カーグラフィックTV【2015年1月7日放送】 #1463
エコなのにスーパーカー BMW i8はM4より凄い
登場車種:BMW i8, M4
評価: ☆☆☆☆☆ 3.5度見 *
感想:
よく2台で30分もった。
M4のどこが古典的な風情を残していて、未だ魅力を有しているのかもう少し具体的に聞きたかった。今回はあくまでi8が主役であるから無理もないが。

意見を言う時に「個人的には」と前置きを挟む人がいるが、純粋に客観的な意見など所詮人は持ち得ず、全てはその人のフィルターを通した意見に他ならない。だからそんな前置きは無意味だと思う。
だから「自動車ジャーナリストとしては」というのもナンセンス。
そんな大層な役回りなんて、そもそもあってないものの自動車ジャーナリストなのだから。勿論今回は上品な言回しとして使ったのだろうけれど、少し歯切れが悪く感じた。

i8⇒M4ときて最後に⇒再びi8でフェードアウトという終わり方は中々◎
最近首都高3号線六本木渋谷辺りの映像も多くなんだか親近感が湧く。
定番のターンパイクも良いけれど、都市の中での車の絵というのも日常性が楽しめて好きだ。

都内の知る人ぞ知るマニアックな住宅街をすり抜けるスーパーカーを映したかつての映像が思い出された。
中でも○○近隣のあの辺りは東京でも秘境といえる所で、コンクリートジャングルの摩天楼とは一線を画す本当に素晴らしいエリアだ。
そこの絶対に居住者しか車が入らないエリアを撮影ポイントにして走らせるCGTVにセンスを感じたもの。

東京には成城や田園調布のように綺麗に区画割りされ、真っ直ぐな道路で構成された住宅街や都心の3Aエリアばかりでなく、曲がりくねった道の味のある静かな住宅街がいくつもある。
そういった場所を知り尽くしたマニアがピンポイントの場所を撮影ポイントとして選んでいた80年代のCGTVは美しい映像に溢れていた。

車は峠道を走らせるのも楽しいが、日常の住宅街、生活道路、幹線道路での一場面も同じ位魅力的だと思う。
だから首都高⇒東名⇒ターンパイクと日常のストーリー性のある映像を見ると、ふと昔を思い出し嬉しくなった。
次回放送予定 :
【2015年1月14日放送】 #1464
86年にタイムスリップ
BMW M3、M1そして旧西ドイツ ~メモワール~
登場車種:BMW M3, M1
* 評価基準
☆ 閲覧回避 (基本的に無い)
☆☆ 閲覧後削除 (再放送等)
☆☆☆ 即HDD倉庫へ (展覧会取材等)
☆☆☆☆ 2度見
☆☆☆☆☆ 3度見
☆☆☆☆☆★殿堂入り
Posted at 2015/01/10 13:18:53 |
CGTV | クルマ