• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

9911GT3stのブログ一覧

2017年09月03日 イイね!

ヴェラール インプレッションIー200km〜新たな価値の創造Velar ヴェラー!?

ヴェラール インプレッションIー200km〜新たな価値の創造Velar ヴェラー!?結論:
都内使用に絶妙のサイズ、重量の抑制、それと新世代レンジローバーから始まった車体制御の熟成とのマッチングが絶妙.
SUVに求めるもの=ゆったり感と見晴らし・見切りの良さと最新の車としてのキビキビした動きのベストバランスを実現している。

この1年、ジャガーF-pace(閉塞感、突っ張った糸のようなサスに酔う)、レンジローバースポーツSVR(レンジとしては荒すぎ)、マカンターボ(低い、スポーツカー度高過ぎ)、カイエンターボ(ゆったり感がない)、ベンテイガW12(脚は完璧、大きさと外観のみが難)どれも少なからぬ距離を試してきたが、全て帯に短し襷に長し。

これこそが完全解である。

VelarよりVogueやSportsの方がしなやかでレンジローバーっぽいなんて、過去のレンジローバーを知っていればあり得ない。
もはや新世代レンジ(2013〜)はアダプティブダンパーで巨体を人工的に(やや無理矢理に)制御し、固めていく方向にシフトしているのは明らか。
かつての味わい深いしなやかさなど、2,5t+人工制御の前にもはや空前の燈だった。むしろ今回のVelarの方が軽い分、自然な動き=しなやかさが残っていると断言したい。
ファーストエディションの購入層がフェラーリランボアストン12気筒系等4000オーバーのオーナー層だというのも頷ける。

これは下位グレードのSUVなどでは決してない。
実用車は4.8m、高くて1000万がベスト(社会的存在としては新型C3やカクタス、トゥーラン、Vクラスあたりが一番偉い!?)である。それ以上は過剰、無駄。

2017.7月
ランドローバー社、レンジローバーブランドの1シリーズとしてイヴォーク(4.3)とレンジローバースポーツ(4.9)の間=4.8mの絶妙のサイズ感で登場したVelar.

都内ではもはや迷路に迷い込んだアフリカ象のように、デカさを明確な弱点とするレンジローバースポーツとそのロング版といってもいいレンジローバーヴォーグ(=分かりにくい名称だが、要は一番ビッグサイズの昔からあるレンジローバーの最新型)

もはやその巨体は元来レンジローバーが唯一有していた、あのたおやかなドライブフィール、ライドフィールさえも犠牲にし始めているのは悩みどころだった。

だからと言って、一度ランドローバー製の車に足を踏み入れると、いくらポルシェファン、BMWファン、BENZファン・・・であっても乗用車派生のクロカンにはどーしても納得がイカないのが辛いところ。

マカンもX5もベンテイガ・・・もよくできていて文句もないが、それなら911やM3でよくない!?いや、の方が断然いい!

かたやイヴォークはスーパーハンサム!
しかし何ヶ月単位で共にしてみても、2→3ギアのつながりの唸りが我慢の限界領域を超えている。
等々細かいところが、ホンモノ感にあともう0.6歩という、コンセプト自体は飛び抜けているのに惜しいものだった。

そこに革新的なコンセプトを作らせたら随一の英国から、中型の、それも小さめの方(つまり現代の肥大化したEセグメント=4.9m前後の明確に下である4,8!)を狙って出して来たVelar.

ヴェラーと呼んだらヴェラールと直すだとか、初代レンジローバーのコンセプトの仮称だとか、そんなブランディングのためのストーリーが猛烈に陳腐に感じられてしまうほどに、実物は正にイノベーション!新たな価値の創造に成功している。

というのも、小さすぎず、ゆったり感も感じられるギリギリのサイズからくる絶対的な重量の抑制、そこからくる新世代レンジから始まった車体制御の熟成とのマッチングが絶妙だからだ。


ヴォーグは堂々たる出で立ちから、元祖レンジローバーの系譜を感じさせ未だに魅力的だ。
しかし全長5m超え、全幅1.96超え、重量2.5t更に四隅を斜めに切り取ってスタイリッシュに振った弊害が無視できず、都会での日常使いが面倒!

かといって流行のコンパクトSUVはSUV特有の作業車の特権である見晴らしの良さ、見切りの良さ、車内の広々感がほぼ無いため、走り好きとしてはそれならワゴンの方が走りも良いし、潔い!となってしまう。

都内でベンツGクラスが異様に多いのも、そのサイズ感(約4.75-1.85)と真四角で見切りが良く日常使いに極めて適している事が要因だとよく言われる。
旧型に駆け込んでいるのもそこら辺を危惧してだろう。

そのような観点で従来から実用SUVの理想は、全長4.8前半、重量2t未満が必要条件だろうと感じていた。
ヴェラールはこれらの要素を満たし、更にF-paceと明確に違うTheランドローバーの乗り味を(ぎりぎりの線で)実現している。

簡単に言えば、ジャガーF-paceはベントレー(ベンテイガ)、レンジローバーVelarはロールス(カリナン!?)
両車は共にどちらかと言えば乗り心地重視であるものの、芯にあるコシの強さの加減とロールスピードの速さが明確に異なる。
モーグルとスラロームの膝の使い方の違いのようなものか。

アダプティブダンパーの制御はスポーティに振る場合は比較的容易にバランスポイントが見つけられるが、レンジローバーのような弱目のコシのある乗り味の場合、コシ(芯)⇄柔らかさの行き来がかなり難しい。

更にそれが車重2.3〜2.5t級だと、慣性の法則に支配されもはや実現は難しいと感じる。
ベンテイガはそこらへんかなり秀逸。
足回りはシュアでありながらも、コツン!という程度のいなしの次にはしっかりと高速ウェーデルンのように上屋を安定させながらも膝を動かしている。

ベントレーは元来スポーティーを眼目にするブランド故にやり易い面があるだろうが、ランドローバーはより芯を感じさせない乗り味が特徴で、明確にロールス寄りな所がそれを難しくしていた。

そこでランドローバー、レンジローバーの自然かつソフトな動きを残しつつ広々感を実現するべく登場したのがVelarである。

4.803mという全長、1.83t〜2tという車重が全てを決めている。
軽さは七難隠す.

クロカン、SUVにスポーティーさなんて求めない、スポーツカーならいっそ狂ったくらいギンギンの方がイイ!から日常はゆったりと、という向きにはこれしかない。
Posted at 2017/09/07 20:49:02 | LandRover | クルマ
2017年08月08日 イイね!

McLaren 720S試乗

McLaren 720S試乗2017.7月末、本邦初登録のマクラーレンのスーパーシリーズ新型720Sに試乗.

外観:
コンパクト、流麗、端正。
一言で言ってデザインの完成度、オリジナリティが秀逸。

ショールームやモーターショー等室内での印象も悪くなかったが、外で見た方が1.8倍はまとまって見える。
写真写りがかなり悪いタイプ

特にサイドのエアインテーク廃止によるのっぺり感を心配していたが、全く気にならず。素晴らしい!!
飽きのこない機能美に、作り込みの削ぎ落とされた完成度が加わっている。

フェラーリの官能美、ポルシェの機能美・・・のどれとも違うオリジナルの境地へ達していると感じた。
車やブランドを知らない老若男女にも刺さる、一流のデザイン。

内装:
煩くない
ポルシェ等ドイツ勢ほど事務的でもなく、フェラーリほど主張も強くない車好きの走るための空間


走り:

走り出しはMP4-12Cほど柔らかくない。
あれはロールスの96%相当の乗り心地にも拘らず、ポルシェGT3RS並みの鋭さでコーナリングするマジックだったが、720Sのサスペンションは2割くらい締まっているように感じた。

その意味では少なくとも一般道では普通のスポーツカーになった!?と感じる。
ただ失ったものは一つもない。

別に、スポーツカーにロールス並みの乗り心地は不要と考えるし、MP4に驚愕しはしたもののむしろそれはアンバランス感でしかなかったから。

真骨頂:

トラックモードでのコーナリングでの車体の安定感、突き刺さり感=鋭さは前車650Sと比べ30%増し。

30%といえども、ちょっとステージが違うというかレベルは段違い。別物。
650SならGT3系と同等かちょっと上程度で、甲乙付け難いレベルだったが、720Sはもう迷わない。

これ乗ったらもはやポルシェ、その中でも本筋のGT系でさえ不要。
但し、荷室、後席の実用性ではポルシェの圧勝。

そういう意味でポルシェには、GT&Sportsカーとして唯一無二の価値はあると言わざるを得ない。


エンジン&エグゾースト音:


フェラーリV12と比べれば・・・何か音してるの!?というレベルだが、991.2のターボエンジンとは比べものにならない硬質感、最近のフェラーリV8NAと比べても遜色ないレベルの高揚感が備わっている。

スポーツカーの進化はこれ以上は、少し固めてサーキット寄りの味付けにしたり、反対に緩めてGT寄りに味付ける程度しか見込めず、もう先は無いほどの限界領域まで達したのではないか?と思える程の完成度である。
一生物として付き合える。
Posted at 2017/08/08 22:54:47 | McLaren | クルマ
2017年03月20日 イイね!

991GT3RSインプレッション

991GT3RSインプレッション991.2GT3について:
2017.3月初めのジュネーブで早くもデビューを飾った991第二世代GT3.
待望のMT搭載が何よりのニュースである。

第一世代デビュー時、エンジンブローによる産みの苦しみを焼きもきしながら見守った身としては、無事に進化を遂げたGT3の姿はなんとも感慨深い。

あの騒動に巻き込まれた991.1GT3納車組、発注組の方々には勝手に戦友のような感情さえ湧き、3年経った今でも忘れる事はない。

そして今回の991.2GT3.
個人的には(笑)リヤウイングの大きさと取り付け角度がちょっとアンバランスじゃないか?
フロントリップが後付け感満載で991.1型の方がスッキリして見える気がする・・・など小姑の如くうちの子贔屓ではある。

とはいえ、客観的には911Rの後に出してくるんだから飛躍的な進化を遂げているに決まっているだろうと思う。

ただ一つ気になるのは、991.1GT3でも気になったエンジン音の芯の細さが、youtubeで見る限り変わらない点。
https://www.youtube.com/watch?v=XG4xlpLKqNQ

ターボ化したカレラ系しかり、991世代がGT3含めおしなべてどこかターボっぽい味付け、低速トルクの増強と素早い立ち上がりに重きを置きすぎな所が懸念される。

オプションについて:
PCCBは費用対効果でいうと、80万相当ぐらいの価値(コスパはまーまーという事)はあると思う。

一度経験すると、スチールだとエェッーー!止まらない?ってくらい踏み出しの感覚が違いびっくりするが、やもすればPCCBはかっくんになるぐらい良く効くので、少なくとも素人が自然な感覚で踏むならスチールでも何の問題もないと思う。
金が余ってたら付ける、そんな感覚で良い。別に大して偉くない。

フロントリフトは功罪あるかもしれないが、はっきり言って安心感、どこにでも行ける万能感のため都会では必須。

スポーツクロノは街乗りでは時計が邪魔、ギミックでしかない。
何の機能的変化もないGT3、GT3RSではサーキット行かないなら全く不要。

991GT3RSインプレッション
エンジン:
早々に慣らし運転を終え、エンジンは益々芯が出てきて待ち望んでいたフィーリングに近い。

それは噛み付いてくるような荒々しさで、普段とことんジェントルな振る舞いを見せる点を評価するとしても、911であるからには根底にこれを備える所が一番嬉しい。

個体差かもしれないが、前車991.1GT3では回転の上下の最後が少しぐすっとした林檎のような感触があり快感爆発!とまでいけない所が気になっていた。

一体感:
991.1GT3に乗った際フロントフェンダーを手足で掴んでコントロールし切る、911独特の動態感覚が少し希薄になってしまったのか!?と感じた。

991世代からホイールベースの長大化等全面的な改良が行われた事によるのか、手足でフロントタイヤ付近を、尻でリアエンジンの位置や動きを感じ取る一体感が薄くなってしまったのか・・・と。

991GT3RSではこの点が戻ってきている。

ステアリング単体の改良なのか、エンジンやシャーシの改良も相まってのものなのかは分からないがとにかく「911に乗る」という快感が戻ってきたのが一番の収穫である。

991.1GT3と991GT3RS、これら快感の点において全くの別物だと思う。
991.1GT3はどこかストイックに振り切るのを避けている所があったように思う。
本来GT3でストイック、GT3RSでエキセントリックぐらいでちょうどいい。

991GT3RSはストイックさを全面には出さないものの確実に備えている。

ただまだ脂が乗り切った状態でないので答えは出せないが、エンジンはまだ改良の余地はあるはず。
この乗用車志向な!?シャーシが原因なのか、991世代911は総じてベンツと似通っていなくもない。

ポルシェのアイコンである911、もはやブランド化されたそれを求める客はカイエンやパナメーラをポルシェと思って買う人達であるとすれば、それはマーケティングとして正解ではあるけれど。

ブランド好きが、高価格乗用車の(完成系)ベンツに飽き足らずもうちょっとワカってる風のブランドとしてポルシェに白羽の矢を立てたのに応えたのがカイエンだろう。


その代替として911を位置付けるとしたら、もはやポルシェに乗る意味はない。
早々に991Rの様な車をメインに据える方向へシフトしないと、何年か後のポルシェは意外と危ういんじゃないかとさえ思う。
mclarenの足音はもうすぐ後ろまで迫っている。

Posted at 2017/03/20 16:20:01 | 991GT3 | クルマ
2017年03月18日 イイね!

GT3RS等、役もの系ポルシェ生産枠の謎〜正規ディーラーの思惑とは〜

GT3RS等、役もの系ポルシェ生産枠の謎〜正規ディーラーの思惑とは〜巷ではまるで都市伝説のように、ポルシェの限定車(ボクスターspider,GT3RS等、生産期間が短く事実上限定生産含む)を手に入れるには〜台以上お買い上げ!のお得意さんとして向こうから声がかからないとダメだとか、一見客がデポジットを入金しても恣意的に選別された限られた客以外買えないだとか・・・の噂がひしめいている。

それは「私は知っている!」という情報のみが先走り、その実態は闇の中という怪しげな商売と似ている。

結論から言えば、物知り顔で断定している誰か、その人こそが偽物という事である。
何故なら少なくとも国内全ディーラーごとに選別方式は千差万別であるばかりか、1ディーラー内でさえ一貫した方式が用いられているかは甚だ疑問だからだ。
私が知人に聞かれたら、その答えは正直分からない、どれが正解か断定はできない!としか答えようがない。

何故なら、その渦中にいた自分自身結局どれが行われているのか最後まで特定に至らなかったからだ。
ただし、少なくともこれらの内のどれかは採用されている事は消去法で断定することはできる。

遠からぬ関係にあるポルシェジャパン、ポルシェ販社それぞれの最有力幹部との直接の話をつなぎ合わせてみても、どれもどこかにトリック(商売上のごまかし)が無ければ辻褄が合わない話に終始した。

商売は嘘も方便なので、彼らがそのような対応をすること自体に問題はないと思っている。

しかし別に謎解きがしたくてポルシェを購入している訳ではないので、こういうトリックに付き合わされる事自体が時間の無駄なのである。

ヤクモノポルシェ入手への道は謎・嘘・裏切り・欺瞞・・・を覚悟し、一歩引いたスタンスで淡々と攻略していくしかない。我慢比べである。

何台何十年乗り継いでも、既得権益を手にいれた様な気分にはなれないし、そういう意味では極めて謎で逆に言えば公平とも言える市場がそこには広がっている。

勿論直近の買い替え台数がやけに豊富で、販社にとってもオイシイお布施対象者として枠を入手できるケースもあれば、逆に初ポルシェであっても紹介元や属性から潜在的な有望顧客と認定される場合もある。
ただ、それらを判断しているのは各営業であり、またその上司でしかない。つまりそこには各個人の裁量的判断が必ず働いているという点を見過ごすと判断を誤ることになる。

営業マンは車を売る人であり、残念ながらすべての営業マンが車ライフパートナーとなって一緒に生産枠を拾って来てくれる訳ではないということである。

要は人、それも利害を共にできる人を探した上で、あとは運に身を任せるしか方法はない。

運に任せるしかないのは、フェラーリの生産台数制限による中古車市場の統制、既存顧客の買い替え促進は割と合理的な施策で効果的だが、ポルシェの限定生産や生産枠割り当てのポリシーはさほど合理的な理由が見い出せず、理詰めで作戦を練ってもうまくは行かないからである。

Posted at 2017/03/19 21:13:24 | 991GT3 | クルマ
2017年02月17日 イイね!

Ferrari 812 Superfast(F12M)

Ferrari 812 Superfast(F12M) 4657mm 1971mm 1276mm 
1525kg
800馬力

フロントはJaguar F-type似・・・
オーナー目線からの期待値比68〜74% 
少しいじった美人
F12自体分かりやすい美形ではなかった所を順当に修正してきた感がある。

F12TDFの方が俄然そそられるが、恐らく乗ればかなり良いはず。
Posted at 2017/02/19 13:14:05 | F12Berlinetta | クルマ

プロフィール

I'm 9911GT3st. Nice to meet you.
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

ポルシェ 911 ポルシェ 911
991.1GT3→991.1GT3RS →991.2GT3RS
ランドローバー レンジローバー ランドローバー レンジローバー
Autobiography 2013.3〜 代々乗継いでいるが、先代BMWエンジンモデル ...
フェラーリ 488ピスタ フェラーリ 488ピスタ
フェラーリはエンジンの雰囲気を味わうモノ。 自然吸気エンジンには敵わない。 458の方が ...
フェラーリ F12ベルリネッタ フェラーリ F12ベルリネッタ
2014.7〜 本国発注後2ヶ月ちょっとで納車。 ずっと8ヶ月〜1年と言われた納期に買 ...

過去のブログ

2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation