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9911GT3stのブログ一覧

2014年12月31日 イイね!

CGTV【BS朝日 2014年12月17日放送】#1461 「ベスト「911」は特定できるのか ポルシェ選びは難しい 」

CGTV【BS朝日 2014年12月17日放送】#1461 「ベスト「911」は特定できるのか ポルシェ選びは難しい 」カーグラフィックTV【2014年12月17日放送】 #1461
「ベスト「911」は特定できるのか」

登場車種:Porsche 911 Carrera,911Carrera 4,911 GT3他

評価: ☆☆☆☆☆  3度見      *
感想:
田辺さん、松任谷さんのコメントが入る事でカーグラフィックの雑誌記事より断然楽しめる内容になっていた。
でも松任谷さん、田辺さん991GT3へのコメント渋いな〜

性能は高いけれど刺激度や危うさは無い(田辺さん)、エンジンの高揚感の大半は「音」(松任谷さん)=演出ではないか?・・・って事でしょ。
八木さん、「そこの所プラスマイナスあったと思っていて・・・」って、その−!の内実が一番大事な所なのに!

そもそもオプション選択諸々によって、あらゆるパターンの911が選択可能というのは単に的が絞りきれていないだけ。
何パターンも作らなくても、一本筋の通った「911像」が定まれば顧客は付いてくるはず。

顧客に媚び売ってる内に911とはこういうモノだ!という核がぼやけてしまったんじゃないか、。

恐らくMetzgerエンジン載せてくるホンモノのGT3=991GT3RSのMTを密かに抑えちゃうんだろうな〜もはや911なんて眼中にナイ!?からケイマンR(GT4?)か、、、松任谷さん。

918spiderは余っているのを勧められる程人気がいまいちだったが、正規で15~30台とも言われる991GT3RSはそれ以上の争奪戦になることは必至。MT搭載モデルともなれば尚更。

この11年の間、ENGINEと並び一番頻繁に手に取ったオートカーが休刊となれば、カーグラフィックも白鳥の水かきの如く、、、が予想される。
ムックと比べるのも酷だけれど「別冊 水野和敏」の倍の価格じゃ
余程の読み応えがないと、、、。
水野氏を信奉はしていないが、とにかく読み応え充分だった。
年末年始のお供にぴったり。

次回放送予定 :
【2014年12月24日放送】 #1462
「パリ・サロン回顧録 80&90年代の"新型車」

登場車種:Ferrari Testarossa,Renault Super 5,Porsche Boxster他

* 評価基準

☆     閲覧回避  (基本的に無い)
☆☆    閲覧後削除 (再放送等)
☆☆☆   即HDD倉庫へ (展覧会取材等)
☆☆☆☆  2度見
☆☆☆☆☆ 3度見

☆☆☆☆☆★殿堂入り
Posted at 2014/12/31 14:59:12 | CGTV | 日記
2014年12月27日 イイね!

パナメーラからのセダン再考

パナメーラからのセダン再考マカンはポルシェらしさを纏った初めてのSUVとして期待以上の出来だった。

マカンが良く出来ているならもしかしてより背の低いパナメーラもまさか!?、、、良く出来てたりするなんてこともある?と期待が膨らむ。

常々やはり車の基本形=車高が低く運転も楽しいセダンはやはり外せないとも考えている。
そこでドイツ御三家、イギリスジャガー=カンパニーカー以外のセダンだったらと考えてみた。

・ ポルシェ パナメーラ 
− 何年見続けてもポルシェには見えないフロントマスク
   ポルシェという以前に生理的に受けつけられるのか微妙なボ
     ディシェイプ
     ポルシェで4ドアは許されるのか!?自問自答。

+ ハンドリング・脚回りがスポーツカー好きにも自然で納得のいく
  ものになっているとも聞くので興味有り。
  動力性能がポルシェ911並みとも聞く優秀さ?
    フルサイズにしては4900台止まりのコンパクトさ。
    ポルシェをPHVで乗るという興味

・ アストンマーティン ラピード  
+  とにかくかっこいい
     後部座席の狭さ含め、実用性がギリギリな所も好き。実用性の
     名の下だらし無いまでに下品さを垂れ流す和製ミニバンの対極の
   スマートさ。

−   ボンネットの先が見えない、ウエストラインの閉塞感
   エンジンが眠い、動きも重心が低くはない感じ。
   総じて動的満足度はいまいちな所。

・ ベントレー フライングスパー 
+ 高級車を作らせたら右に出る者の居ないイギリス製であるという
    点
    独特のゆったりしたリズム、匂いを醸し出してくれる点
− ドイツの血が入ってどこまで色が薄まったかの懸念
 5500強のサイズまでは不要
 どこまでいっても新興成金の匂いが払拭できない所
 ミュルザンヌとは比べようもない血筋の劣等

・ ベントレー ミュルザンヌ 
+ とにかく純正ベントレー6.75Lエンジン
  絶妙なクラシック加減の外観、内装
 
−  ファントム含め見るのは中小零細企業オーナーばかり、&車 オ
  タク?実際周りの大企業オーナーはどこも乗らない。
  富裕層っぽくみえたい人達の車という認識、本物は避ける。
    少なくとも現行は都内ではそういう位置づけの車である所。
    
    親戚、仕事関係・・・保守的な世界で相手にされるものではな
  い。。。けれどオタク的には猛烈に魅力的!

・ テスラ モデルS  
+ 新時代の乗り物
  乗り味、加速、、、全てが驚嘆の域にあること
−  納期が見えない
    電化製品のように、唐突に予約金の納入を促す所にびっくり=そ
    りゃ自分より足りない知識のディーラーマンから無駄に説明され
 るくだりは不要とはいえ、そんなドライな!
    モデルXも面白そう

・ マセラッティ クワトロポルテ  

+ ドイツ車でもイギリス車でもない点、色気。
−   新型2013~は普通のドイツ車っぽくなってしまった点
  旧型のエンジン、ギアボックス、排気音全てがぶっ飛んだ感じを
    思い出すと、新型は何の魅力もなく感じてしまう所。

  無くなってから無性に惹かれる旧型こそ、今あったら欲しいくら
     い。街で見かけるととにかく嬉しい。

・ 結論

くるまの基本形というこで古典的なセダンが欲しいとは思うものの、テスラ以外は結局一長一短。テスラでさえ見晴らしの良さは望めない。

一番のネックはピープルムーバーとしての取り回しの楽さやプライベート感の欠如への懸念。

なんやかんやで結局SUVになってしまう。特にニューカマーSUVには興味がある。
それらの出自が、車の本質とは少し遠い所のブランド商売の延長であり、主なマーケットは新興成金向けとは分かっていても。

候補:
・ポルシェ小型SUV マカン〜カイエンよりは賢いファミリーに見えるか!?
・ベントレーSUV〜高いのだから成金仕様だろうがなんだろうが、それなりの味付けを期待したい。

・マセラッティSUV レヴァンテ 〜マセラッティはあんなカッコいいのに何故かマイナーな存在で有り続けている(売れてない)。そこが好印象。


セダンに拘らなければ、現実的にはC4 ピカソ、近いうちに出て来るC4カクタス、プジョー5008が現状一番魅力的に映る。
Posted at 2014/12/27 16:10:00 | 991GT3 | クルマ
2014年12月11日 イイね!

AUTOCAR JAPAN Jan.15’「ポルシェ 991GT3 国内初試乗」について

AUTOCAR JAPAN Jan.15’「ポルシェ 991GT3 国内初試乗」について ・「991GT3国内初試乗、インプレッション揃い踏み」
オーナーとしてあまたの雑誌・Web媒体大変興味深く読ませて貰った。
が、ま〜初めから結論が分ってしまう論調が大半で、プロに求める辛口の指摘はたったの1つAUTOCARの上記記事しかなかった。
次点は911DAYS.
だが低速官能が無いという単なる事実だけでなく、何故そうしたのか、その原因の分析が無いと単なる事実の羅列に過ぎない。
CGも同じ。詳細な計測テストの結果、、、は素晴らしいけれど、「だから何なのよ!」って所まで踏み込んでくれないと宝の持ち腐れだよ!
これらはかなり良い方で、他は全て「ハイハイ秒速斜め読みで内容完全に把握できます、カタログに書かれてる内容をなぞっただけね」な内容。

少なくとも1つはその車の欠点・煮詰めきれていない箇所・原因を指摘しているか、欠点が万が一1つも見当たらない場合はその完成度をきっちりと説明し切っているかが批評記事の最低限の条件だと思う。

991GT3については、素人としては僅かだが釈然としない部分*もあるにはあって、そこの部分をどう分析するのか気鋭の論客沢村氏のインプレッションを是非聞いてみたいと思っていた所のAUTOCARの記事。

電子制御てんこ盛りの991GT3だから、その発端を作った堕落の原点である997(RS除く)をあれだけけちょんけちょんに言ってきた沢村氏ならばやはり厳しい評価だろうな・・・とは覚悟しつつ。

一方で、991世代は997で陥った奈落の底からの再出発として新たなステージに入ったとも言える。
新生911つまり、電子制御を我のものとして、それを自然な形でドライビングに馴染ませる方向へシフトしていく事、それが少なくともGT3では一部結実している!とも感じ取れたのでこれをどう加味して評価するのかに大変興味があり、首を長くして沢村氏のAUTOCARへの寄稿を待っていた。

・ 「991GT3への期待」

エンジンの直噴化に電子制御ダンパーの採用等スポーツカーの禁じ手に手を染めた初めての世代が997である。

あれだけ軟弱化したといわれた996でさえ、997と比べればまだまだ素手で操る感覚を多分に残していたし、997のそれとは比べ物にならない純度を備えていた。

昨今のポルシェの変節=カイエンユーザー向けポルシェ?それは何を差し置いても997世代(RS除く)を置いて他は無いだろう。

991世代はその流れの延長線上にある事は確かだが、997をどれだけまともな方向に修正してきているか?が評価のポイントであると考えている。

名誉挽回なるか!GT3の復活を待っていた。

・「沢村氏のAUTOCARでの991GT3の批評記事について」

今回の991GT3はエンジンよりも、脚回りやボディ剛性により感銘を受けた事は確かだ。

そういう観点から沢村氏の脚回りの評価については概ね理解できるものだった。
コーナリングで負荷をかけた時に魔法のように進んで行くある種のヴァーチャル感の根拠が理論立てて丁寧に書いてある。

ただエンジンのセルシオ化!?については、、、半分分かるようで、半分は読んだ時点では保留。。。

996世代のそれと比較して、がわが厚くエンジンと右足との直結感は40%減という印象は受けたものの、右足に対する反応感度が恣意的だとはそんなに感じはしなかった。

エンジンについては右足と一体化して回転を上げ下げする情感がドライだな?=これが新世代911か!とは感じたが、それがやる気をすっかりげんなりさせる程には達していないのも事実だった。

とはいえ、991GT3で釈然としない部分*も僅かながら存在した。
それは驚愕の域を超えた超高速コーナリングを冷静に「素晴らしい完成度だ!」と客観的に見ている自分。
完成度とかとやかく言う前につい前のめりになって魅了されてしまうかつての情感、、、それが少しだけ薄い事。エンジンのジリジリ感が無い!

もっともっと近くに来てくれ!と感じはしたが、それはこれから距離を走り込み慣れていく過程で達成できるのでは?と今でも期待はしている。

そして先日じっくりと右画面をトルク表示にして再度乗ってみた。
残念ながら沢村氏の指摘は正しかった。

やけにトルクのツキが良い(というより分厚い)な!とは思ってはいたが、ツキというより全体としてボワッと多めの出力特性を有していた、、、のか。

これを昨今のダウンサイジングターボエンジンと変わらないとまで言い切ってしまうのには未だ少し抵抗があるが、間違いなく純スポーツカーとしては何ら嬉しくない難点と言って良い。

ただそういった小さくない難点が覆い隠されてしまう程に、991GT3は全体としては超高速コーナリングマシンとして人を圧倒する総合力(それはまやかしや雰囲気、ではなく)を備えてはいると思う。

これら旦那志向なトルク特性を少しでも噛ませることで何か991GT3が得たものはあるのか?
たとえ991GT3が沢村氏の言うように一番高いの持ってこい!の旦那向けGT3だと仮にしても、ターボを買うのとは違うのだからGT3ユーザーがそんな志向を歓迎するとは思えないのだが・・・ましてやよく分らないGTSってのだってあるんだから。

要は今回の991GT3はGTS-Sみたい!って結論で、最大限オトナな表現に留めているものの沢村氏のお眼鏡には到底敵わなかったということだろう。

恐らく997の時の様ように、後になって考えれば991GT3RSがあったから(991GT3はストイックでなかった)だろう〜的な結論になるのか?
でも実はこのRSがあるから⇒GT3はヤワくてイイって、論理的には特に説明になってない。
あと、一番高い「自然吸気の」911持ってこい!って(笑)、それちょっと可笑しいでしょ。
旦那様はそんな細かい指示ださないぜ。

そこんとこの論理的破綻はあえて微妙にずらして書いているのも分っているが、こーなったら991GT3RS買ってやるぜ!!って気にもなってくる。
それでまた結果がダメだったら、PDKのみだったから旦那向けRSって呼ばれるのか?

何はともあれ、今回の991GT3は行き着く所までいった気がする。
この先にスポーツカーの未来は存在するのか?
エンジン・脚回り・・・この方向性の「次」はもう無いのではないか。。。限界まで来た気もする。
残されているとすれば、いかにヴァーチャルをよりリアル化していくかという作業ぐらいか。
ただそれは本末転倒な作業とも言える。
Posted at 2014/12/11 16:01:12 | 991GT3 | クルマ
2014年11月26日 イイね!

フェラーリ乗りの足ぐるま〜その弐 試乗の結果買わなかった理由 ギブリ、アルピナ、S3でもなく、、、

フェラーリ乗りの足ぐるま〜その弐 試乗の結果買わなかった理由 ギブリ、アルピナ、S3でもなく、、、経緯〜 
ポルシェ911は小回りも利き、最低限の荷物も載るため最も優れた足車。
都内街乗りでストレスは皆無、荷室もIKEA以外普通の買い物にも困らない。

都会では911多過ぎて無視されるのも◎.          以上GT3も同様
              ⇒嬉々と乗ってるセレブ!?ママさん残念!
しかしGT3がリコールによる納期遅延のため急遽足車(=日常使う本命クルマ)を検討。
足車の条件:
①ブランド物に興味は無いため、マーケティング会社が多々運営するお洒落風和食店みたいな類いの車は絶対にNG
②都内の狭いパーキング、小道をストレス無く使えること
③真っ当一本槍!みたいなのも無し

以下では基本的に興味を持った=10ベストの中で、あえて買わなかった悪い点だけを述べるため、かなり辛口な表現になっている。

結論〜

どれも帯に短し、襷に長し・・・で買うに至らず。
理由:
最近の1000万前後の車選びは難しい
車の基幹性能からすれば、パワー含め300ps少し、つまり600万くらい出せば一通り完成された品質の車が手に入るのに、その金額まで出してまで手に入れたい「+α」が見えにくい価格帯になってしまったから

600万以上は結局「暖簾代」かそのメーカー独自の「味付け」にいくら価値を見いだせるかの領域。

今や1000~2300万近辺の車は、一部を除き一番マーケティング色が強いものがラインナップされがちなため高い割にビミョーな範囲かなとも思わされた試乗の連続だった。

以前と違い、1000万円台の入魂の一作が無くなってきていることこそ由々しき事態だと思う。
ここ15年弱ニューリッチ向けのブランドカーの隆盛によってまともな極めて良く出来たくるまが1000万円台で少なくなった!気がする。。。
高価格車マーケットに2000万前後のいわゆるニューリッチ向けハイブランドカー=DB9、カリフォルニア、ベントレーコンチネンタルGT、ゴースト、ガヤルド、、、が割って入った事で高級車市場が1000万かさ上げされ、結果として1000万台が格下のような位置づけになったことで、そこそこのデキの車ゾーンになってしまったのだろうか?

アウディS3:未試乗

2013年末の雑誌やらで評論家の皆さん大褒めだったので、逆に冷めてしまったからか?試乗に至らず。
本当の所、アウディはカンパニーカーのイメージなので日常の相棒としては味気ないかなと。
ただアウディの洗練された外観は街を引き締める
自分が乗るには少しスマート過ぎるけれど、レクサスが全て消滅して全てアウディになったらい〜なと思う。東京の街並ももっと洗練されたものになるだろうから。
レクサスはお涙頂戴が念仏を唱えながら走っているようなもの.対してアウディは自律したオトナの社会のクルマだ。

アルピナD3:試乗(B3含めの評価)

これまた自動車好きを自認する方々には大好評。
乗ったら加減速、ブレーキタッチ等かなり良いのだが、絶賛モノでこの味はアルピナしかない!程かといえばそれほどでも・・・
アルピナに求めるパンチと切れ味がない?!アルピナってこんな平凡だった!?昔はエンジンのふけ上がり・タイヤの一転がりが上品だな〜と感じたのに。

フェラーリはおろかベントレーやロールス並みの希少性に酔える上、独特の品があることは確かだ。
そういう意味でいまや一番のブランドカーではないか。クルマ好きよりブランド好きが目につくようになった気がする。

レクサスのようにまだ形にさえなっていないブランド戦略が、車好きの間ではしばしば槍玉にあげられる。
かつて300~700万で作れていた品質の物を、よくも名前と店構えちょっといじっただけで倍の値札付けてだせるな!と。バカにしてるのかと!

がしかし、本当に上手いブランド戦略とはアルピナやルノーのように巧妙で、槍玉にあげる隙さえ見せないものを実は指すのではないか?

マセラッテイ ギブリS:試乗 

この中では買う寸前まで残った候補No.1!
ただ魅惑的なエンジン排気音含め、少しマーケティング色が濃過ぎるのではと感じた。
先代QPのごとく、荒削りでも自分たちが考えるセダンとはこういうものだ!というイタリア人の心意気を見てみたいというのがイタリアンセダンを買う動機の主たるもの。
ドイツ車とも張り合える!とか要らない。エンジンが裸で走ってる!みたいなエキゾチック感満点なのを期待したい。

メルセデスベンツ 新型(2014.5〜)Cクラス:試乗

まずは新型が出る前だったので、どうせなら!と珠玉のC63の自然吸気エンジンを試した。
全く響かず!!
車体剛性が10年以上前のワナワナ系だし、それを味付けに転化させる程の技量も見受けられず。ほぼ買うつもりで乗ったのでかなりガッカリ。。。かつてみたいな脚回りのコシというか、得体の知れない魔法感がない。
あのインテリアの貧弱さ(立て付け、質感、デザインセンス全て)は、走りさえ良ければ我慢できるかもしれないが、それもないとなると余計に粗が目立つ。

新型Cクラスは珍しく、ENGINE、オートカー、カーグラフィックTV揃い踏みで「△△△熟成不足」の評価のため、試乗から足が遠のく。
実際のオーナーの話が聞きたい所だが、クルマ好きが少ないのか全くレポートがない。
ってより半世紀以上&何世代をも跨ぐオーナーに対して、自分から試乗車も持ってこない!のはいかがなものか、ヤナセシュテルン問わず。
最近の営業マンは社用車志向でまったくなってない。かつていた「THE営業」という、骨のあるご用聞きの如く痒い所に手の届く営業マンはもう皆引退。。。なのが寂しい。

ボルボ V60(マツダアクセラのディーゼルでも可):未試乗

ずっと試乗してみたいと強く思っていたのに、あれだけ各方面、信頼度の高い論評で絶賛されれば、素晴らしいデキに決まっているので、それで乗った気になってしまい結局未だ試乗ならず。

1つだけ気がかりなのは、周りの30年来?のオールドボルボファンはあの形に一瞥もくれない雰囲気なので、無国籍ボルボの選択が彼を裏切る、、、というか内心白い目で見られそうな所。

プジョー 508:留保
知り合いが607を大切に乗っているので、あえて同じのにしなくても、、、という事で試乗留保。
プジョー乗りは結構プジョー一筋な人が多い気がする.

シトロエン C5:試乗

今となっては短命だったC6を確保しておくべきだった、、、と思っている。
乗り味、雰囲気は合格点なのは既に知っている。
C5はマイナー前の顔の方が好きだけれど、最後のハイドロになるなら買うことは決まっているので気楽に試乗。
どこにも華飾な所がないのに、豊かな気分・生活感を味わえるのが(特に日本車にない)シトロエンの魅力。だからDSシリーズより通常のCシリーズの方がより好き。
Cシリーズのアッパーモデルを充実させて貰いたい。

マセラッテイ グランツーリズモ MC〜:試乗

今や古典的な部類に入る名車。
元々外観は完璧と思っている。
更に今回乗って脚回りもエンジンもミッションも確実に進化していて、いいな〜と感じた。
爆発的とまでは言えない、ちょうどいいパワー感も好印象。
選択しなかった理由は見当たらない。単にタイミング。
いつまでも今まで通りあまり売れず?、マイナーな存在ですれないでいて欲しい。

アストンマーティン V8Vantage、DB9、 DBS :全て試乗

ここら辺は以前から幾度となく体験済み。
毎回期待して臨むものの、乗り込んで以降心に響く所が皆無で引き返すことになる。
理由を挙げれば第一にエンジンに味がないこと②脚回りも仮に優秀だとしても、それだけで味がないこと③重心が高くスポーツカー風の外観と、レクサスをただ締め上げただけみたいな=重厚感もなければ、俊敏性の基礎も出来ていない走りは全くちぐはぐ。

世の中では大っぴらには言われないが、この世代のアストンこそプレミアオートモーティヴグループの名残を色濃く残したフォードのブランド戦略の置き土産ではないか。
年月を経て世間が忘れかけた隙に、車体の造りからエンジンまで生粋の!みたいな振りしてるけれど。
2016からの~VHプラットフォームだけで引張った現行の次の、新世代アストンに期待したい。
AMGとの提携も英独の絶妙のカップルになる可能性もあると期待大

ベントレー コンチネンタルGT:試乗

新型が出たばかりに乗った。
基本的に見向きもしない種類の車だけれど、ミュルザンヌの試乗の機会に一緒に乗ってみたら、これはこれで売れる訳が分かった。

ドイツの真面目さとイギリスの漢らしさがうまく混ざっていて、ちゃんと味になっている。
意外やかすれたハスキーボイスで唄い上げるエンジンがその内実VW製W12だとしても、無駄のないその回転フィールとボディ剛性のマッチングは色気さえ醸し出す。
ただV8でなくても、少しドイツ色が強い。
もう少しイギリス流の一徹な雰囲気が出てくれば魅力が増すと思う。

ただマーケティング上、車に興味の薄い小金持をターゲットにしたいのだから分かり易いイイ物感=ドイツ臭をこれ以上弱める訳にもいかないのだろう。
ミュルザンヌクーペ?それもかなりショート版のを早く出して欲しい。コンチネンタルTの復活を!
Posted at 2014/11/26 00:27:14 | 458spider | クルマ
2014年11月20日 イイね!

マカンデビュ〜GT3乗りからみたMacanMACAN?

マカンデビュ〜GT3乗りからみたMacanMACAN?





・一言インプレッション

①くるまに乗ってここまで車の存在(揺れ方、加減速のつっぱり感諸々)・運転していることに無頓着でいられた車はかつてない。
②無駄が無い、無理がない。でも総じて味が薄い。
③完成度は高く価値はある。

④天才ではないが、秀才の領域ではある。
⑤1000万前後の車の中で日常遣いを考えた場合、これを選択するかもしれない。。。近々に試乗して吟味したギブリ、B3・D3、C63(絶版)よりはこちら。一長一短あるイヴォークと改めて迷う。

以下詳細

・「マカンがカイエンより格下!?」
そんな事は絶対ない.
それは車をブランド物としか見れない連中の根拠の無い戯言。

ポルシェの心髄はその類いまれなスポーツ性能にある。
それは肥大化した図体や、見切りの悪いドライビングポジションからは発揮されない。
だからポルシェは軽くて小さい程エラい!、、、と思う(MRかRRとか色々他にも諸事情あるが)。

そういう観点でポルシェ初の小型SUVマカンには期待大!と共に、かつてのカイエンの時のようになんじゃこりゃ!?ポルシェでも何でもねぇ!とならないか一抹の不安があり興味津々だった。

・「初めて見た印象」〜あっさり.良い意味で薄い印象。上品
一瞬カイエンかと見間違い通り過ぎてしまう程、フロントはカイエンの新型?的で、新しい印象は無い。
とはいえ、若干引き締まった印象のマスクはすっきりしていて、嫌みの全くない点が好印象。
街で頻繁に見かけるQ5は外観がスマートで、そこが逆に「センス良いだろっ!」ってグイグイ来られてるようでちょっと引いてしまうので、その点でマカンはカイエン程芋臭くもなく、アウディ程都会洗練見せつけ派でもなく、上品。

次に後ろ、横、下、中、、、とじっくり検分しても、どこも鼻につくようなところが無い。
そう思って契約者達を見渡せば、どことなく爽やか!
カイエンの際たまに、、、というか頻繁に見かけた10年後には潰れてそうな会社の青年実業家と夜の街で拾ってきたようなお姉さんの組み合わせは皆無。

・「初ドライブの印象」〜外観と同じくあっさり.欠点がない
エルクテスト云々や後輪ブレーキの件も頭にいれつつ、車の動きを注意深く観察してみる。
まず一番安心したのは、デカイものを無理矢理に矯正制御したような無理な動きがなかったこと。
初代カイエンではそれが(というより他もちぐはぐしかなかったが)一番残念で致命的な欠点だと感じたから。

次に、エンジンだが良くも悪くも印象が薄い、、、というか無い
スーっとあっという間に速度が乗るのでその点で不満はまったく無いのだが、ポルシェ乗ってるぞ!って感覚では決してない。

その観点では車の存在を全く忘れさせてくれる、ある意味究極のピープルムーバーだと評価できる。
おそらく機械精度、車重とパワー、車高、脚回り全てがよくバランスしている証拠だろう。

・「総括」
ポルシェが作るピープルムーバー=SUV
買う人達は「ポルシェ(ブランド)が欲しい人」ではなく「良く出来た車が欲しい」層が多い気がした。
カイエンは元来こういう車にしたかったのに、急ごしらえと見栄えのためにデカくせざるを得なかったのだろう。

脚回りやエンジン回転上昇の緻密さ等、もう少しスポーツに振ったらもしかしたらポルシェ感が出て来るかもしれないのでGTSにも期待したい。

もちろん荷室や後部座席の狭さを指摘して、所詮ブランドに惹かれただけだろうと言う人もいるだろうが、あの走行性能をみるとこの大きさ、形状が大きな物をスムーズに走らせるのに効いているのは確か。

くるまに乗ってここまで車の存在(揺れ方、加減速のつっぱり感諸々)、運転していることに無頓着でいられた車はかつてない。
無駄が無い、無理がない。味が薄い。

ただよく同じように言われるセルシオ周辺とは違う。
あれはそんな言われてる程精度高くない(特に最終期)し、薄味なのは出す味がないから。

ポルシェは意図的に?京味?にしている感がなくもない。。。
脚回りとかよく煮詰めてある

・「空虚感の元、SUVに求められる味」
総じてかなり好印象。なのに何故か空虚な印象が付いて回るところだけが難点か。
ドイツメーカーの作るSUVとしてはこれが最高峰、あとは味を求めるのならイギリス製(の感性まで織り込んだ機械作りのオタクさには一日の長がある)に限る、、、という事かもしれない。

背の高い乗り物でスポーツ性能を究めるって命題自体は無理のあるものだが、そこを数式を解き明かすかのようにポルシェは理論で答えを出してみせた所は立派だと思う。
ただ、背の高いもの=目線の高さ、空間の広さとマッチする「雰囲気」=味は理論で解き出された類いのものではない、って所が空虚感の原因の1つではないかと思う。

X5なんてどちらもいい意味で適当に味付けしてきて、ま〜いいとこ取りしてる!とも思う。さすがはドイツのイタリア人とも言われるバイエルン。

どこまでも一徹な真面目さを、無理な難題に挑ませちゃった事で少し(雰囲気的に)ちぐはぐな結果になってしまったという感じがした。
別につまらない優等生タイプって訳ではない、秀才の領域まではきちんと突き抜けてるから価値は高いと思う。
あとは好みの問題。
Posted at 2014/11/20 00:27:18 | 991GT3 | クルマ

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