LPGキャブレター（ガスミキサー）清掃

アイドリングが不安定になったので、キャブの清掃をしました。

まず、ボンベの弁を閉め、エンジンを始動し配管内のガスを消費します。
エンジンが自然にストールしたら、キーをOFFにしバッテリの－端子を
外します。

上記が出来たらキャブレター本体を取り外します。

（必ず整備解説書を読みましょう！）

取り外したキャブレターです。

キャブレター取り付け部のガスケット、ISCVのガスケット、燃料ホースは
新品を用意しておきます。

キャブレター本体からISCV・空燃比制御モーター・インジェクターを
取り外し、エンジンコンディショナーで漬け置きします。

真っ黒な泡が出てきます。

インジェクターもこのとおり真っ黒なので・・・

ウエスで拭いてキレイにし、

燃料の入り口からエアを吹き込みながら、φ1.2mm以下の針金を
インジェクターの先端から出し入れして内部を掃除します。
（20mm以上挿入しない様）

ISCVは端子に12Vを掛けてバルブが開いている状態にし、
エンジンコンディショナーを吹き込み5分ほど放置します。

その後、エアで汚れを飛ばします。

空燃比制御モーターは先端のテーパ部をウエスでキレイにします。

キレイになったキャブレター本体。

全てを元通り組み込み、エンジンに組み付けます。
配管・コネクタを全て接続したことを確認して、バッテリの－端子を接続し、
ボンベの元栓を開けてエンジンを始動します。
コンピュータ学習のため暖気後も3分以上アイドルで放置します。

その後、アイドル燃料調整・アイドル回転数調整をして終了です。
（必ず整備解説書を見て作業しましょう！）


アイドリングが滑らかになりました。