
やぁ〜〜と、終わりましたヨ。
長かった〜。支払額もきっちり総額3桁を超えましたね。色々遠回りしたお陰でエラく高くつきました。2007年式Ferrari F430 6speed MTでございます。年々修理費が上がっている事は間違い無いですね。可動部や樹脂類の消耗&経年劣化などは稼働10年目あたりからドンドコ出て来ますね。私の場合、一通りを通り越して1回半ぐらいは変えてるかな?走行距離は86,000over。約30,000ぐらいから乗ってるので全然走ってないっすね。やはり東京なんてところに住んでるのと、入院&改良期間が必ずある事が走行距離が伸びない原因ですね。
話を戻しましょう!
今回はaprで純正エキマニからワンオフに戻し、純正だとアッセンブリ交換になり高くつく部分を交換したり、クラッチマスター改良修理がメインメニューです。
細かい部分は明細を見てくださいね。
以下の写真は、CORNESでやったのも含む色々ね。

本来はパンク修理キットを固定するバンド。今回CORNESで替えたのが右。前回CORNESで替えたのが左。左のは穴がいっぱい。左右違ってもどーでもイイっす。でもそのうちまた切れます。

車検証とタオル、整備用グローブとエアゲージを入れるポケットになってます。

ディーラーシールを新しく貼り直し。

車載カメラの吸盤にかからないようにディーラーシールを下げたかっただけ。M&Scamです。今度パーツレビューしますかね、てかもう4年ぐらい使ってるけどネ。

CORNESで交換したアウターレンズ。別に新しくなった感はないっすね。

アッパーアームのボールジョイントね。今回はコレが使いすぎでガタが出ちゃいましたね。ステアリング切ってないのにコトコト音がしたら要注意。リフトしてタイヤを揺すってもガタは確認できますよ。
ただし、ボールジョイントかハブ、またはブッシュのガタの場合もありますからちゃんとこの項目を確認しましょう。

今回はロアアームのボールジョイントも一緒に交換。まぁ、一輪分は全部交換した方が良いですね、高いけど出来るだけケチらずガンバって貢ぎましょう!

タイロッドエンドのブーツ交換ね、社外品です。純正は黒ですぐに破れます。さぁ、コレはどのくらいもつでしょう。
ちなみにブーツが切れてるのに気づかずスフェリカルジョイントに砂やゴミが噛んじゃうといっぱいお金がかかります。「上高地さん、コレっす!」

元のエキマニに戻したよ。ヒートバンテージは巻き直しました。これから焼きます。
で、今回の目玉!クラッチマスターの改良でございます。今年3月に交換したばかりのクラッチマスターからのオイル漏れ。パーツ不良も考えられますが、正規ディーラーで交換してれば1年間のパーツ保証が受けられますが、今回はディーラーを使わなかったため保証なし。
このパーツは10万以上するので、こんな事がチョイチョイ起こると困ります。

左上に見えてますね(^^)
実際、F430のクラッチトラブルを色々経験した私のフロアMT車の場合、トラブルの元凶は殆どがこのクラッチマスターでした。もっと言うと使ってるゴム類の精度が低く亀裂が無くてもフルードが漏れてしまう。高負荷を掛けるとクラッチを切った瞬間、ペダルが戻らずギアが変えられなくなります。通常下では変速できるようになりますが、フルードにエアが噛んでる状態となります。エア抜きをすれば通常走行は問題なく行えます。
クラッチマスターをオーバーホールしたり交換すると多少は延命しますがしばらくすれば同じ症状になります。そのうち、マスターだけの原因ではないのか?と疑心暗鬼になりクラッチアッセンブリの交換となり120万コースの修理費となります。まぁ、アッセンブリ交換したところでまた同じ事の繰り返し、私はここまで経験済み。
しかも、アッセンブリ交換した際、クラッチの摩耗もまだまだ少なくレリーズベアリングも問題ない状態でした。相変わらず高い授業料を払っています。

前回、フルアセンブリ交換した時の写真。
クラッチマスターをしっかりしたモノに作れればクラッチを最後まで使い切れます。てなわけでaprに『作って!』と無理なお願いしたら何とかしてくれました!さすが車を0から作れるファクトリーは頼りになります。

今回は制研化学工業さんのブレーキ用パーツを流用です。seikenさんはGT500マシンにもパーツ供給してますね。
まず、純正マスターのシリンダー外径と同サイズの国産車パーツを探します。seiken製カップリングを移植、ピストンはワンオフ製作、ピストンのケースと本体は純正を使い組み直しました。取り付けた状態で加工したゴム部分の強度のテストして行きます。
今回使ったパーツはブレーキ用パーツを使っているので、耐久性や強度もクラッチマスターの比ではないので充分でしょう。
テスト走行では今のところ問題無さそうなので、サーキットも含め高負荷下でも使いながら耐久性を見て行きます。チョッとフィーリングは変わりましたね。チョット重くなって、半クラの位置が多少変わった?チョット駐車場しか転がしてないのでいい加減な事は言えないですね。詳しくは今度報告しますね(๑˃̵ᴗ˂̵)
と、まぁこんな感じで、ひとまず車検のタイミングでイロイロまとめて修理改修をやりました。結構ガッツリやったので金額もとんでもない額になってしまいました。
今回は車検のためaprでエキマニを純正に換装後、CORNESで車検通そうとしたら排気漏れしてると注意されました。致し方なくaprに戻して車検を通しました。本来 CORNESで車検整備をさせてあげようと思ったのですが、それが叶わなくなったため、致し方なくCORNESには一年点検をやらせてあげ、その後aprでCORNESが指摘しなかった部分をこっそり改良。でもってエキマニを戻す。これを6月から3か月もかかってようやく終わりました。正規ディーラーも立ててあげないと、色々不便な事もありますから保険だと思いましょう!
預けてる期間はトータル50日ぐらいかな?その間でも完璧状態でもない430に乗るのも抵抗があってあんまり乗ってなかったので寂しい期間でした。とは言え、私は未だに不要不急の自粛中なのでほとんど巣篭もりしてますから車自体あんまり乗ってないですけどね。
そうこうしてるうちRSの車検が近づいてきたので、F430と入れ替えで車を持って行ってもらいました。RSは車検整備とクラッチをOGURA CLUTCHのArugosに換装、嫁仕様シートポジションを再調整がメニューとなります。まだ、でっかい出費が続きます。

ネットに転がってた997.1GT3用のArugosクラッチね、RSにもつきます。
次はF430の改良計画とサーキットレビュー、RSのArugosクラッチのレビューですかね。いや〜ホント古い機械を使ってると次から次へ何かしらネタが出てきますね。経済力と精神力のトレーニングをしてる気がします。
では、また!
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2020/09/22 18:25:46