
お馬さんが納車されてすぐに課題としていたことが、ひとまず終わりましたね。
詳細を説明してないものもあったりしますが、課題というカテゴリーをひとまず終えようと思い、
最後にデッドニングの効果を何かしら皆さんにも伝わるように数値を公開してみたいと思います。
タイトル画像に入れたのは
iPhoneアプリの「ExhaustSoundChecker」のサムネイルでございます。
BitLink Inc.の排気音を計測するアプリです。まぁ、今回は排気音を計るのではなく、車内の騒音の大きさを測ってみたわけです。
で、結果報告の前におことわりとして重大なポカをやらかしております。実はデッドニング施工前を計っていないというポカをやらかしておりまして、デッドニング施工後がこんな数値ですというご報告でございます。「ダメじゃん!」みたいなご意見もあろうかと思いますがお許しください。
まず、測定に関してはiPhoneはシフトゲート(私のお馬さんは3ペダルMT車ですよ)にNITEIZE STEELIE CAR MOUNT KIT STCK-11-R8で固定している状態です。車体の振動をダイレクトに拾う場所に固定しているので、人間の耳に聞こえてくる位置での計測でないことはご了承ください。まぁ、録音されている音を聞いてみてそんなに振動を拾ってなさそうなので、まぁ、こんなモンです。
で、で、結果です。※数値は平均では無く、一番低い値です。大体5dB程の増減幅があります。
1,000rpm 66dB
【選択ギア】ニュートラル
【状況場所】東京の交通量の多い交差点、信号待アイドリング状態(オーディオOFF、エアコンOFF)
3,000rpm 74dB
【選択ギア】6
【状況場所】東京、高速湾岸線 葛西付近下り車線(オーディオOFF、エアコンON)
5,000rpm 77dB
【選択ギア】4
【状況場所】東京、高速湾岸線 東扇島付近下り車線(オーディオOFF、エアコンON)
6,000rpm 81dB
【選択ギア】3
【状況場所】東京、高速湾岸線 東扇島付近下り車線(オーディオOFF、エアコンON)
まぁ、この数値を見ても、全然ピンとこないと思いますが、
dBに関して面白いページ「dBの話し、音の大きさ」があったのでリンクしときますので、そちらを参考にしてみてくださいね。
その中に、60dBで「静かな乗用車・普通の会話」70dBで「騒々しい事務所の中・騒々しい街頭」、
80dBで「地下鉄の車内・電車の車内」90dBで「騒々しい工場の中・カラオケ」だそうです。
実際、6,000rpm時が「地下鉄の車内・電車の車内」か?というとその上の「騒々しい工場の中・カラオケ」じゃない?って気もしますが、音の質が違いますし、6,000も回してその回転数を維持しているイヤな感じの精神状態もあるので、よく分からないですが、「ExhaustSoundChecker」の数値的にはそのようになっています。
dBは一つの目安としていただければ良いと思いますし、もし、デッドニングに興味を持たれてるなら、同じような環境下でご自分の車両で、同じアプリで試されればどの程度違うのかはご確認いただけると思います。
ただし、一番重要なのはdBは基準値と比較して何倍、或いは何分の1であるかと言うことを対数を用いて表現する為の単位記号なんだそうです。※さっきのページの一文を引用してますよ!私の頭の中は???だらけ。
まぁ要するに、50dBの倍うるさいのが100dBか?というと、違う!ということね。
1倍が0dBですから、6dB上がると2倍なんだそうです。人間に聞こえる最小音が0dBでその1,000倍が60dBらしいので、たかだか2、3dB違うだけでも結構大きさは違うらしいですね。
実際、高速のつなぎ目を超える「ゴトンッ!」という音が鳴っただけで5〜7dBほど変わります。アイドリング時エアコンをoffにしだけで1dB下がりますね。
最後にこの実験で分かったことなんですが、コレが一番大事なんです。うちのデッドニング後のお馬さんの場合、3,000rpm程度まではエンジン音よりロードノイズの方が車内の騒音には大きく左右します。4,000rpmは収録しませんでしたが、5,000回転あたりからロードノイズよりエンジン音の方が耳につき、車内の騒音に関係してるような感じがします。
ですので、路面の良い高速道路などで計測すると低回転では遙かに良い結果がでると思います。今回測定した路面はそれなりにロードノイズがのる路面です。第二東名みたいな新しくロードノイズが静かな路面だともっと違う結果になりそうですね。もちろん、8,000とか回したら一緒ですよきっと。
そんなわけで、デットニングの最終工程はロードノイズの低減ですね。て事は、とどのつまりはタイヤ選択じゃん!というオチとなってしまいました。長くなったので今回はこの辺にしますが、次回はタイヤについて独り言をたれてみるつもりです。ご興味の方は次のブログも見てやってください。
ちなみにうちのお馬さんに履かせている蹄(タイヤ)は“Pirelli P Zero Rosso”でございます。納車時に新品でしたので、2,000km程走ったモノですね。正直、指定タイヤの中で一番履いて欲しくないタイヤが勝手に装着されており、がっかりした代物ですね。
いや〜いつも、長いね〜。文才がないもんですいません、では次回!
Posted at 2015/01/11 03:36:51 | |
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