2017年03月20日
991.2GT3について:
2017.3月初めのジュネーブで早くもデビューを飾った991第二世代GT3.
待望のMT搭載が何よりのニュースである。
第一世代デビュー時、エンジンブローによる産みの苦しみを焼きもきしながら見守った身としては、無事に進化を遂げたGT3の姿はなんとも感慨深い。
あの騒動に巻き込まれた991.1GT3納車組、発注組の方々には勝手に戦友のような感情さえ湧き、3年経った今でも忘れる事はない。
そして今回の991.2GT3.
個人的には(笑)リヤウイングの大きさと取り付け角度がちょっとアンバランスじゃないか?
フロントリップが後付け感満載で991.1型の方がスッキリして見える気がする・・・など小姑の如くうちの子贔屓ではある。
とはいえ、客観的には911Rの後に出してくるんだから飛躍的な進化を遂げているに決まっているだろうと思う。
ただ一つ気になるのは、991.1GT3でも気になったエンジン音の芯の細さが、youtubeで見る限り変わらない点。
https://www.youtube.com/watch?v=XG4xlpLKqNQ
ターボ化したカレラ系しかり、991世代がGT3含めおしなべてどこかターボっぽい味付け、低速トルクの増強と素早い立ち上がりに重きを置きすぎな所が懸念される。
オプションについて:
PCCBは費用対効果でいうと、80万相当ぐらいの価値(コスパはまーまーという事)はあると思う。
一度経験すると、スチールだとエェッーー!止まらない?ってくらい踏み出しの感覚が違いびっくりするが、やもすればPCCBはかっくんになるぐらい良く効くので、少なくとも素人が自然な感覚で踏むならスチールでも何の問題もないと思う。
金が余ってたら付ける、そんな感覚で良い。別に大して偉くない。
フロントリフトは功罪あるかもしれないが、はっきり言って安心感、どこにでも行ける万能感のため都会では必須。
スポーツクロノは街乗りでは時計が邪魔、ギミックでしかない。
何の機能的変化もないGT3、GT3RSではサーキット行かないなら全く不要。
991GT3RSインプレッション
エンジン:
早々に慣らし運転を終え、エンジンは益々芯が出てきて待ち望んでいたフィーリングに近い。
それは噛み付いてくるような荒々しさで、普段とことんジェントルな振る舞いを見せる点を評価するとしても、911であるからには根底にこれを備える所が一番嬉しい。
個体差かもしれないが、前車991.1GT3では回転の上下の最後が少しぐすっとした林檎のような感触があり快感爆発!とまでいけない所が気になっていた。
一体感:
991.1GT3に乗った際フロントフェンダーを手足で掴んでコントロールし切る、911独特の動態感覚が少し希薄になってしまったのか!?と感じた。
991世代からホイールベースの長大化等全面的な改良が行われた事によるのか、手足でフロントタイヤ付近を、尻でリアエンジンの位置や動きを感じ取る一体感が薄くなってしまったのか・・・と。
991GT3RSではこの点が戻ってきている。
ステアリング単体の改良なのか、エンジンやシャーシの改良も相まってのものなのかは分からないがとにかく「911に乗る」という快感が戻ってきたのが一番の収穫である。
991.1GT3と991GT3RS、これら快感の点において全くの別物だと思う。
991.1GT3はどこかストイックに振り切るのを避けている所があったように思う。
本来GT3でストイック、GT3RSでエキセントリックぐらいでちょうどいい。
991GT3RSはストイックさを全面には出さないものの確実に備えている。
ただまだ脂が乗り切った状態でないので答えは出せないが、エンジンはまだ改良の余地はあるはず。
この乗用車志向な!?シャーシが原因なのか、991世代911は総じてベンツと似通っていなくもない。
ポルシェのアイコンである911、もはやブランド化されたそれを求める客はカイエンやパナメーラをポルシェと思って買う人達であるとすれば、それはマーケティングとして正解ではあるけれど。
ブランド好きが、高価格乗用車の(完成系)ベンツに飽き足らずもうちょっとワカってる風のブランドとしてポルシェに白羽の矢を立てたのに応えたのがカイエンだろう。
その代替として911を位置付けるとしたら、もはやポルシェに乗る意味はない。
早々に991Rの様な車をメインに据える方向へシフトしないと、何年か後のポルシェは意外と危ういんじゃないかとさえ思う。
mclarenの足音はもうすぐ後ろまで迫っている。
Posted at 2017/03/20 16:20:01 |
991GT3 | クルマ
2017年03月18日
巷ではまるで都市伝説のように、ポルシェの限定車(ボクスターspider,GT3RS等、生産期間が短く事実上限定生産含む)を手に入れるには〜台以上お買い上げ!のお得意さんとして向こうから声がかからないとダメだとか、一見客がデポジットを入金しても恣意的に選別された限られた客以外買えないだとか・・・の噂がひしめいている。
それは「私は知っている!」という情報のみが先走り、その実態は闇の中という怪しげな商売と似ている。
結論から言えば、物知り顔で断定している誰か、その人こそが偽物という事である。
何故なら少なくとも国内全ディーラーごとに選別方式は千差万別であるばかりか、1ディーラー内でさえ一貫した方式が用いられているかは甚だ疑問だからだ。
私が知人に聞かれたら、その答えは正直分からない、どれが正解か断定はできない!としか答えようがない。
何故なら、その渦中にいた自分自身結局どれが行われているのか最後まで特定に至らなかったからだ。
ただし、少なくともこれらの内のどれかは採用されている事は消去法で断定することはできる。
遠からぬ関係にあるポルシェジャパン、ポルシェ販社それぞれの最有力幹部との直接の話をつなぎ合わせてみても、どれもどこかにトリック(商売上のごまかし)が無ければ辻褄が合わない話に終始した。
商売は嘘も方便なので、彼らがそのような対応をすること自体に問題はないと思っている。
しかし別に謎解きがしたくてポルシェを購入している訳ではないので、こういうトリックに付き合わされる事自体が時間の無駄なのである。
ヤクモノポルシェ入手への道は謎・嘘・裏切り・欺瞞・・・を覚悟し、一歩引いたスタンスで淡々と攻略していくしかない。我慢比べである。
何台何十年乗り継いでも、既得権益を手にいれた様な気分にはなれないし、そういう意味では極めて謎で逆に言えば公平とも言える市場がそこには広がっている。
勿論直近の買い替え台数がやけに豊富で、販社にとってもオイシイお布施対象者として枠を入手できるケースもあれば、逆に初ポルシェであっても紹介元や属性から潜在的な有望顧客と認定される場合もある。
ただ、それらを判断しているのは各営業であり、またその上司でしかない。つまりそこには各個人の裁量的判断が必ず働いているという点を見過ごすと判断を誤ることになる。
営業マンは車を売る人であり、残念ながらすべての営業マンが車ライフパートナーとなって一緒に生産枠を拾って来てくれる訳ではないということである。
要は人、それも利害を共にできる人を探した上で、あとは運に身を任せるしか方法はない。
運に任せるしかないのは、フェラーリの生産台数制限による中古車市場の統制、既存顧客の買い替え促進は割と合理的な施策で効果的だが、ポルシェの限定生産や生産枠割り当てのポリシーはさほど合理的な理由が見い出せず、理詰めで作戦を練ってもうまくは行かないからである。
Posted at 2017/03/19 21:13:24 |
991GT3 | クルマ