エアフロセンサー修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
たまーにですがアイドリング中にエンジンが止まりそうになったり、発進時に失速したりと、エンジンの回転が不機嫌になる事がありまして・・・。
最近燃料タンク半分以下でやりくりしてたんで負担がかかり、燃料ポンプが壊れかけているのかな?と、ドキドキしてました。
燃圧計付けていればコンディションチェック出来るのですが・・
とりあえずボンネット開けてあちこちカプラーをゆすってみたところ、エアフロのカプラーを触るとエンジン回転が下がったりします。
あ、コレか??
再びゆすってもなんとも無かったりと、故障再現性がイマイチなので今度は試しにエアフロのカプラーを外してみると・・・
またエンジン回転が下がってブルブルして止まりそうになります。
兆候が同じ・・・。
あ、コレだ。
とりあえず2個とも外してきました。
2
実のところ、このエアフロ、エンジンの振動のせいなのか稀にハンダ付けが外れる場所があるのですよ。
そこが外れるとカプラーささっていても、接触が不安定になって、今回みたいな低回転時のエンジン止まりかけや、息継ぎみたいな兆候がたまに出るようになっちゃうんです。
ハンダが外れても構造上、完全断線にはならないので、たまにしか症状が出ないという厄介な状態となります。
2500回転以下とかの低回転時のエンジン制御に関係してるセンサーなんで、低回転時に不調を起こすのも特徴です。
昔乗ってたRB25車でも同じ兆候になって修理したなぁ・・と思い出しました。
3
ちなみに、エアフロセンサーってデリケートなんで静電気や衝撃を特に嫌います。
優しく扱ってあげましょう。
という事で、カバーのコーキングを切り取ってカバーを外します。
エアフロのプラスチックも他に比べ割れやすかったりするので、カバーは強引にコジって外さず、コーキングに丁寧に切り込みを入れて外します。
プラスチックカバーを外すと、銅色のカバーが見えてきますが、今回はコイツは外しません。
4
いじるのはこの4つのピンみたいなヤツです。
ここのハンダをやり直すだけ。
振動が原因なのか、線の細さが原因なのかハンダにクラックが入って、半断線状態になっちゃうんです。
おまけにハンダの状態はパッと見異状なく見えちゃうんですよ。
エアフロに関してカプラーゆすっておかしくなるならその原因は、ほぼココかなと・・。
カプラーゆすらなくてもおかしい時はこの銅板を外して中身の基盤修理になっちゃいます。
その場合、いわゆる重症の部類になりますので修理にチャレンジするなら保険として別なエアフロを用意してからトライした方がいいと思います。
5
ハンダを付け直しました。
といっても、見た目はあまり変化無いですね。
補強の意味で少しだけハンダを盛ってみました。
後はカバーを再コーキングして車に戻し終了です。
取り付け後、試しにカプラーをゆすってみましたが、異状は出ませんでした。
無事、直ったようです。
似た様な故障兆候に点火系統の不具合がありますが、あっちはボンボンといったマフラー内での燃焼が出たり、回転域に関係なく症状が起こるので、それらで見分ける事ができます。
うちの車は今日も元気です♪笑
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