今年のオーディオ強化計画をようやく実行に移しました。
昨年、
イベントで一目惚れしてプリウス専用スピーカーの
SonicPlus THE CRESTを導入したものの、さて今後どうするか。求める音の再確認から始めたので半年かかりました。
本当は年末と2回に分けて・・・と思っていたのに、優先順位を付けられず全部乗せになりましたw。
今回の目標は、「ダブルクレストの魅力はそのまま、上と下を強化しヴォーカル以外も聴けるシステムにする!」です。
1. デジコアバージョンアップ
バージョンアップ後は本体にレーザー刻印が追加され製品の「i」と同じ外観になります。
自分のは艶消しになる前のピアノブラック筐体ですが、そのまま残してもらえました。
ソニックデザインのデジタルプロセッサーアンプ、旧モデルのDigicore808を現行の808「i」相当にバージョンアップするサービスを申し込みました。
これは実施するかどうか、迷いに迷いました。
808の発売が2006年10月、808iになったのが2010年5月なので、今アップしてもすぐに旧モデルになってしまう可能性ありです。
それでも、システムを統括する主要パーツ。きっと全体の音質レベル底上げに貢献してくれるだろうとの期待から実行することにしました。
肝心かなめのデジタルアンプがボードごと交換なので、音質的には新品の808iに買い替えたようなものです。一方、プレーヤーとしての機能はiになっても特に変わらず。
次期モデルでは、音質的には心配してないので機能面が
この位になってくれたら最高ですが、買い替えなんて当分できないので出てほしくない気持ちもあり・・・
2. ワイドレンジドライバーモジュールUNIT-N55R
ソニックデザインは、自己主張しない控えめなインストールが特徴ですが・・・君たちはっ!
まぁこういう例もあるってことで。三角窓はあきらめてましたが、結構残してくれました。
こちらは前回悩んで結論済み。残るサイズをどうするか、52と55、クレストの付属ツイーターから選定しました。ショップからは
「コンパクトカーなので52の方がデザイン的な違和感は少ないです。」
と説明を受けましたが、あのウーファー付けた時点で「見せない」インストール路線ではないですからw
(いちおうフォローしておきますが、普段は見せないインストールできちんと音質を出すのがとても上手なショップさんです。)
いろいろ話して、最終的にはキャビティの大きさからくる音質的な余裕に期待して55をチョイスしました。もちろんウーファーと同一グレードのRクラスです。
3. スーパーバスモジュールB80N
サブウーファーの特等席、フロントシート下にすっきりインストール。
あの箱の力は
リスニングキャンプで確認できたので、いずれ導入しようとは思ってました。
ただし、ユニットのグレードを合わせるのが定石のソニックデザインで、Rクラスのウーファーにあえて上位のB80「N」を組み合わせてみました。その理由は以下。
自分のシステムではこれまで、ウーファーと同じユニットを持ち相性抜群のはずのサブウーファーSW-77Rを使ってきました。
導入当初は良かったものの、ウーファーのエージングが進んで低音が出てくるにつれ、どうもSWが居心地悪そうにしていると感じるようになりました。
具体的に言うと、SWをウーファーの帯域に「かぶせて」使うとフォーカスが甘くなり、といって「かぶせない」で使える帯域はほとんどない、という経験です。
そのためSWは量感補強ではなくピュアオーディオ的に最低域の拡大に専念させよう、ならば音色のマッチングよりも再生可能レンジを重視した方が良いはずと考えました。
さてどう出ますか。
ダブルクレストを生かすための冒険であり、今回一番の楽しみです。
現在のシステム図
エージング前のため、音質レビューは(仮)で。
ピラー:ツイーター(SD-T25)→フルレンジ(UNIT-N55R)
ドア:フルレンジ(2C-P30-77W)→ウーファー(2C-P30-77W)
シート下:ウーファー(SW-77R)→サブウーファー(B80N)
となり、各ユニットの役割が大きく変わりました。
上の帯域は同じRクラスで音色はそのままながらシステム全体の鳴り方が一変したので、最初は軽い混乱を覚えたほどでした。
混乱とはこんな感じ。
左脳「うん、定位は安定したし低域も伸びてる。うまくいったな。」
右脳「いや、そんな違いじゃないっしょ!別モノだってば。」
感覚ではとらえているのにうまく分析できないというか。要するにシステムに自分が追い付いてないってことだろうと思います。しばらくシステムに教えてもらうことにしましょう。
ツイーター変更により主要帯域は55Rが支配することになりました。これまでダブルクレストをフルレンジ的に使っていたのと比べると、マルチウェイらしいワイドレンジで全体に余裕を感じる鳴り方になっています。
以前のシンプルな鳴り方が少し懐かしくもありますが、質的には間違いなく上がっているのでこの道を行きます。
高音の質感はまだ不十分ですが、そのうち熟れてくるでしょう。秋には出遅れたかなぁ・・・(´・ω・`)
左右4発のRクラス77mmユニットによる中低音を1発のNクラス77mmサブウーファーで支える「2-4-1」システム、バスセクションはバランス的には好みの感じ。でもショップで少し初期エージングしただけなのにこの状態では、今後このSWを脇役に抑えるのは苦労するかもしれません。まさに「おそろしい子!」
だいたい狙い通りに出来たと思いますが、落ち着くまで大変そうです。
メインキャストは揃ったので、また鳴らし込みの毎日です。
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Posted at
2014/08/16 22:11:27