• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

9911GT3stのブログ一覧

2014年10月21日 イイね!

〜世間の車離れとクルマの進化〜

〜世間の車離れとクルマの進化〜毎月巻末近くの連載だけは読むカーグラフィック。

敬愛する田辺さんがこの30年で買った車がMINI ONEとLOTUS ELISEとバイク2台?だけという事実にもかなり驚いたが、それだけ満足度の高いクルマ選びをされていることが羨ましいと思う。

一方、松任谷さんも996GT3を10年以上継続して持たれていて、飽きないというのもとてもよく理解できた。

要は猛烈なクルマ好きでさえ、もはやここ10〜20年買替えをしていない(2nd,3rd,4thカーをお持ちの松任谷さんでさえ、主力クルマは買い替えていない)=世間でいう車離れじゃないか!と。

この30年、車は進化したけれど車好きは常に何か釈然としない思いを持ち続けていて、結局10年、20年前の車がしっくりくる、、、あの味は今はないよね、、、となるんだったら何の為の進化か?と思う。

そういうドライバーの手から車を遠ざける類いの進化は、よりミニバン等のバス系!?の誰が運転してもいいような車に積極的に採用して、辛口系の車はより原始的な方向へ戻らないと車の将来は行き詰まる気がしている。

そもそもポルシェに乗心地なんて誰が求めているのか!?PASMをGT3に採用した時はがく然としたけれど、いつの間にか既定路線になっている。

電子制御でなくして、素晴らしい乗心地のアナログバネの実現こそ研究して欲しい。

車好きが皆、旧車に行ってしまう現実があるとしたらそれこそ若者の車離れ所の騒ぎではなくなる。
若者(というより今や40才前後から)の車離れだって、根底にはそこら辺の進化の限界になんとなく気がついたものがあるように思える。

もう道具としての車は20年~15年前で完成していて、あったらあったで困らない進化だけれど、別に買い替える程のもんでもない!ってのが車買い替えない、車離れの実情でしょ。

日本を代表する車好きの田辺さんだって、松任谷さんだって、実は車離れの一端を地で行ってるんだから、ましてや・・・

今月号のカーグラフィック巻頭、編集長はCG Fesに於いて若者とクルマ離れについて話せたと書いている。
彼は少しだけネムイことをたまに言う所が愛嬌だけれど、「若者のクルマ離れ」の実態が上記のようなクルマの進化の限界=もはやクルマは最先端の物ではなくなってしまった!ということにあることに気がついていないのだろうか・・・

どの時代も若者は「最先端のモノ」に熱狂するもの。
かつて小林編集長の時代も、団塊の世代前後も、、、正にクルマはまだまだ希少で、また技術的にも最先端のモノだった。

だから世間一般も巻き込んで熱中したのであって、前述のクルマの進化の停滞しかり、今やクルマは走る老人ホーム化し、老人ホームが進化することは素晴らしいし、介護者にとっても社会にとってもとても意義のあることは確かだが、若者が熱狂しないことに不思議は無い。

とはいえ、最先端のモノ=素晴らしいものでは必ずしもないので、クルマは古典的な鉄道趣味と同様に、一部のマニア向けの趣味として成り立って行くんだと思う。

CG Fesはもっとずっと簡素なものでよいから月1、、、は無理でも三ヶ月に1回、少なくとも半年に1回の頻度でやるべき!
情報がこれだけ密に交換できる時代にあって旧態依然の手法のままならば、先はないよ。
Posted at 2014/10/21 23:09:11 | CGTV | クルマ
2014年10月20日 イイね!

CGTV【 BS朝日2014年10月15日放送】#1452 「デミオのディーゼルに注目 ミニワンも完成形」

CGTV【 BS朝日2014年10月15日放送】#1452 「デミオのディーゼルに注目 ミニワンも完成形」カーグラフィックTV【BS朝日 2014年10月15日放送】 #1452
「デミオのディーゼルに注目 ミニワンも完成形」


登場車種: 
・MAZDA DEMIO、MINI ONE

評価: ☆☆☆☆☆ 3度見      *
感想:

内容も映像も見応え十分だった。
パワートレインや脚回り云々の出来は当然、あのインテリアだけでも乗ってみたくなった。
外観も、凝縮感があってとても魅力的だ。

デミオがカーオブザイヤーをとる事を見越してのこの時期の公開か!?

デミオはレンタカーで結構長く乗るので興味もあったが、それ以上にこういう実用コンパクトがしっかりとクルマ好きにも通用するものに仕上がっているという所が嬉しい。

ここ二ヶ月、NewCクラスに2回を費やし、Corvette、CTS、コペンに、とっても行きたかったCG Fes・・・個性豊かな大物揃いが多かった中、先週の突然の458Specialeの中途半端な紹介に食傷気味だった所で、久々伏兵デミオがやってくれた。

先週のフェラーリ特集の半分は3年前だかのクリスマス前の458の際の映像の遣い回しだったし、何故458Specialeの紹介があんなに淡白なのか疑問だ。
何か商業上の理由で無理矢理取りあげただけなのだろうか?



次回放送予定 :
【BS朝日 2014年10月22日放送】 #1453
「91年フェラーリの出来事  アレジのF1も激走」
登場車種:フェラーリF1

* 評価基準

☆     閲覧回避  (基本的に無い)
☆☆    閲覧後削除 (再放送等)
☆☆☆   即HDD倉庫へ (展覧会取材等)
☆☆☆☆  2度見
☆☆☆☆☆ 3度見

☆☆☆☆☆★殿堂入り
Posted at 2014/10/21 12:32:19 | トラックバック(0) | CGTV | クルマ
2014年09月25日 イイね!

991GT3って結局どうなの!?

991GT3って結局どうなの!?間もなく開催が迫るパリモーターショーに向け、AMG GTやらFerrari 458 spider specialeやら、、、991GT3&RSのライバル達?が続々と前倒しで話題作りにいそしんでいる。

一方肝心の991GT3RSはニュルブルクリンクLapTimeのちらみせ程度で、中々正体を明かさない。

宣伝効果狙うならば、ライバルのちょい後ぐらいにもう公開した方がいいんじゃないか!?

それともまた発表延期か!?

991GT3の補償問題も結局なけなしのクーポンにメンテパック・・・諸々程度で、誠意というものがポルシェ社には全く存在しないことを決定付けたと言って良い。

GT3買う層はセールスや経営陣なんか毛頭眼中になく、エンジニアのオタクっぷりにやられてるマニアばかりだからか?会社がどんなに悪でも機械に罪はない!ってな感じで許しちゃってるのが実情か。

そこがセールスと経営陣を骨抜きにしてる元凶だろう。
彼らが普通程度にでも優秀ならばもっと売れるよポルシェは。
そうなったらなったでかっこつけ若奥様向け幼稚園お迎えブランドカーへの道を、更に猛スピードで転げ墜ちていくんだろうけれど。

それにしても気になるのは、991GT3早期再納車組みの歯切れがいまいちな所。
まだまだ走り出している数自体が少ないのもあるんだろうが、期待度200%増しみたいなインプレッションは聞こえてこない。
Posted at 2014/09/25 21:50:05 | トラックバック(0) | 991GT3 | クルマ
2014年08月20日 イイね!

Ferrari F12 Berlinetta Impression

Ferrari F12 Berlinetta ImpressionFirst contactの印象

・ 足回り
スムーーーズ!!!
ざらざらした路面を觔斗雲にのってふわ~りではなく、路面感覚を残しながらも不快な突き上げだけを完全に払拭した手触り感の残った人間味豊かな足回り。

それは高級GTカーではなく(結果として使えるが)、あくまで生粋のスーパースポーツを走らせたいオーナーの、日常領域での望む姿を200%忠実に体現したもの。

高級GTとしては、例えばメルセデスベンツSLやもう少し躍動感を求める場合はベントレーコンチネンタルGT等がその筆頭であり、完成度も申し分ないと思う。
しかし、やはりあの鷹揚な感覚では物足りない!ぺったんこのミッドシップじゃなくたって、ひりひり度合いが少しだけ和らいだぐらいのでいつも走っていたいと思っているオーナーもいる。
これはそんな眠くなりたくないオーナー向けの車だ。

・ 取り回しのし易さ
まず車体ディメンジョンからくるものとして、明らかに458よりは小回りが利く。
ただ、鼻先の長さは明らかにF12のウィークポイントで、FFの時に乗り込んだ瞬間に小山が前に広がる光景に瞬時にこれはダメだ!と感じた(運転技術が高い方なら問題ないが、)ので、かなり気になっていた所。

が、これは予想外に良好。
ボンネットにエキセントリックなエアブリッジなる空洞が空いているため、これによってボンネットが単に長くデカイものではなく、抑揚により分断されることで車両感覚が格段に掴みやすくなっている。
取り回しについては、エンジンと足回りを優先して、慣れるまで我慢だ!くらいに覚悟していたのでかなり予想外な+ポイント。

・ エンジン
止めどない推進力を得て、大手で背中をグッと一気に押される感覚=ターボやSCの、ではなく、あくまで粒の揃った気泡がアクセル開度に呼応するように無数に湧き出てくるようなアナログな良さがある。
また、その強さは正に無限大と思わせる程で、この一点をもって人間の感覚を圧倒する力がある。

・ ハンドリング
過敏過ぎる、、、と一部ではよく言われるハンドリング。
端から見てあの鼻先の長大さをして、それが安定感を欠いていたらと思うと、かなり危惧していた部分ではあったが、結果として全く気にならない。

元々かなりスローに、というか慎重にハンドルを動かす方だが、特にピクピク、ちょこまかと安定を欠くという感触は感じられない。

また、オプションの鍛造ホイールの軽さが効いているのか、かつてのノーマルの鋳造ホイールを履いた試乗車と比べても足回りだけでなく、ハンドリングも格段に安定度を増して良くなったと思う。


・ 458との違い
低くワイドに、、、四つん這いになって手足を目一杯に広げた姿勢の458と比べると、やはりF12は一般的な乗用車のそれゆえ、ビタッーーーと路面に張り付いてコーナリングしていく感覚は薄い。
一方、ではコーナリングでの安定感、安心感が458と比べて低いかといえば全くそんな事はなく、重心が高くトレッドが狭いはずなのに一般道程度でのコーナリングの安心感はF12の方が高いのには驚かされる。
とはいえ、サーキット等の高速領域に持ち込んだ場合には、断然458の方が活き活きしてくることは想像できる。
実際、かなりの高速域になるとF12は少し振られる感覚があるが、それはそれであ〜レーシングカーでなくて、スポーツカーを運転しているんだな!?と感じさせられ、だから次はこうなって、こうやって・・・と予測可能性が担保されたものとしての安心感が逆にある。

ミッドシップというエンジンレイアウトからくる運動性向に、超高性能まで高まった458の運動性能が重なり、どこからどういう風に挙動変化していくのか感覚的に素人には捉えづらい部分があり、雲の上を手探りでいくような所が458を少し遠くの物に感じさせてしまっているのではないかと思う。

・ 満足感の違い
このような違いが今回の満足感が高いポイントではないかと思っている。

というのも、458で少し不満なのが直噴化されたエンジンの影響か、かなり回さないとV8エンジンの音、ビート感の旨味が感じ難くくなっている点。
458は普通に流す程度=一般道で感じる快感度合いが一点集中型で、かつてと比べて少し低い。
458はサーキットを攻めないと旨味を感じにくい車なんじゃないか!?、日常領域でフェラーリの良さを常に味わえるモデルに乗っていたい、というのが今回F12に強く惹かれた一番の理由だ。

その観点から言うと、正にビンゴ!で、F12はその(直噴化されたとはいえ)V12エンジンのビート感(昨今のAMGやアメリカンV8のそれとは違うものの、一般的に言われる絹のような軽さ、、、ではなくそこに芯が通った粒のある感じ)と、足回りの安定感が相まって、日常領域で最もフェラーリの旨味を味わえる車に仕上がっていると言える。

そういう意味で、458はもっともっと辛口でドスの利いた方向へ=スペチアーレの、特にクーペが一番性能の良さを味わうのに合っていて、F12こそはオープンがあっても良いのかなと思う。

とはいえ、一極集中型とはいえあのV8を高回転させたときの音をオープンで聴く快感も捨て難い・・・
どちらにしろ458は純正のマフラー(音)をもう少しどうにかした方がいい!
Posted at 2014/08/20 19:28:49 | F12Berlinetta | クルマ
2014年08月13日 イイね!

Ferrari F12ベルリネッタ納車一ヶ月雑感〜458spiderとの比較も含めて

Ferrari F12ベルリネッタ納車一ヶ月雑感〜458spiderとの比較も含めて今度の地味な方のフェラーリ、F12ベルリネッタはやはり超絶スゴかった!!!
458の倍はしてもイイって思えるくらい満足度は高い。
逆にフェラーリV8は、当初価格的にポルシェターボの競合だったので2000くらいが相当なのを便乗値上げし過ぎただけか!?

期待度を大幅に上回った経験は、初めて911を運転した時以来のもの。
あの時はアクセルペダルを踏み込んだ瞬間、一本のワイヤーで足と車がつながったような機械的一体感に衝撃を受けた。
今回は、かつてのアルピナ並のしなやかさに加えて、適度に筋肉質な芯が通った理想的な足捌きと、加速域の情感豊かなV12エンジン、低速域では有り得ない程ストレスレスな振舞い・・・エンターテイメント感、おもてなし感、全てが想像の2、3歩先を行っている。

740ps、70.3kgmのエンジンは、第三世代マグネティックライド=磁性流体ダンパーの見事な制御と相まって、爆発的加減速とどこまでも優しく路面をなめながら動く極上の質感を生み出している。

額面上同等の性能を持つ車を所有したことはあるが、それらは爆発的加速はあれど、足回りがやはり追いついていなかったり、足回りが追いつくと、今度は加速の刺激感が落ちてしまったり、、、とそれら二つを両立したものは今まで経験したことがない。

今でも街でたまに見かける後部座席に子供を乗せて走る456の優美な姿など、V12には華やかさだけでは語れない色気があるけれど、今度のV12フェラーリたるF12もその運動性能の爆発的魅力と、同時にフォーマルもこなせる二面性には脱帽するしかない。

車は買えば皆自分のが一番!なのは当然、やもすると前の車から宗旨替えしたのを無理庫裏正当化するようなお話が連続してなんかな〜とたまに思う。
別に真っ当に価値観が変化していくのは構わないが、今までのを否定しなくちゃ現在の存在意義を見いだせないのはちょっと違うなと。

そういう意味で今でも乗る458を全く否定する気はない。
458には華やかさがはちきれんばかり、一点集中型の若々しい魅力がいっぱいで、その存在だけで人生を活気づける強い力がある。

一方F12は現実的な荷室容量としては、シートバックが458より使い物にならない、トランクは広いものの日常的に使う場所でもない・・・など、必ずしも実用性が高いとは言えない。
見た目も、美しさで言ったら458の曲線美や355の硬質な固まり感と比べれば、ぱっと見で惹かれる度合いは少し劣るかもしれない。

ただ、普通のスポーツクーペと何ら変わらない乗り降りのし易さや、V8Midのような地べたに這いつくばって前の車のナンバーを下から見上げるような異次元な感覚の無さはプラスに働く面もあって、日常を共にできるV12フェラーリはやはりイイ!と再認識させられた。

この車との一体感(ドイツ車のような機械的な、ものとは少し違う)を味わえば、外車は世間の目等、気負いがあって・・・そんな事はどうでもよくなる。

車は魅力的だけれど、所詮は機械、道具。
どんなに高くても鉄やアルミ、カーボンの集合体でしかない。

だから車の魅力に人間が負けることなど無いと思う。
あるとしたら、その人がそう思ってしまっているのを、他人が端から見て揶揄しているだけだろう。

また松任谷さんのようにお洒落でもないので、服を着るようには車は選ばない。
車と自分、似合ってるかどうか!?そんなの乗ってれば馴染むだろうし、そんな事気にしていたら好きな車には一生乗れない気がする。。。

単純に大好き!!だから人生を共にしたいと思えるのがF12Berlinettaだ.

Posted at 2014/08/13 18:23:19 | トラックバック(0) | F12Berlinetta | クルマ

プロフィール

I'm 9911GT3st. Nice to meet you.
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

愛車一覧

ポルシェ 911 ポルシェ 911
991.1GT3→991.1GT3RS →991.2GT3RS
ランドローバー レンジローバー ランドローバー レンジローバー
Autobiography 2013.3〜 代々乗継いでいるが、先代BMWエンジンモデル ...
フェラーリ 488ピスタ フェラーリ 488ピスタ
フェラーリはエンジンの雰囲気を味わうモノ。 自然吸気エンジンには敵わない。 458の方が ...
フェラーリ F12ベルリネッタ フェラーリ F12ベルリネッタ
2014.7〜 本国発注後2ヶ月ちょっとで納車。 ずっと8ヶ月〜1年と言われた納期に買 ...

過去のブログ

2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation