
昨日のことです。
会社を定時に上がれたので、少し寄り道して山道を走ってきました。
MCBによりダイレクト感が増し、ホイールを替えてバネ下が軽くなり、タイヤを替えて少しだけグリップ力が上がったこともあり、かなりご機嫌でついついペースが上がってしまいました。
そんなときでした。
いつもより少しスピードに乗った状態から、少し強めにブレーキを踏んで減速したところ、ハザードランプがハイフラ状態で点滅しました。
なにこれ?
ABSも効いた様子もなく、普通に減速しただけなんですが。
調べたところ、これが ESS[ハザードランプ緊急制動表示機能] という機能みたいです。Emergency Stop Signal の略です。
知らなかったです。
ちゃんとカタログの主要装備にもセーフティの項目に記載されていたんですね。
今まで一度も見たことはなかったのですが、改めて分厚い取扱説明書を見てみましたが、それらしい記載はなさそうです。
時速50km以上から急ブレーキやブレーキアシストが作動するような減速度でブレーキをかけた場合に作動するようです。
この機能、ちょっと本気で山道を攻めたら頻繁に作動しそうな気がしますね。
サーキット走行では頻繁に作動して煩わしいような...。
余談ですが、
ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)ユニットは、
ABS(アンチロック ブレーキング システム)
EBD(エレクトロニック ブレーキフォース ディストリビューター)
電子制御式制動力配分機能
HBA(ハイドローリック ブレーキ アシスト)
急ブレーキ操作補助機能
MSR(モーター シュレップモーメント レグルング)
エンジンブレーキコントロール
ASR(トルク トランスファー コントロール)
電子制御式ディファレンシャルロック機能
ヒルホールドシステム
坂道発進補助機能
もコントロールするそうです。
TTC(トルク トランスファー コントロール)もESCに組み込まれている機能ですが、こちらはスイッチでON-OFFできますね。使ったことはないですが。
分かるのはABSと余計なお世話なヒルホールドシステムくらいですかね。
カタログには、ESSの下に
FPS[火災防止装置]という記載があります。
Fire Prevention System の略だそうです。
万が一、大きな事故が起きた場合に、
アバック装置を作動させると同時に
・ハザードランプを点灯(後続車への表示)
・ドアロックを解除(乗員の安全確保)
・ルームランプを点灯(夜間発生時の乗員の安全確保)
・インフォメーションディスプレイの警告表示(運転者への警告)
・燃料ポンプの停止(燃料流出防止)
を作動させるそうです。
どんな状態で作動するんでしょう。
もう、車はほとんど終わっちゃっている状態のような気がしますが。
アバルトは、国産車と比べると快適装備についてはかなりお粗末ですが、
ハイテクな安全装備はきちんとついているんですね。
さすがヨーロッパ車ですね。
今回、改めてトランクに転がしている取扱説明書を出してみたのですが、
各機能の操作方法やメンテナンス方法、色々な注意事項が書いてあります。
まあ、今のところ見なくても全く困ってないですが、アバルトを大切にするためにも、時間があるときに目を通しておく方が良いのでしょうね。
GWにでも読んでみようかな。
たぶん読まないんだろうけど...。
Posted at 2022/04/21 22:58:05 | |
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