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一昨日のブログからカーオーディオについて書きましたが、実はある記事がきっかけで、「物申したい！」と思ったからなんです。
その記事はコレ。↓

フェラーリ488GTBのお披露目記事です。

「…『ラ・フェラーリ』でデビューした12スピーカー・1280ワットのアンプを備えたハイエンドオーディオシステムも設定する。」



F430をサウンドカーにしてる私が言うのもなんですが、ラ・フェラーリにしても488GTBにしても、「んなオプションいらんやろ！」
だいたい室内がうるさいから聞こえ難いだろうし。そのために多スピーカー化して、1スピーカーあたり100Wで駆動するってこと？
爆音のエンジン音の中で爆音の音楽を聴く！？ん〜？効率悪すぎる。
んな事するなら、デッドニングと気持ちの良い排気音のみを程よい音量で車内に聴けるオプションつけろや！M3E92はいい感じやったぞ〜。

デッドニングは車を重くするから、フェラーリみたいな車には本来ご法度行為！だから、デッドニングせず爆音で音楽聴けるようにする?アホ化！

音楽を聴かせるなら聴かせる！それは軽さを犠牲にしてでもね。
早く走るなら、軽くして走る！排気音が最高の音楽だと割り切ってね。

この考え方は極端としても、高音質やハイスピードを手に入れる時の一長一短をユーザーに教えて欲しいと思う。多スピーカー大出力だけで気持ち良い音楽を車内で聞くことは出来ないよ！

高音質はデッドニングした上で、高品質なヘッドユニットを高品質な2wayスピーカーを高出力アンプで鳴らすのが効率が良い。勿論、タイムアライメントとってね。
まぁ、多スピーカー化するとタイムアライメントの概念はユーザーは知る必要すらない。
※タイムアライメントとはリスニングポジションに各スピーカーの音が同時に届く様に音の出力タイミングを調整する事ですね。

いずれにせよ、高いレベルを求める時、逆のベクトルの事象が犠牲になるのです。
最近の多スピーカー化はHiFi化の機会を見えなくしてるよ。勿論、多スピーカー化は悪くない。でも高音質を追求するとHiFi化になるって事を知る機会が少ないって事が悲しい。

MRのフェラーリを高回転まで回しても気持ちよく音楽を聴けるようにするには、間違いなく静かな車内を作らないと無理〜！やったから分かるけど、ウチのお馬さんでも6,000回転位回しても音楽を聴こえるようにするには、ボリュームはMAX近くなっちゃうし、エンジン音に邪魔されて心地よくはないもんね〜。

まぁ、普段から70%程度の音量で気持ちよく鳴ってるので、あんまりエンジン音は気にならないんですけど。エンジン音を聞くときは、ボリュームを下げないと聞こえません。
実際、この前のエンジンからの異音は横に姪っ子を乗っけてたから聞こえたんです。一人で音楽聴いてたら絶対気づかなかった。
ん〜？ガッツりデッドニングするのも考え物ですね！チャンチャン。

くだらない愚痴です。あぁ、禁煙でイラつくかのように、禁赤馬でイラついているのかも？
毎度の長文、駄文、スミマセン。

車が入院中の為、車いぢりが進まない今日この頃。暇なので、外出する気にもならず家でゴロゴロするばかり。
お馬さんが元気でいれば明日日曜日は宇都宮で行われるサウンドミーティングに出馬予定にしておりました。でも、お馬さんは主治医の病院に入院中につきサウンドミーティングは不参加と相成りました。
そこで、サウンドミーティングに気持ちを馳せながらカーオーディオのお話でもしてみようかなぁ〜と思います。

ではまず、私がここ10年以内に乗ってきた車の純正状態のサウンドシステムを紹介しましょう。

⚫️MAZDA RX-8【10スピーカー、BOSEサウンドシステム】

⚫️BMW E92 M3【12スピーカー、BOSEサウンドシステム】

⚫️CORVETTE C6 Z06【9スピーカー、BOSEサウンドシステム】

⚫️FERRARI F430【4スピーカー 純正CDヘッドユニット】

RX-8とM3は純正状態ままオーディオを楽しんでいました。BOSEのサウンドシステムで全く不満なく十分な音楽環境でした。
しかし、Z06で大不満に変わってしまいます。

きっかけは純正ナビが日本では全く使い物にならないようなお粗末なモノだった為、納車前にDIATONE SOUND NAVI をディーラーに指定し取り付けたことがきっかけとなります。この商品の売りはナビ機能を必要最小限にし、その分音楽再生に力を入れたところです。

納車されワクワクしてオーディオを聴いてみるとビックリ！酷い音でした。理由は純正のナビ&オーディオのヘッドユニットにはBOSEスピーカーをコントロールする専用アンプが組み込まれていたので、それを外してしまったことで、何の制御もされない音が各スピーカーから出ていた為でしした。

であれば、DIATONE SOUND NAVIで各スピーカーを制御させるべく、DIATONE認定店に行って調整。しかし、大して改善されなかったためネットでプロショップを探しました。そこで巡り合ったカーオーディオ屋さんにお世話になり、結果、劇的に良い音楽環境を手に入れることになったのです。

その時にやった事は、フロントに2wayのスピーカーをインストール。そして、ドアのデッドニング、パワーアンプの搭載でした。加えてフロント2way以外のスピーカーを鳴らなくしてしまう事。鳴らなくしないとショボい音が綺麗な音を邪魔してしまうんですね。

まず、デッドニングの効果にはビックリしましたね〜。ドアの振動がなくなり、超静かになりましたね。
スピーカーは空気を振動させる為にコーン紙を動かすのですが、取り付けてあるドア自体が振動してたら、スピーカーは正しく動けません。デッドニングする事で車体から出る音や外部の音の騒音を少なくし、更にスピーカーの取り付け部分も振動の少ない強固な状態にしますから、当然、音楽は雑音に阻まれる事が少なく耳に届きます。

スピーカーに関しては純正で搭載されているシステムスピーカーは性能の低いモノでしたので、2way左右セットの6万円程度のスピーカーに換装。私のコルベットの場合、サブウーファーがドアに付いていたので、スピーカーが鳴るとドアがビリビリ震えていましたもんね〜。
で、折角なのでついでに4万円程度のアンプを入れて、どんなものかを試してみました。
アンプの役割は高出力を出す事に目がいきがちですが、プロの方が口を揃えて言うのは、コーン紙を止める為に高出力のアンプが良いんだそうです。
音を止めるパワー。車で言うブレーキですね。高出力の車には大パワーのブレーキがないと早く走れないのと一緒ですね。一瞬で音を止め、一瞬で音を出す事が出来るからクリアな音が再生できるんですね。だから高出力なアンプは高品質な音楽を再生させやすいのです。

そんな知識を得ながら、今まで知らなかった世界に目覚めていったわけでございます。

ここから多スピーカーシステムのカーオーディオを脱却しHiFiの世界に入って行くんですね〜。
こんな感じで、フェラーリにパワーアンプをインストールして、車内全体をデッドニングしてしまう事おバカな私が出来ちゃった訳ですね。

今回もダラダラと長いブログにお付き合い頂き有難うございます。
今度は「多スピーカー化ってどうなの？」的な事でも書こうかな？では！

まぁ、写真見ただけだと何のこっちゃ?って感じですが、F430の場合、インダッシュモニターがエアコンダクトに干渉して、適正な仰角がとれないのは有名な話。なので、ちょっと見にくいんですよね〜。写真は調整後で、私の目線からは適正な仰角がとれてて一番発色が良い角度になっている状態でございます。

私のシステムはcarozzerriaのAVH-P900DVAなのでモニターとしてはもう古いモノです。液晶の性能も今となっては見劣りしますので、適正な角度で見ないと画面が暗く見えにくい状態でした。ってなわけで、いつもお世話になっているサウンドプロさんに一手間かけて工作していただきました！

作業としては、インダッシュモニターを4cmぐらい手前に引き出した状態で固定する作業ですね。で、ヘッドユニットの飛び出した部分がみっともないので、カバーを作ってもらって完成！まぁ文字で書いてしまうと簡単ですが、きっと多くのご苦労があったのではないかと思います。
実際、以前にブログでも書きましたが、内装のビビリ音が出ているところもあり、メーターフード周りや、エアコンのコントローラー周りからも出ていたので、ヘッドユニットから振動音を一切でないようにしていただき、ついでに他の部分も防振していただいたり、調整していただきました。

これで、ミュージックビデオみたり、嫁を乗せて里帰りするときもDVDを見せてやれます。しかも、ダッシュボード周りからのビビリ音は80〜90％は解消。まぁ、こなれてくるとまた出るでしょうが、現状では充分満足でございます。で、下の写真はアクセサリーOFF時の収納された状態ですね。飛び出ててみっともない様にも感じますが、載ってるときは常にモニターがオープンですから全く問題ないですね。
サウンドプロさんからは「カバーをカーボンで巻きましょうか？」な〜んて提案も受けましたが、私はカーボンフェチではないので遠慮いたしました。でも、カーボンもイイかもね、近い将来、ハイレゾや超高解像度対応システムが出てきたときに拘ってみますかね〜。



余談ですが、サウンドプロさんで実装実験中のハイレゾシステムを視聴しましたがえらいイイですね〜。早くもっと開発が進んでくれると嬉しいなぁ〜。Blu-rayの標準化ももっと進んでくれー！コルベットの時はダイアトーンのサウンドナビだったのでBlu-rayも運用できてたので、ヘッドユニットのスペースがフロント1DINになってしまっただけでえらく退化してしまったモノです。今度は構築したいカーAVシステムの話でも書いてみっかな？では！

えー、ウチのお馬さんのオーディオについてようやく書き込みしてみようと思います。
実は、結構前に書いてたんですが、アップする寸前にPCが落ちてしまいデータがとんでしまったので、また同じ事を書く気力が無くなっていたのです。まぁ、それほど内容が面倒くさいので、カーオーディオに興味のない方はどーでもいい内容ですからあしからず。

先ず、F430の純正オーディオを取っ払い、carozzerriaのAVH-P900DVAをインストールしております。これは既に廃盤になっているユニットなんですが、今回、オーディオインストールをしていただいたサウンドプロさんのデモカーから取り外されていたモノがたまたまあったので、社長さんのご厚意により譲っていただき搭載に至りました。
現行機種の中で１DINのカーナビだとcarozzerria AVIC-VH0099ぐらいしか選択肢が無いのですが、昨今、オーディオに特化している製品が非常に少ない中、AVH-P900DVAをインストール出来たのは非常にラッキーでした。
それとこのユニットのデザインは昨今のつるつるピアノブラックとかではなく、渋く重厚なヘアライン仕上げで、デザインも良い感じで気に入っております。オペレーション画面はビックリするくらいダサいのですが、まぁ、そこは諦めましょ。

で、ここまでは普通なんですが、ウチのお馬さんには運転席後ろにパワーアンプ【MOSCONI AS100.4】を、
助手席後ろにスピーカーネットワークを積んで、センターコンソール後ろにカーナビ【AVIC-H099】が積まれております。
このMOSCONI AS100.4以下、JBL 660GTiも以前乗っていたコルベットから移植しております。写真を見ていただけると分かると思いますが、シート後ろのスペースを潰しておりますが、この状態でもゴルフの小分けバッグ２個は載りますよ〜。
実際、奥さんと打ちっ放しとか行ってますからね。アホでしょ。その上、棚部分から載せたモノが滑り落ちないように縁をせり上げてあるので、セカンドバッグなんかも気軽におけてスペースは確保しております。
音質においては、純正状態とは比べたらいかん！ってくらい向上しております。まぁ、当たり前ですね。車内空間が非常に狭いので、色々調整していかないと好きな音にならないですが、少しずつ探り探り調整をしていこうと思っております。
しかし！何よりの自慢？はこの造作物はすべて純正のボルト穴を使って組み上げているのでボディーを全く痛めて無いんですね。運転席、助手席、センターコンソール部分とそれぞれセパレートして解放できるので、ディーラーの簡単なメンテではアンプを下ろしたりすることもほとんど無いでしょう！もちろん、純正に完璧に戻せてしまいます。サウンドプロのE君設計です。本当に感謝です。



今後はヘッドユニットのAVH-P900DVAをもう少しせり出させてエアコン吹き出し口に干渉をさせないように加工していきます。古いモデルですので液晶の性能は流石に今となっては時代遅れですので、適正角度じゃないと暗いんですよね。まぁ、音が良いことが第一ですから、映像は長距離移動時の奥さん用のDVD観賞用程度ですからね。ナビなんて地図が表示してりゃ充分です。もちろん、地図は昨年の最終アップデートはしていただいているので最新状態でございます。

以前のブログでも触れましたが、サウンドアップすると結構大音量で音楽を聴ける環境になってしまいます。イヤホンやヘッドフォンを良い機種に変えると大きな音で聞きたくなったりしますよね。それと同じですね。ですから、結構、大きな音量で音楽を聴いているので、外の音はほとんど聞こえておらず、そんな事やってるから7,000回転ぐらい回しても運転している本人は全く気にならない訳です。外の方からすると非常に迷惑な話ですが、車を運転するぶんには非常に快適な空間になっております。私の場合、サーキットを走ってても「アナ雪」とか聞きながら走っちゃうので良い感じです。まぁ、「アナ雪」聞きながら走ったことはまだ無いですがゆる〜い音楽を聴きながらリラックスしてサーキットは走ります。トップガンの「デンジャーゾーン」とか聞いて走るとたぶん事故りますので(^_^;)。もちろん、助手席に誰かを乗せたときは気持ちよくBGMとして使えるオーディオです。デッドニングもしてありますから、多少は静かですので、隣との会話もV8MRのフェラーリとしては相当快適なハズです。

まぁ、簡単ですが、こんな感じで軟派にフェラーリをいじっておりますよーというご報告でした。
では、また！

ウチのお馬さんには、以前乗っていたC6コルベットZ06からJBL660GTiが移植されております。

この移植に伴いキャビン全体のデッドニングを施した訳ですが、ドアだけでもガッツリ防振と音質向上を狙って施工していただいたので少し紹介します。
ちなみに施工していただいたサウンドプロさん
にもウチのお馬さんの施工メニューが紹介されているので気になる方はご覧くださいな。










まず、ツイーターカバーを外し内装を外すと、ウーファは内装側にステーで固定されております。ドア側の白い発砲材をはがしてみると、約20cm角のアスファルト系防振材が2カ所に張り込んでありました。防振材はいい加減に張り付いていたのでヒートガンで熱しキッチリ張り込み、さらにブチルゴム系の防振材をキッチリ張り込んでいただきました。




で、内装側にスピーカーを持たせるなんてよろしくないので、ドア側にバッフルを製作していただきました。内装の純正スピーカーが収まっていた場所にキッチリ顔を出すように細かく調整して搭載。ツイーター台は純正と同様にはまるようゼロから製作していただき、角度も良い音場ができるよう設計してもらいましたよ。



このドアのデッドニングでドアの開閉音が「バシャッ！」という軽い音から随分重い音に変化しました。当然、オーディオもスピーカーだけでなく、ヘッドユニット、アンプ等も新たに搭載しているので、劇的に変化しましたよ。
CD、DVD、iphoneライブラリがしっかり再生します。音質もいい音してますよ〜。
これで、外部の遮音性能が大幅アップし、カーオーディオも十分な音量で聞ける環境を手にしたことで、知らず知らずにタコメーターの針は跳ね上がっております。これがウチのお馬さんを回せる一番の理由です。

次回はヘッドユニットやアンプ等をご紹介しますね。さ、明日はオートサロンじゃ！