。上品なターボならこれしかない!

・ ロジウムシルバー

攻撃的なGT3のボディでは意外と映える色。
目を惹くものの、派手過ぎない所が魅力。

・ ホワイト・ガーズレッド
カタログカラーだけあり、間違いの無い格好良さ。




・ ダークブルー

シック。素の991カレラでは好印象だった色。
現物を未だ見た事がないので、是非GT3でみてみたい。。

・ ライムゴールド・アマランスレッド・GTシルバー



アメリカで良く見る色。個性的。
Posted at 2015/01/14 21:45:28 | 991GT3 | クルマ
2014年12月27日 イイね!

パナメーラからのセダン再考

パナメーラからのセダン再考マカンはポルシェらしさを纏った初めてのSUVとして期待以上の出来だった。

マカンが良く出来ているならもしかしてより背の低いパナメーラもまさか!?、、、良く出来てたりするなんてこともある?と期待が膨らむ。

常々やはり車の基本形=車高が低く運転も楽しいセダンはやはり外せないとも考えている。
そこでドイツ御三家、イギリスジャガー=カンパニーカー以外のセダンだったらと考えてみた。

・ ポルシェ パナメーラ 
− 何年見続けてもポルシェには見えないフロントマスク
   ポルシェという以前に生理的に受けつけられるのか微妙なボ
     ディシェイプ
     ポルシェで4ドアは許されるのか!?自問自答。

+ ハンドリング・脚回りがスポーツカー好きにも自然で納得のいく
  ものになっているとも聞くので興味有り。
  動力性能がポルシェ911並みとも聞く優秀さ?
    フルサイズにしては4900台止まりのコンパクトさ。
    ポルシェをPHVで乗るという興味

・ アストンマーティン ラピード  
+  とにかくかっこいい
     後部座席の狭さ含め、実用性がギリギリな所も好き。実用性の
     名の下だらし無いまでに下品さを垂れ流す和製ミニバンの対極の
   スマートさ。

−   ボンネットの先が見えない、ウエストラインの閉塞感
   エンジンが眠い、動きも重心が低くはない感じ。
   総じて動的満足度はいまいちな所。

・ ベントレー フライングスパー 
+ 高級車を作らせたら右に出る者の居ないイギリス製であるという
    点
    独特のゆったりしたリズム、匂いを醸し出してくれる点
− ドイツの血が入ってどこまで色が薄まったかの懸念
 5500強のサイズまでは不要
 どこまでいっても新興成金の匂いが払拭できない所
 ミュルザンヌとは比べようもない血筋の劣等

・ ベントレー ミュルザンヌ 
+ とにかく純正ベントレー6.75Lエンジン
  絶妙なクラシック加減の外観、内装
 
−  ファントム含め見るのは中小零細企業オーナーばかり、&車 オ
  タク?実際周りの大企業オーナーはどこも乗らない。
  富裕層っぽくみえたい人達の車という認識、本物は避ける。
    少なくとも現行は都内ではそういう位置づけの車である所。
    
    親戚、仕事関係・・・保守的な世界で相手にされるものではな
  い。。。けれどオタク的には猛烈に魅力的!

・ テスラ モデルS  
+ 新時代の乗り物
  乗り味、加速、、、全てが驚嘆の域にあること
−  納期が見えない
    電化製品のように、唐突に予約金の納入を促す所にびっくり=そ
    りゃ自分より足りない知識のディーラーマンから無駄に説明され
 るくだりは不要とはいえ、そんなドライな!
    モデルXも面白そう

・ マセラッティ クワトロポルテ  

+ ドイツ車でもイギリス車でもない点、色気。
−   新型2013~は普通のドイツ車っぽくなってしまった点
  旧型のエンジン、ギアボックス、排気音全てがぶっ飛んだ感じを
    思い出すと、新型は何の魅力もなく感じてしまう所。

  無くなってから無性に惹かれる旧型こそ、今あったら欲しいくら
     い。街で見かけるととにかく嬉しい。

・ 結論

くるまの基本形というこで古典的なセダンが欲しいとは思うものの、テスラ以外は結局一長一短。テスラでさえ見晴らしの良さは望めない。

一番のネックはピープルムーバーとしての取り回しの楽さやプライベート感の欠如への懸念。

なんやかんやで結局SUVになってしまう。特にニューカマーSUVには興味がある。
それらの出自が、車の本質とは少し遠い所のブランド商売の延長であり、主なマーケットは新興成金向けとは分かっていても。

候補:
・ポルシェ小型SUV マカン〜カイエンよりは賢いファミリーに見えるか!?
・ベントレーSUV〜高いのだから成金仕様だろうがなんだろうが、それなりの味付けを期待したい。

・マセラッティSUV レヴァンテ 〜マセラッティはあんなカッコいいのに何故かマイナーな存在で有り続けている(売れてない)。そこが好印象。


セダンに拘らなければ、現実的にはC4 ピカソ、近いうちに出て来るC4カクタス、プジョー5008が現状一番魅力的に映る。
Posted at 2014/12/27 16:10:00 | 991GT3 | クルマ
2014年12月11日 イイね!

AUTOCAR JAPAN Jan.15’「ポルシェ 991GT3 国内初試乗」について

AUTOCAR JAPAN Jan.15’「ポルシェ 991GT3 国内初試乗」について ・「991GT3国内初試乗、インプレッション揃い踏み」
オーナーとしてあまたの雑誌・Web媒体大変興味深く読ませて貰った。
が、ま〜初めから結論が分ってしまう論調が大半で、プロに求める辛口の指摘はたったの1つAUTOCARの上記記事しかなかった。
次点は911DAYS.
だが低速官能が無いという単なる事実だけでなく、何故そうしたのか、その原因の分析が無いと単なる事実の羅列に過ぎない。
CGも同じ。詳細な計測テストの結果、、、は素晴らしいけれど、「だから何なのよ!」って所まで踏み込んでくれないと宝の持ち腐れだよ!
これらはかなり良い方で、他は全て「ハイハイ秒速斜め読みで内容完全に把握できます、カタログに書かれてる内容をなぞっただけね」な内容。

少なくとも1つはその車の欠点・煮詰めきれていない箇所・原因を指摘しているか、欠点が万が一1つも見当たらない場合はその完成度をきっちりと説明し切っているかが批評記事の最低限の条件だと思う。

991GT3については、素人としては僅かだが釈然としない部分*もあるにはあって、そこの部分をどう分析するのか気鋭の論客沢村氏のインプレッションを是非聞いてみたいと思っていた所のAUTOCARの記事。

電子制御てんこ盛りの991GT3だから、その発端を作った堕落の原点である997(RS除く)をあれだけけちょんけちょんに言ってきた沢村氏ならばやはり厳しい評価だろうな・・・とは覚悟しつつ。

一方で、991世代は997で陥った奈落の底からの再出発として新たなステージに入ったとも言える。
新生911つまり、電子制御を我のものとして、それを自然な形でドライビングに馴染ませる方向へシフトしていく事、それが少なくともGT3では一部結実している!とも感じ取れたのでこれをどう加味して評価するのかに大変興味があり、首を長くして沢村氏のAUTOCARへの寄稿を待っていた。

・ 「991GT3への期待」

エンジンの直噴化に電子制御ダンパーの採用等スポーツカーの禁じ手に手を染めた初めての世代が997である。

あれだけ軟弱化したといわれた996でさえ、997と比べればまだまだ素手で操る感覚を多分に残していたし、997のそれとは比べ物にならない純度を備えていた。

昨今のポルシェの変節=カイエンユーザー向けポルシェ?それは何を差し置いても997世代(RS除く)を置いて他は無いだろう。

991世代はその流れの延長線上にある事は確かだが、997をどれだけまともな方向に修正してきているか?が評価のポイントであると考えている。

名誉挽回なるか!GT3の復活を待っていた。

・「沢村氏のAUTOCARでの991GT3の批評記事について」

今回の991GT3はエンジンよりも、脚回りやボディ剛性により感銘を受けた事は確かだ。

そういう観点から沢村氏の脚回りの評価については概ね理解できるものだった。
コーナリングで負荷をかけた時に魔法のように進んで行くある種のヴァーチャル感の根拠が理論立てて丁寧に書いてある。

ただエンジンのセルシオ化!?については、、、半分分かるようで、半分は読んだ時点では保留。。。

996世代のそれと比較して、がわが厚くエンジンと右足との直結感は40%減という印象は受けたものの、右足に対する反応感度が恣意的だとはそんなに感じはしなかった。

エンジンについては右足と一体化して回転を上げ下げする情感がドライだな?=これが新世代911か!とは感じたが、それがやる気をすっかりげんなりさせる程には達していないのも事実だった。

とはいえ、991GT3で釈然としない部分*も僅かながら存在した。
それは驚愕の域を超えた超高速コーナリングを冷静に「素晴らしい完成度だ!」と客観的に見ている自分。
完成度とかとやかく言う前につい前のめりになって魅了されてしまうかつての情感、、、それが少しだけ薄い事。エンジンのジリジリ感が無い!

もっともっと近くに来てくれ!と感じはしたが、それはこれから距離を走り込み慣れていく過程で達成できるのでは?と今でも期待はしている。

そして先日じっくりと右画面をトルク表示にして再度乗ってみた。
残念ながら沢村氏の指摘は正しかった。

やけにトルクのツキが良い(というより分厚い)な!とは思ってはいたが、ツキというより全体としてボワッと多めの出力特性を有していた、、、のか。

これを昨今のダウンサイジングターボエンジンと変わらないとまで言い切ってしまうのには未だ少し抵抗があるが、間違いなく純スポーツカーとしては何ら嬉しくない難点と言って良い。

ただそういった小さくない難点が覆い隠されてしまう程に、991GT3は全体としては超高速コーナリングマシンとして人を圧倒する総合力(それはまやかしや雰囲気、ではなく)を備えてはいると思う。

これら旦那志向なトルク特性を少しでも噛ませることで何か991GT3が得たものはあるのか?
たとえ991GT3が沢村氏の言うように一番高いの持ってこい!の旦那向けGT3だと仮にしても、ターボを買うのとは違うのだからGT3ユーザーがそんな志向を歓迎するとは思えないのだが・・・ましてやよく分らないGTSってのだってあるんだから。

要は今回の991GT3はGTS-Sみたい!って結論で、最大限オトナな表現に留めているものの沢村氏のお眼鏡には到底敵わなかったということだろう。

恐らく997の時の様ように、後になって考えれば991GT3RSがあったから(991GT3はストイックでなかった)だろう〜的な結論になるのか?
でも実はこのRSがあるから⇒GT3はヤワくてイイって、論理的には特に説明になってない。
あと、一番高い「自然吸気の」911持ってこい!って(笑)、それちょっと可笑しいでしょ。
旦那様はそんな細かい指示ださないぜ。

そこんとこの論理的破綻はあえて微妙にずらして書いているのも分っているが、こーなったら991GT3RS買ってやるぜ!!って気にもなってくる。
それでまた結果がダメだったら、PDKのみだったから旦那向けRSって呼ばれるのか?

何はともあれ、今回の991GT3は行き着く所までいった気がする。
この先にスポーツカーの未来は存在するのか?
エンジン・脚回り・・・この方向性の「次」はもう無いのではないか。。。限界まで来た気もする。
残されているとすれば、いかにヴァーチャルをよりリアル化していくかという作業ぐらいか。
ただそれは本末転倒な作業とも言える。
Posted at 2014/12/11 16:01:12 | 991GT3 | クルマ
2014年11月20日 イイね!

マカンデビュ〜GT3乗りからみたMacanMACAN?

マカンデビュ〜GT3乗りからみたMacanMACAN?





・一言インプレッション

①くるまに乗ってここまで車の存在(揺れ方、加減速のつっぱり感諸々)・運転していることに無頓着でいられた車はかつてない。
②無駄が無い、無理がない。でも総じて味が薄い。
③完成度は高く価値はある。

④天才ではないが、秀才の領域ではある。
⑤1000万前後の車の中で日常遣いを考えた場合、これを選択するかもしれない。。。近々に試乗して吟味したギブリ、B3・D3、C63(絶版)よりはこちら。一長一短あるイヴォークと改めて迷う。

以下詳細

・「マカンがカイエンより格下!?」
そんな事は絶対ない.
それは車をブランド物としか見れない連中の根拠の無い戯言。

ポルシェの心髄はその類いまれなスポーツ性能にある。
それは肥大化した図体や、見切りの悪いドライビングポジションからは発揮されない。
だからポルシェは軽くて小さい程エラい!、、、と思う(MRかRRとか色々他にも諸事情あるが)。

そういう観点でポルシェ初の小型SUVマカンには期待大!と共に、かつてのカイエンの時のようになんじゃこりゃ!?ポルシェでも何でもねぇ!とならないか一抹の不安があり興味津々だった。

・「初めて見た印象」〜あっさり.良い意味で薄い印象。上品
一瞬カイエンかと見間違い通り過ぎてしまう程、フロントはカイエンの新型?的で、新しい印象は無い。
とはいえ、若干引き締まった印象のマスクはすっきりしていて、嫌みの全くない点が好印象。
街で頻繁に見かけるQ5は外観がスマートで、そこが逆に「センス良いだろっ!」ってグイグイ来られてるようでちょっと引いてしまうので、その点でマカンはカイエン程芋臭くもなく、アウディ程都会洗練見せつけ派でもなく、上品。

次に後ろ、横、下、中、、、とじっくり検分しても、どこも鼻につくようなところが無い。
そう思って契約者達を見渡せば、どことなく爽やか!
カイエンの際たまに、、、というか頻繁に見かけた10年後には潰れてそうな会社の青年実業家と夜の街で拾ってきたようなお姉さんの組み合わせは皆無。

・「初ドライブの印象」〜外観と同じくあっさり.欠点がない
エルクテスト云々や後輪ブレーキの件も頭にいれつつ、車の動きを注意深く観察してみる。
まず一番安心したのは、デカイものを無理矢理に矯正制御したような無理な動きがなかったこと。
初代カイエンではそれが(というより他もちぐはぐしかなかったが)一番残念で致命的な欠点だと感じたから。

次に、エンジンだが良くも悪くも印象が薄い、、、というか無い
スーっとあっという間に速度が乗るのでその点で不満はまったく無いのだが、ポルシェ乗ってるぞ!って感覚では決してない。

その観点では車の存在を全く忘れさせてくれる、ある意味究極のピープルムーバーだと評価できる。
おそらく機械精度、車重とパワー、車高、脚回り全てがよくバランスしている証拠だろう。

・「総括」
ポルシェが作るピープルムーバー=SUV
買う人達は「ポルシェ(ブランド)が欲しい人」ではなく「良く出来た車が欲しい」層が多い気がした。
カイエンは元来こういう車にしたかったのに、急ごしらえと見栄えのためにデカくせざるを得なかったのだろう。

脚回りやエンジン回転上昇の緻密さ等、もう少しスポーツに振ったらもしかしたらポルシェ感が出て来るかもしれないのでGTSにも期待したい。

もちろん荷室や後部座席の狭さを指摘して、所詮ブランドに惹かれただけだろうと言う人もいるだろうが、あの走行性能をみるとこの大きさ、形状が大きな物をスムーズに走らせるのに効いているのは確か。

くるまに乗ってここまで車の存在(揺れ方、加減速のつっぱり感諸々)、運転していることに無頓着でいられた車はかつてない。
無駄が無い、無理がない。味が薄い。

ただよく同じように言われるセルシオ周辺とは違う。
あれはそんな言われてる程精度高くない(特に最終期)し、薄味なのは出す味がないから。

ポルシェは意図的に?京味?にしている感がなくもない。。。
脚回りとかよく煮詰めてある

・「空虚感の元、SUVに求められる味」
総じてかなり好印象。なのに何故か空虚な印象が付いて回るところだけが難点か。
ドイツメーカーの作るSUVとしてはこれが最高峰、あとは味を求めるのならイギリス製(の感性まで織り込んだ機械作りのオタクさには一日の長がある)に限る、、、という事かもしれない。

背の高い乗り物でスポーツ性能を究めるって命題自体は無理のあるものだが、そこを数式を解き明かすかのようにポルシェは理論で答えを出してみせた所は立派だと思う。
ただ、背の高いもの=目線の高さ、空間の広さとマッチする「雰囲気」=味は理論で解き出された類いのものではない、って所が空虚感の原因の1つではないかと思う。

X5なんてどちらもいい意味で適当に味付けしてきて、ま〜いいとこ取りしてる!とも思う。さすがはドイツのイタリア人とも言われるバイエルン。

どこまでも一徹な真面目さを、無理な難題に挑ませちゃった事で少し(雰囲気的に)ちぐはぐな結果になってしまったという感じがした。
別につまらない優等生タイプって訳ではない、秀才の領域まではきちんと突き抜けてるから価値は高いと思う。
あとは好みの問題。
Posted at 2014/11/20 00:27:18 | 991GT3 | クルマ

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