2014年01月29日
<2011年6月12日の記事>
まずはベース車両の話。
この車はハイエースDXベース車両になっていて後ろ半分のボディをカットしてキャビン部を載せています。
ベース車の装備はバンそのもので、エアコンはフロント、リア部ともマニュアル操作。
風量と温度設定は別々。オートエアコンに慣れた身には温度調節が少々めんどくさい。
特にリア部はクーラーとヒーターのスイッチが別々の場所についており、別制御。
うっかりするとヒーターをつけっぱなしてクーラーを入れて「冷えないなあ…」となってしまう?こともある。
エンジンは2000ccで車重2トンを超える車にはやっぱりパワー不足。
関東の高速でいうと、中央道の談合坂付近の坂で、登坂車線じゃなくてもまあ、オーケー程度です。
運転席の着座位置は人の目線より高く、見晴らしが非常にいいです。周辺の状況もわかりやすいので、大きな車体を運転する時の緊張感を和らげてくれます。
ただし、乗り込む時には「よっこいしょ」という感じです。
メーター類は最近の車のような豪華さや光の演出などは一切なく、面白みに欠けますが、運転ポジションはミニバンに似ていて、乗用車、とくに大きめのミニバンに乗っている人はあまり違和感がないと思います。
私的にハイエースをベース車に選んだのは何と言ってもデザイン。ミニバンチックな運転感も選んだ理由の一つ。
ちなみに標準で履いているタイヤは、ライトトラック専用タイヤで、この規格じゃないと車検は通りません。性能は100kmの速度で巡航できる性能しかないので、飛ばす方は注意です。といってもそんな飛ばす気にはなれませんが。
アンチロックブレーキは標準。イモビライザーはベース車のグレードではオプションですが、TOM200には標準で装備しておりました。ちなみに私はバンパー部がボディ同色になるGLパッケージをオーダー時に付けました。
キャンピングカーを選ぶ基準は人それぞれですが、ベース車両の違いが走行性能、ドライブの楽しさに直結しているので非常に選択が重要だな、と感じています。
Posted at 2014/01/29 12:59:17 | |
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TOM200と旅家族 | 日記
2014年01月29日
<2011年5月14日の記事>
2011年3月10日、平日ですが会社を半休して納車の手続きをしました。
納車場所は都内陸運局の駐車場です。ナンバーを発行、取付け後にそのまま引き取りました。
なので、最初のドライブは陸運局から自宅までの10キロでした。途中ガソリンを満タンにし、緊張の初車庫入れも無難にこなしほっと一息です。週末から早速キャンプに出かける予定だったので、車内装備の確認や使い勝手、説明書に一通り目を通して午後に出社しました。
翌日、3月11日、東日本大震災発生。
このキャンピングカーの最初のお客さんは近所の子供たちでした。交通の混乱により共働きの両親が帰ってこられず、余震の続く中で道路に座り込んでいる子供たちをキャンピングカーに乗せました。
幸い駐車場周辺には高い塀や倒壊物がなく、車内で安心して親御さんに引き渡すまでの時間を過ごせました。我が家は建物には被害がなかったのですが、室内は荷物や割れ物などが散乱して、招き入れるわけにも行かず車が一時避難所になりました。
本来の使用用途とは違うかもしれませんが、「役に立つ車だな」と正直思いました。
後記:実際に被災地でもキャンピングカーが役立っている記事がありました。
移動できる第二の我が家、頼もしいです。
Posted at 2014/01/29 12:38:37 | |
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