
10月はブログを2回更新しただけで、月末に(>_<)…
相変わらず、プライベートがバタバタしております
そんななかでも、鮮度が重要な案件を
すでに1週間すぎていますが…
先週試乗しましたルーテシア5について…
ってことで、少し早めに試乗する機会をいただいたので
グレードは『インテンス テックパック』

ボディーカラーは私好みの『ブルー セラドン』
以前のブログで触れましたが、日本にやってくるボディーカラーは本国の10色の内の半分の5色…
『インテンス テックパック』とは、本国では存在しないグレードで
本国の『インテンス』グレードをフルオプションぐらいに豪華にした仕様
日本で発売するテックパック下のグレード『インテンス』も、本国の本来のインテンスよりかなりオプションを増している状態です
日本では、インテリアカラーがボディカラーに合わせて2種(ホワイト系とブラック系)

本国では、パーソナルカラーパックオプションとして他数種類用意されています
この車両は、ドアのインナーやダッシュパッドにホワイトのパネルが着き新鮮で明るい印象
本国ではオプション扱いとなる9.3インチモニターは、日本では選択できず7インチのモニターが標準装備
運転席の各種調整レバーは、ルーテシア4とは違い日本車と同様な操作で調整が可能に

ナビシートも、リクライニングが一般的なレバー式へ
リアシートは、フロントシートの背面がえぐられニースペースを確保

これぐらいは、一般的なパッケージングなのですがルーテシア4ではそれくらいも出来ていなかった…
モーターショーの参考出品車や、本国のカタログモデルではセンターアームレストが着いていたのですが…

まさかの(-"-)レス…本当か?
今のところオプションでも、無いとか…
ところでこのテックパック標準のレザーシートは、本国では設定が無く…
上級グレードの『イニシャル パリ』のレザーシートとは異なる不思議な設定
レザーシートを装備するなら、フロントセンターアームレストくらいは標準装備してほしい

欲を言えば、リアにもセンターアームレストを(こちらは本国でも設定が無い)
車両の各種設定は、ようやく今どきのクルマらしく…

モニター上で各機能を細かく設定をおこなえます
『エコモード』

液晶となったメーターは左に水温計・右に燃料計
センター部分で速度計や回転計、他インフォメーションが選択表示されます
(-"-)この時代に、こんなデカい水温計って必要?
『スポーツモード』大きく回転計を表示
『マイセンスモード』このあたりの組み合わせは、おそらく

好みで組み合わせができるかと思います
ドアが開いたり、ウインカーを出したりすると

このメーター内のルーテシアのドアが開いたりウインカーが出たりして表示…
これ、微妙…(-"-)設定で消せるのかな?
昨年の東京モーターショーでの参考出品車では、装備されていたBピラー上のマップランプが…

リア席で重宝すると思っていたのですが (TMS参考出品車画像)
無くなっていました…(-"-)

これで、室内灯はフロントセンターのみ
トランクルームは先代より容量を増していて、左側にはBOSEのサブウーハーをビルトイン

音質も先代4よりかなり向上し、低音もしっかり鳴りきりビビり音等も一切しません(^-^)
応急用タイヤを積まなく応急用のパンク修理キットを装備し
今では一般的な、2段底
悲しかったのが、エクステリアのBピラー

ルーテシア3オーナーなら解る(T_T)あのシール風のピラー装飾が何故か復活…耐久性に不安がっ(-"-)
さて、試乗ですが…

走り始めて、すぐに気になったのがタイヤからのロードノイズ
発進から時速40㎞/hくらいまででしょうか?『ゴぉ~』
装着されているコンチネンタルタイヤとの相性かな?
発進からしばらくは耳に入ってきて、ある程度まで速度を上げると相殺されて感じなくなります

これも気になるのは初めだけみたいで、以降試乗中は気になりませんでした
因みに、タイヤの空気圧が高いから?っと思ったので
試乗後にタイヤの空気圧を測ってみましたが標準値通りでした
そして走り始めて感じるのが、トルクが太い…

なんと1600rpmで最大トルクの24.5kgmを発生するエンジンは
組み合わせられる7速EDCの、1~3速までのクロスしたギアと相まって
とてもトルクフルでシームレスな加速を味わせてくれます
ゆっくり走っても気持ちイイ(*´ω`*)
先代のルーテシア4では6速EDCの1~3速の妙に離れたギア比だったので
圧倒的な改善を感じます
そして、このトルクはルーテシア4のRSカップと同じ…

いつもの山道を走りましたが、はっきり言ってタイトな山坂道ではRSグレードと同等もしくは、より速く(私は…)走れそうです
先代ではシフト部分に±のモードがあって、そこにシフトするとマニュアルモードと

シフトポジション(ギア)の固定ができましたが
ルーテシア5では、無く…
ルーテシア4と異なり、ステアリングに装備されたパドルシフトの『+』横の『OFF』辺りを長く引き続けると

シフトポジションを固定できるマニュアルモードとなります
これをやらないと、パドルでマニュアルシフトをしても

一定時間で再びオートモードに戻ります
肝心な走りの方ですが、エコモードでもトルクフルで十分気持ちい走り

近頃の同クラス他メーカーの直列3気筒エンジン達より遥かに振動もなくスムーズで、耳に入ってくるサウンドも気持ちがイイです
3気筒エンジンには3発の良さがありますが
4気筒エンジンには、3発では演出できない『きめ細かさ』は魅力です
スポーツモードにすると、よりアクセルレスポンスもよく感じ回転も上まで回してくれます
って、言っても4000rpm以下ですべて完結すれば7速のギヤを駆使すれば十分速いです
4000rpm以上では、やや延びは惰性のようになります…(慣らし次第かもしれませんが)
この辺りは、低回転で最大トルクが発生するセッティングとなっているので仕方ないか(そもそも高回転域は使う必要もないですが)
ハンドリングと乗り心地ですが

足回りの機構は、電子デバイスも装備されず
比較的フラットよりのセッティングです
と言っても、ドイツ車的ではなくてフランス車ライクな…
センターモニターで変更できるモードのエコモードでは
ステアリングの操舵に対する応答が、意図的に少し遅くなり(数字で測れるほどでは無い)
操舵に対し、感覚的にやや遅れてクルマが向きを変えるような印象を受けます
これが、実に絶妙なセッティングで…
電子デバイスも装備されない足回りなのに、ロールが大きくなってゆったり走っっている感覚を受けるのです(昔のフランス車のよう…)

これを、スポーツモードにすると…
自身の思い通りに、ノーズが入っていくかのような
ステアリングのアシストは適度に重くなった印象と、そして舵角も小さくてもリニアに反応します
ルーテシア5になって、さら高い剛性を得たシャーシと
リアショックの応答の高さと追従性により、実に気持よくてスポーティー(*´ω`*)
ある自動車ジャーナリストのルーテシア5試乗記事には…
「『スポーツ』を選択するとボディーのロールが抑えられ…」
と書かれていましたが…電子デバイスを持たないので、ロール量が抑制されることはありません
足回りのロールはそのままに、操舵のレスポンス(コンマ何秒以下)で、これだけの違い(感覚的)を演出するステアリングセッティング
実に巧妙で素晴らしく感じました(*´ω`*)
これは、皆様に体感していただきたい
普通に運転しても、気持ちよく楽しい~
ちょっとスポーティーに…っていってもかなりスポーティー
とってもイイクルマです
できれば、市街地試乗より山道の試乗を…
今後の、他グレードの展開や他車種の導入もコロナ渦でハッキリとした

時期は…ゴニョゴニョ…みたいです
インテンスグレードでの、このセッティングレベルだと
『RS Line』も楽しみです
私は、今の日本仕様の装備にそれでも不満があるので
ルーテシア5は…
この先、1年ほどは様子見をしたいと思います
是非、お試しあれ~(=゚ω゚)ノ