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この一週間、ウチのお馬さんは丸裸にされておりました。

何故かというと、カーオーディオを純正から1DINのナビ付きに変更、さらに、バックカメラを取り付け。ついでに納車時に搭載されていたレーダーとETCも私が乗っていた前の車のモノと交換移植でございます。
ケーブルの引き回しのためと、デッドニングのメニューを考えるため内装も取っ払い丸裸にしてやりました。
その中で、関心することもあったり、やっぱこんなモン？と思ったこともあったので軽くご報告。


感心したのはやっぱ内装の作りですかね。ドア後ろの三角窓の内装なんか、ちゃ〜んと糸でベースに縫い込んであったり、アスファルト系の素材でデッドニングをしてあったりね。デッドニング材なんて貼った後に塗装してあったり面白かったですよ〜。ここで思ったのはサーキットを意識して作ってるわりに軽量化の反対方向の処理もしているってところが可愛いですね。しかも、デッドニングの効果があるってことの証明をフェラーリがしてるってところが面白い！ますますやる気になってきた！


その他にも面白いことがありましたよ〜。リアのバンパーも外すのにディフューザー外して、リアタイヤのインナー外して、タイヤ後ろの遮熱板外して、や〜っとバンパーを外せる構造！頭っから外すことなんか考えてない作りって言うかこれバンパーじゃないね。とんでもない程ごついFRP製なのね。ぶつかったら軽くへこんで元に戻る！な〜んてこと100%無い。単なる車のリアボディーでした。フレームにブッといボルト８本でガッチリ固定。この割り切りようは流石フェラーリ様、今までバンパーが付いてる車しか乗ってなかったので、呆れるやら感心するやらでした。
その他にもエンジン横の雨樋の排水溝ですが、アンダーパネルの下までホースでもつながってるのかと思いきや、そんなホースなんてない！なんとな〜く外に流れていくんじゃなかろうか？みたいに垂れ流し。ん〜やっぱり雨の日の走行なんて考えてないねこの子は。

等々、毎日預けたショップに顔を出して作業の邪魔をしながら観察していた一週間でした。
内装にカーペットにディフューザー、リアバンパーと外して付けてでとっても勉強になりました。もちろん、納車時以上に完璧に戻しながら、「え？ボルトが一本欠落？」とか、「このネジなめてる！」とか、色々修繕できて良い経験でした。フェラーリの工場が悪いのか、前オーナーが悪いのか、メンテが悪いのかよく分かりませんが、やっぱり自分で見ておくことは大切です。で、詳しい作業・施工内容は後日報告しますね。作業が終わり、効果も確認した上でレポートします。

追伸
最後の写真は内装を外した車内からエンジンルームを移した純正状態の写真です。荷台スペースの下はコンピューターや電装系のボックスがいっぱいでございます。赤い壁の向こう側はエンジンね。リアガラスの下や、エンジンルームのサービスホールには元々デッドニング材が貼られておりますよ。この上にウレタン系の吸音材板が覆います。その上にカーペットが被さり、内装の革でくるんだFRPで押さえつけている構造ですよ。