
アヴェンタドールLP 750-4 スーパー・ヴェローチェ600台が完売!な〜んてニュースがありましたね。
そんなニュースは私にとっては無縁の話の
は・ず・が…
大ありになってしまいました!(驚!)
なんと、私の友人が買うことになりまして、
「買うのならノーマルで良いからアヴェンタドールに乗りたい!」
なんて無理なことをディーラーに伝えたらしいんですが、
「いいですよ!」とディーラーの担当さん。
へ? 乗れるの?
試乗させてくれるの? マジ?!!!!
てなわけで、早速試乗に行って参りました。2015年6月8日(月)の夕方のことでございます。
ここからは確信犯なんですが、2シーターの車の試乗に友達同士で2人で行くと、必然的に営業担当を販売店に残し2人で勝手に乗り回せることになるわけです。なので、コースも自由!どんな乗り方をするも自由!というカオスな時間を手に入れるため、私に招集がかかったわけです。
実際いままで、このコンビでフェラーリF12、458スペチャーレ、ランボルギーニウラカン、ポルシェケイマンGTS、ポルシェ911カレラ4、等々で暴走させてもらいました。
お金持ちの車好きな友達がいて有り難い!
余談ですが、この友人のおかげで私はC6Z06とF430を買わされております。金持ちとつるむと代償もでかいッ。話はそれましたが、
そんな代償を払ってるんだから、この試乗はガッツリ踏ませてもらわなければならないのです!
で、早速、都内246に面する某有名ディーラーさんより出発!先行は友達の運転です。走り出しは四駆のせいなのか剛性のせいなのか、
ズモモモモー!って感じで重いスタート。でもって彼の乗り方はパドル操作になると若干引っ張り気味に2、3速のアップダウンで街中を流します。マニュアル乗りの私からすると、低速ギアで引っ張りながら運転するなんて気持ち悪すぎて困ります。しかも
ギッコンバッタンで頭が痛くなるですよ。
加速毎にヘッドレストに後頭部をぶつけます。そんでもってジワァーと踏むだけでも上まで回すと、堅い固まりがスっ飛んで加速しますね。
助手席のインプレッションとしては、相当、気を遣った運転をしてくれるドライバー以外の横には乗りたくないですね。私自身の運転なら乗ってもいいけど、私の運転でも女の子は乗せたくないですね。苦情がこない運転が出来る気がしません。
乗り憎さ一番の原因は0.05秒でシフトチェンジが完了すると言ってるわりには駆動力が一瞬抜けるような減速感のあとシングルクラッチのダイレクトなつながりのため、シフトアップのたびにギッコンバッタンするんです。友達曰く、MTモードのパドル操作でシフトアップ時にアクセルを抜く乗り方が良いんじゃない?と言ってました。一応、友達はSVでは良くなってそうな所や、妥協しなければならない点などチェックした後、ドライバーチェンジでございます。
毎度ですが、私は最強モードしかチェックしないので、いきなりコルサモードで踏んでいきます。
こんな私になったのはC6Z06のせいですよん。
1速7割程度の加速でスタート。で6千回転程度でシフトアップ!ものすごいギッコンバッタン!シフトアップ時に加速が止まる感覚。止まったかと思った瞬間、馬鹿トルクでドッカン!と加速。まさしく猛牛!の一言。
でも、車としては良くないでしょコレ!そこで思い出したウラカンの評価の高さ。なるほどね〜!そういうことね。ウラカンはLDFといわれるDCTを積んでるので、今時のシフトのつながりを持っています。だから、乗った人の評価が高かったんですね〜。でも、フェラーリからするとまだまだ頑張っていただきたいですね。
アクセルを踏み込んだままシフトアップすると、シフトアップの間にエンジンの回転が高くなっているため、都度、ドッカ〜ン!と加速するんですね。自分で運転してても下手になった気分です。
友達が言うとおり、一度アクセルを抜いて3ペダルを操作するかのようにシフトアップ後アクセルを再び踏み込むようにすると、気持ちよく加速しますね。で運転がこなれてきた所で、それなりの加速とハンドリングを試しながら、ABSをガッツリ効かせたブレーキングまで色々試してみました。
印象は大パワーのちょっと鈍い車って感じ。実際は鈍くないし、とんでもなく速いと思うけど、まるで危うさがないんですね。横に乗ってた友達は、私が旋回ブレーキとかしてるのに、全然怖くないよ!って言ってました。
大概、友達は私が踏んでいくと怖がるんですが、平気だったと言ってましたから、車の基本レベルが高くて安心感があるのでしょうね。ウラカンもアヴェンタドールも超高速で飛ばしても、全然怖くないだろうな〜?と思います。同じミッドシップでもフェラーリはフロントの軽さに慣れるまでは怖いと思うけど、アヴェンタドールは四駆の恩恵なのか何なのか怖くないんです。
まぁ、一般道ではこの化け物スーパーカーの片鱗すら見ることが出来ないことがわかりました。サーキット試乗したい!出来ないけどね。死ぬ、きっと。
とりあえず、こんなスーパーカーを運転することなんて2度とないので軽く運転できただけで満足しました。あぁ、そうそう、リアスポイラーが上がるとルームミラーに映る後部の視界はほぼ絶望的でした。
バックカメラを常時表示させるようなコトでもしない限り100%免許を無くしそうです。でも、サイドミラーはデカいから広報視界OK!
そして、一番感動したのは、V12のエンジン音でもパワーでもなく吸気音でした。ものすごい吸気音!こんなに空気を吸ってる感のある車には初めて会いました。何でも吸い込みそうな「キュゥゥゥゥゥー!」って音。
で、20分ぐらいは運転したと思うけど、あっさり試乗を終えようとしている私を見て、友達が一言、
「どうせ自分の車の方が面白いから安心したんでしょ?」
うッ、図星!
私にとっては、4000万overのスーパーカー持ってこられても、やっぱりMTのスポーツカーが最強なんですね。
それからディーラーに帰って、SVのカーコンフィグいじってカラーや内装を見せてもらって、楽しい一時を過ごさせていただきました〜。ごちそうさま!
相変わらず、インプレッションしてませんね。言い訳ですが、腕のない一般人が乗るとこんなモンですね、すみません。
今週、来週でMAZDAロードスターとWRX STIに乗ってきますので、そのうちブログにアップします。
これは、F430が維持できなくなったときの候補たちですね。
Posted at 2015/06/09 21:58:57 | |
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試乗 | 日記