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@ひこのブログ一覧

2020年05月22日 イイね!

F430を便利に使うためには回路をいぢりましょう!

F430を便利に使うためには回路をいぢりましょう!F430の純正キーではロック、アンロックしか出来ません。

リモコンキーでトランクを開けられると非常に便利になります。F430にデッカイ荷物積む時は当然トランクを使いますし、仕事のカバンでも助手席に積むよりもトランクに入れた方が乗り降りが楽なので、リモコンでロック解除したいんです。

それから、あらかじめ窓を下ろしておければ、乗り降りするのがめっちゃ楽になります。しかも、ドアを大きく解放しなくても乗り降りできるようになります。
また、窓を開けれらると窓から荷物を放り込んだりするのもちょー楽なので、リモコンで操作できるとありがたいのです。
余談ですが、F430は997よりドアを開けなくても乗り降りできるんです。さらに窓を開けていればもっと狭い開放で乗り降りが可能になります。また、F430の窓はドアからルーフに向かって内側にせり上がっているので、開いていれば上から下ろすだけでシートの上に荷物が置けるんです。

と言う事で、私のF430はセキュリティー用の回路を使い、もう、4、5年前からトランクと窓の開放はできるようにしておりました。その施工以降、非常に使い勝手が良く気に入っていたのですが、リモコンがショボくてカッコ悪い上に、キーリングの取り付け金具がモゲてしまったので、この機会に機能をグレードアップさせ、リモコンをもっとスマートなものに変えるためセキュリティ専門ショップPROSS JAPANさんに1日入庫。


[右が今まで使ってたリモコン]


今回の改良は純正キーは使わずリモコンの方でロック&アンロックします。セキュリティもかけたので、ロック解除してもエンジンをかからなくしてあります。まぁ、セキュリティに関しては盗難人気車種でもないのでオマケみたいなモンです。
メインはリモコンをスマートにする事なのでファンクションキーを4段回で設定できるモノをチョイスしていただきました。VIPERの3606Vですね。エンジンスターターも付けられるのですが、ウチのはMTですから、ギアが入っている時に操作してしまうと危ないので今回はスターターは無しにしました。今後つけるかもしれないですけどね。


追加機能としては窓を閉める事ができるようにした事ですかね。以前は開ける信号しか設定しませんでした。その時は要らないと思ってたんです。でも、窓を開けれらる機能はメチャクチャ便利なので使いまくってたんですが、やはり閉める機能も欲しくて3年前から付けようと思っておりようやく実装です。今回は両サイドの窓を同時に上げ下げできるのと、助手席のみ上げ下げできる設定としました。

ボタンの設定やアクセサリーONをしている時間設定等細かい調整や別途必要なカスタムは基盤を組んでもらう事もできるので、しばらく使って再度調整するつもりでおります。
ともあれ、車の乗り降りの際、荷物の積み下ろしの際の利便性が格段にアップしました。



[パテで盛ったり塗装したりしてたので、もうボロボロでした]

[今回はシンプルに]

最後に、純正リモコンは動作しないようにするため電池を抜いて、以前使ってたリモコンからminiカヴァリーノ・ランパンテとminiSFエンブレムを新しいリモコンにくっつけて完成!


[メインキーとサブキーの目印にマークが複数あるのは便利ですね]


次はドアミラーを広角にしまーす、RSも一緒にやるよー。てかRSの為だけどね。では、また!
Posted at 2020/05/22 23:18:42 | コメント(1) | トラックバック(0)
2020年05月16日 イイね!

F430の終わらないブレーキのお話(専門的じゃないよ😁)

F430の終わらないブレーキのお話(専門的じゃないよ😁)コレがウチのお馬さんのブレーキ現状形態です、多分。性能やフィーリングをお話する前にノーマルはどんなモノで、何でこうなったかをザックリだけど超長文でお話しますね。
今回もよっぽど好きな人じゃないと読まない方が良いすよ。

では!始めまひょ。



F430の元々の純正ブレーキは鉄ローターのブレーキでございます。オプションでカーボンセラミックブレーキシステムが選べたそうな。新車で買ってる訳じゃ無いから情報が間違ってたらスンマセン。多分、一番高額なオプションだったのでは無いでしょうか?オプション価格は知らないけど、カーボンセラミックローターは単品で80万、キャリパーはフロント70万、リア50万ぐらいしたはずです。オプションを組んでなかった個体用に後付けでカーボンセラミックに換装できるキットも売り出されました。320万円ぐらいだったはずです。




まぁ、そんな高価なカーボンセラミックブレーキを装着している個体を買った@ひこでございます。まぁ、ほとんどの車はこのオプションは入れてますけどね。
で、当時のフェラーリのブレーキは効かない事で有名!ディーラーのトップセールスが「効かねっすよ!サーキット?気をつけてくださいね。結構壁に刺さってますよ」って言われましたモン。鉄は全然効かないけどカーボンは多少は効くんだろう?と思ったら、全くの逆、まーったく効きません。まーったくです。
購入当時、何度お釜を掘りそうになった事か。サーキットでブレーキ踏む訓練してなかったら多分やってましたね。そんぐらい効きません。特に洗車後はローターにワックスを塗って石鹸のパッドで止めようとしてるかの如く滑ります。
「冷えてるから効かないんだよぉ〜」何て思うかもしれませんが、多少はネってくらい。確かにサーキットを周回した際のフェードのしにくさは恩恵はあるかなぁ?とは言え、効かないブレーキがフェードしなくても本末転倒ですわ。と、そんなブレーキ。458は普通にブレーキ効くから430以前が悪すぎるんだとは思います。



で、ですよ。ウチのお馬さんでサーキットに行くようになって先ず対処したいのが当然ブレーキ。カーボンセラミックの利点はバネ下重量がすんごく軽い事。だから、ローターだけを鉄にしてキャリパーを使い回すって言う判断はしたくなかったんです。そこで19inchを18inch化してローター径を下げ強化キャリパーで性能アップを目指しました。そうする事で18inchのタイヤが履けるのでタイヤのランニングコストも安くなる計画でした。
しかし、フロントのアップライトがデカ過ぎどうしても小径化出来ず挫折。



で、パッドを探す事になります。私が乗り始めた頃はあんまりカーボンセラミック用のパッドをラインナップしてるメーカーも少なかったので、ポルシェのPCCB用によく使われているPAGIDをチョイス。430のキャリパーに適合するものがあったので装着。


パッドは確か温度レンジによって2、3種類選べました。サーキット用だけどストリートに振ったものを選んだはず。話が前後しますがフェラーリ純正はブレンボです、が、基本的にブレンボから直で430に使えるパッドはひけません。まぁ企業間取引の仁義ですわね。で、ディーラーから買う事になりますがF430は前後8枚で60万円します。まぁ、普通に乗ってればカーボンセラミックのパッドはほとんど減りません。でも、サーキットは別、ちゃんと減ります(o^^o)




話をPAGIDのブレーキパッドに戻します。効きですが普通に効くようになりました。此処での普通は、スポーツカーとしてではなく普通の車としてだよ。この状態で月1程度のサーキット走行で8ヶ月程度でパッドを交換するペースなりました。PAGIDは前後でも12万ぐらいだった気がします。以前、みんカラで書きましたが記憶が定かでないです。
数年して国産車もカーボンセラミックが装着されるようになると他メーカーからもカーボンセラミック用のパッドが発売されるようになります。そこで目をつけたのは名門endless。endlessはベースを渡すとパッドを盛ってくれるサービス(板蒲鉾ね)があったので早速注文。彼らも開発に注力してる時期でいろんな成分を探っている時でしたから色んなタイプの提案もしていただきました。もちろん、そこまで親身になってくれたのはapr Racingのお陰です。当時aprのGT300はendlessのブレーキで戦って好成績を上げていましたからね。
で、endlessのパッドに変えてブレーキは更に効くようになります。スポーツカーのブレーキです!

パッドの種類も試しながらもっとあったものを探そうと思っていたところ、ローターの消耗も気になってくる訳です。調べるとローターは一枚80万。並行で安く仕入れても60、70万でした。致し方なくローター貯金を開始。サーキット走ってても私のペースならローターも4、5年は持つので年間80万円の貯金を開始。ん〜、もう損得勘定ができない状態。
と、その時に一大転機が訪れます!

カーボンセラミックローター炎上です。

ここからは推測が入ってくるので、決め付けずに読んでくださいね。F430のフロントパッドは内側から片減りして行きます。極端な消耗の場合、ホイール越しに外側のパッドが8mm有るのに内側が0って場合も起こります。しかも内周側、擁するにキャリパーにセットされてるキャリパーの背部分から除いてもパッドはあるけど抜いてみると内周側にパッドが残って無いことが有ります。コレはサーキット走らないとならないと思うので普通に乗ってる方はご安心を!でも、その傾向がある事は知っておいてください。カーボンセラミックローターは高いですからね!

炎上の一番原因はローターとパッドの相性。パッドはローターに対して攻撃性の高いものと低いものがあります。ようはローターを削るかパッドを削るかですね。当然、パッドを削る方が安上がりですから、そう言う特性のパッドを装着するのですが、摩擦が大きいから発熱が多いって事。使ってるとローターもツルツル状態からちょっとざらつき感が出てきます。コレ注意!純正パッドではローターはツルツル状態のままでした。PAGID入れた時に少しローターの表面の感触が変わった事を覚えています。更にendlessを入れたときにその感触が増していた記憶があります。その状態が異常なのかどうかはわかりませんが、ヤスリ状ローターでパッドを削ればすぐなくなる事は道理です。
多分ですけど、ローターの表面はツルツル状態でなければならず、少しでも表面の状態が変わっらたそのパッドは使わない方が良いですよ。安全に行くなら60万払って純正を入れるか、ブレンボの同じ材質のパッドを入れる事が安全ですね、有るかどうかはわかりませんが。
PAGIDでもendlessでも合うものはあるかもしれませんが、探してるうちにローターがお釈迦になる可能性は考えてくださいネ。今となってはカーボンセラミックローターを使いたいなら私は純正を勧めます。そうでないならローターを鉄にしてください。60万のパッド買うなら20万追い銭すれば鉄ローターに換装できます。

で、ローター炎上のお話ですが、私のブレーキは新品パッドに換装した週に行われたサーキット走行会で左フロント内側のパッドが0mmになり鉄のパッドのベースでローター挟み、強烈に押し付け炎上!実際に炎が出たかは知りませんが、ローター表面はセラミックのみが残りカーボンは燃えてザランザラン木工ヤスリ状態。でもコレ内側なのでローター外さないとまず気づかないですよ。表面を触ればわかりますけどね、でも、外側が正常で内側が変質してるなんてね普通は気づかないですよ。




まぁこうしてカーボンセラミックブレーキシステムがご臨終と相成りました。この時の選択肢は2つ。
1、純正の後付けオプションを使い320万円でシステムアッセンブリを買うか?(ローター、キャリパー、パッド、ライン全てセット)超お買い得!(皮肉デスヨ)
2、キャリパーはそのままでローターを鉄に換装するかです。
F430でレース経験をお持ちのチューンナップ屋さんは最初から鉄ローターに換装する事を薦めています。私の知る限り2社ありました。双方70万ぐらいでメニューが用意されています。私はバネ下の重量増しを嫌い選択しなかったヤツです。

結局、純正カーボンセラミックに入れ替えても同じ事の繰り返しになる可能性が高い上、お金無いっす。ってことで鉄ローターに換装する事になります。でも、最初に選ばなかったチューンナップ屋さんで持ってるメニューを使う事はプライドが許さず、レーシングチームとブレーキメーカーの協力のもとワンオフで制作する決断に至ります。価格は80万ぐらいなので、その分性能で勝っちゃる!ってな意気込みです。

タイミング良くレースのシーズンオフ!レーシングチームにベルとローターの図面を起こしてもらい、ブレーキメーカーでワンオフ製作。結果、GT300についてるものとおんなじモノが出来ました。スゲー。




ただね、キャリパーは純正なんでショボいんです。でも、めっちゃ効く!パッドをローターに当てた瞬間から「グッ!」と効きます。ただ、踏力の強さでブレーキをコントロールする能力は低いよ。純正キャリパーがダメだし、
後、ABSの制御がアホなんだそうで、GTでシリーズチャンピオンとったドライバーさんに「キャリパー変えるならドイツ車買ってください。」って言われました。

そんなわけで、キャリパーは純正のまま運用しておりましたが、所詮純正、耐久性に難があり遂にフルード漏れ、原因はブリーダーのテーパー部の変形。キャリパーの素材とブリーダーの素材の熱膨張が異なる為レーシングスピードでの使用だと限界が来るようです。そこでブリーダーのネジを切り直し修理。でも、キャリパーは復活しましたがサーキット走行で現状のキャリパーを使用する事はNG。よって、次の選択肢を選ぶ機会を迎えます。

この時点では純正戻しの選択肢は無くしました。なぜなら、F430を売ると言う選択肢を捨てたからです。売らないのであれば純正戻しと言う呪縛から解き放たれるのです!クラシケなんて糞食らえ、純正が出来なかったレベルに仕上げちゃる!
※決してクラシケをバカにはしていませんよ。所詮、純正で優雅に乗れないヤンチャ者の負け惜しみみたいなもんですから、純正で乗ってる方気にしないで下さいねm(__)m
てなわけで、ブレーキシステムをランニングコストも考慮して一新する事となったのです!

ここでも選択肢は2つ。日本の雄endless様か、イタリアの名門brembo様か!
ブレーキの必要レベルはサーキット走行よりのストリートモデルって感じネ。endlessの場合、車両を預けて一か月程度でワンオフで作ってくれます。専用設計だしカッチョええですね。お金は170万円。
bremboの場合、車種別のキットで量産もの。とは言え受注生産だけどね。ここで選んだのがGTキットシステムってヤツです、HPにも載ってるですね。F430スクーデリア用としてラインナップしてるんです。で金額は120万円也。ただし、リアも6ポッドになりサイドブレーキのキャリパーが干渉するのでブラケットの加工が必要です。
あぁ!一つ言い忘れ、ノーマルのF430のホイールはキャリパーが干渉して入りませんよ!


スクーデリア用のホイールは入ると思いますが、私は通常TWSのF430スクーデリア用T-66Fを履いているので問題無く装着出来ます。
で、apr Racingさんと相談して最近のendlessの評判やbremboの交換パーツの出てき方を総合的に判断してbremboといたしました。私的にはFerrariなのに青いendlessってオモロそう(#^.^#)と思ってたのですが、ブレンボです。正直つまらん!
ですがOEMでない本当のブレンボ品質も知らないとイカンですね。てなわけで昨年11月に発注し2月末に到着、3月換装と相成りました。という事で、私のノーマルチャレンジホイールはお払い箱になってしまいます。細かい傷を治しに出したので、近日中に中古業者に引き取ってもらいましょう。





あぁ、長かった。ここまで幾ら使ったんでしょね、How much ? ん〜?ホイールの金額も入れたら270万ぐらいっすかね(;o;)
コレが私の払った勉強代。もちろん、コレで終わりじゃないかもしれないので、ああぁ恐ろしや〜ですね。鉄にしたい方がいらっしゃったら私の純正キャリパー&ベル/ローター&パッドをセットでスーパー激安でお譲りしますよー。ノーマルホイールもあるよ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎純正チタンボルトもつけてね!

で、さぁ、ブログはもうチョットです。いよいよインプレです。

インプレしようと思いブレーキの焼き入れ中にキャリパーの不良のためオイル漏れ。コレは以前のブログで報告してますね。で、キャリパーを新品保証交換して、もう一回慣らしてようやく感想です。



サーキット走ってないので限界での感覚はお伝えできませんが、首都高レベルで何となくの感想です。だから、ABSが介入するより手前までね。比較対象はウチの997.1GT3RS。私に腕が有れば良いレポートになるんでしょうが腕の無いヘッポコドライバーの上、サーキット走ってない比較なのであしからず(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎




先ず制動力ですね。最大制動力は一般道ではRSと大差ないですね。まぁ、RSのブレーキも容量が大きいとは言えブレンボはブレンボでしょうから、ブレンボ純正も充分止まります、当たり前っちゃぁ当たり前。と言うわけで、この項目はサーキット行かないと差はわからないです。ノーマルのF430から比べるととんでもなく止まります。今が10だとするとノーマルは3か4ですね。

踏込んでの制動力のコントロール性とリリースコントロール性能はローターやキャリパーを変えたところでたいして変わらないという事はわかりました。まぁ、制動力は上がってるので、多少のコントロール幅が出来ているような感じではありますが、基本的に変わりません。その辺はRSは素晴らしいです。RSが10だとすると今のF430は良くて5ぐらいですかね。
あんまりインプレにはなりませんが、ノーマルより遥かに良くなりました、が、RSより遥かに悪いです。(=^▽^)σ できるならF430はペダルのストロークに対しての制動力の立ち上がり方をもっと良くしたいですね。特にリリース側の現状は絶望的に悪いですから。「キャリパー変えるならドイツ車買ってください。」って、プロに言われた事が思い出されます。素人の私でも言わんとする事がチョット分かった気がします。
起因がマスターシリンダーなのかマスターバックなのか、この辺りの性能がポルシェと比べると全然違うんでしょうかね。なんなんでしょう?知ってる方がいらっしゃったら教えていただけませんでしょうか?
まぁRSなんて良いものを知ってしまうと、何とかしたくなるのが人情ですね。さぁ、またF430に課題ができましたね。困ったもんですが面白いですね。お財布と相談しながら完成に近づけたいですね。




次はチューニングの事でも書こうかな。
Posted at 2020/05/16 20:45:04 | コメント(3) | トラックバック(0)
2020年05月10日 イイね!

997.1GT3RSサイドデカールのデータ製作

997.1GT3RSサイドデカールのデータ製作うちのRSにガラスコーティングしてプロテクションフィルムを施工しようかと業者さんと相談している時に、とりあえず、リアフェンダー前のストーンガードフィルムを剥がした方が良いとアドバイスをいただきました。経年劣化がすすみ色も黄ばんでしまっており、一度はがして綺麗にしておかないと、塗装まで侵してしまう恐れがあるとアドバイスをもらいました。


その際、純正のGT3RSのデカールは剥がれてしまうと指摘を受けました。そりゃ、そうですわね。ポルシェのディーラーも純正デカールは質が悪く、純正品を取り寄せて後貼してもすぐ剥がれてしまうと言ってました。

そこで、サイドデカールを作るため自分でデータを作ることにしました。作り方としては、実車から型取りする方法と、純正品を購入して貼る前の状態からデータを起こす方法。
当然、実車から型取りすると実車の曲面やデカールを貼るときにメディアが伸びたりして歪みが出ているので、純正品の貼る前の状態からデータを起こした方が正確です。

というわけで、データを取るだけのために純正品を購入しようと思い、ディーラーに発注してびっくり、金額が両サイドで20万ぐらいだそうな。担当さんも値段を見てびっくりして発注する前に連絡をくれたので買わずに済みました。というわけで実車から型取りしデータ化してみようと思います。

簡単に作る方法は他にもいくらでもあるのですが、今回は純正品のスーパーコピーを作ってみようと思っております。とりあえず、私なりの作り方を紹介してみましょう!

●ロール状のトレーシングペーパーにグリッドをひきます。コレは実車から写し取ったラインをデジタルに取り込んだ際、歪みを修正するため使います。
グリッドは正確に直角を出して正確な間隔であれば何センチでも構いません。細かすぎない程度で。


●実車にトレーシングペーパーを張り込み、カーボン(鉛筆)でデカールを写し取ります。ボディとデカールシートの段差を丁寧に写し取りましょう。ボディは曲面ですからトレペがボディから浮かないように手でボディに沿わせながら正確に作業します。






●デカールを写し取ったトレーシングペーパーをスキャニングします。本来はフラットベットの巨大なスキャナーで読み込めれば速いのですが、今回はA3スキャナーで分割して読み込みます。面倒くさければ携帯で写真撮るだけでもやれない事はないですけどね。



●Adobe Photoshopでグリッド毎に歪みを補正し、トレースしやすいように画像を水平補正します。複数毎のスキャンデータを一枚の画像に繋ぎ合わせます。つなぎ合わせた後、デカール自体のデザインの水平を出します。今回の場合、横長の帯がGT3RSという文字を貫通するデザインですが、横長の帯の底辺が水平になるデザインになっている事に気付きます。したがって、この帯の底辺を水平として画像を補正しておきます。


● Adobe Illustratorのベジェ曲線を使い原寸大でトレースします。純正は結構いい加減な線で作られていますし、シートを張り込むときの歪みも出ているはず、拡大すると経年劣化って所々剥がれ落ちている箇所もわかります。
補正して美しく作る方が簡単ですが、ここはスーパーコピーを作るため、純正のいい加減さ、シートの歪みを考慮しつつ、補正を極力入れないようにトレースします。実はこの作業が一番キツイ、直したい衝動を抑えるのが大変です。剥がれはキッチリ元の状態を再現します。コレは経験があれば簡単に正確に想像できますね。


【デザイン考察】
トレース前の想定ではデカールの構成は帯の部分とロゴ部分の組み合わせなので、帯とロゴ部分を分割して作っておけば、片方を作ればもう片方は流用出来るだろうとおもってましたが、帯部分は同じですが、ロゴ部分は左右で全く違う形状でした。
ここはポルシェのデカールデザイナーの凄さを感じましたね。流用しなければならない部分と流用するとおかしくなる部分をしっかりと線引きして美しいデザインを整えていました。世界のポルシェ様のデザイナーですから当たり前っちゃぁ当たり前なんですが、良い勉強になりました(o^^o)

●データの細部を調整します。今回のデータはカッティングシートの出力用データですから、図形の角は必ず落としてあります。別途、撮影しておいた画像と比べながら細かい角の処理をコピーします。拡大すると鋭角は0.25Rで、鈍角は角を落としてる部分と落とさない部分が混在してますね。全ての角を確認しながら調整します。


●一通りデータが出来たところでサイズ確認をもう一度行います。一度、分割したデータを統合してトレースしてますから、微妙にサイズが異なる場合もありますから、トレースしたトレペからしっかりサイズを測り、完成データのサイズを確認します。

●デカールのシートを指定して、カッティングプロッターを持っている業者に発注。今回はガラスコーティング&プロテクションフィルムの施工業者さんに品質の良いメディア(カッティングシート)を指定していただきました。
指定はAVERY DENNISONのSupreme Wrapping Filmか3M Wrapp Film series 1080でしたので、今回はAVERY DENNISONで行きましょう。




●ハイ!完成。
出来上がりはもう少し先ね。何せ、ガラスコーティング&プロテクションフィルム貼りで70万。ん〜痺れる〜。さぁ、やるか、やらずにおくか、ん〜折角デカールデータ作ったしなぁ〜悩みます。




【オマケ】
リアフェンダー前のストーンガードと、リアのGT3RSのロゴもついでにトレースしてデータ化しました。ストーンガードは上記と同じ要領で問題ないですが、GT3RSはトレペでの転写では細かすぎて精度が出ないので、チョット応用編を解説しましょう!

●トレペでカーボン転写、スキャンします。要領は上記と一緒。


●スキャンしたデータを見て分かる通り、ロゴが細かすぎるためロゴのディテールがはっきりしない事がよく分かりますね。Adobe Photoshopでこのスキャン画像にGT3RSロゴを撮影した画像(iphoneで可能な限り正対して歪まないように撮影)を重ねて、撮影した画像の歪みを補正変形をかけます。コレで撮影したロゴの歪みがとれ、更にエッジが美しい状態の原寸画像が出来ました。




●トレースして完成!




以上、@ひこ流データ製作のやり方でした〜。

紹介した方法意外にも、転写するところはもっとやり方はありますし、精度をあげる方法もありますがお手軽な方法でやりました。データ化する部分で補える範疇でしたのでトレースするところにしっかりと注意しながら作ったので、まぁまぁの精度は出ていると思います。実際には施工段階での変形が大きいので実物とはある程度誤差は出ていると思いますが、施工後のディテールだけを見ればコピーだと見破れる人はほとんどいないレベルだと思いますのでOKでしょう!

では!また。
Posted at 2020/05/10 22:50:51 | コメント(1) | トラックバック(0)
2020年05月06日 イイね!

997.1GT3RSのタイヤ&ホイールのお話。

997.1GT3RSのタイヤ&ホイールのお話。このブログはアホみたいに長いので読まないことをお勧めいたします。

で、今回997.1GT3RS(以下、RS)のタイヤとホイールを換えようと画策しております。
通常、私がホイールを換える場合の理由は、経済的なタイヤを選べるようにホイールサイズを換える。& トレッドを稼ぐため(ツライチ化)するため、リム幅とインセットを換える。私はスペーサーでトレッド変えるのはあまり好きでないのでね。
でも、今回は理由が異なります。

事のきっかけは2つ。一つ目はコレ!


純正ホイールをコインパーキングのフラップのギアボックスにぶつけて欠けさせた事。最近430でも良くやるのですが、駐車場に停める際に必要以上に寄せて停めたくなるシチュエーションがある時、めっちゃ攻めて停めようとする事。〝慣れ〟なんでしょうがチョット見切りが甘くホイールをヒットさせてしまいます。
まぁ、ホイールをぶつけたくらいでワー!キャー!云うのは私の主義ではないのですが、運転操作が下手な事を主張するようでコレは恥ずかしい(#^.^#)さらに高価な純正ホイールだと尚更です。そこで、純正はホイール修理してサッサと売っ払い、もっと都合の良いホイールに替えてしまおう!がきっかけ。

二つ目はコレ。
ADVAN Racing GT for PORSCHE 18inch


知り合いのプロドライバーさんが、写真のホイールを997GT3RSの黒/オレンジに履かせております。そこで、私が同じ車を買った事を知り、使ってない同型のオレンジ色のホイールが余ってるんだけど、譲りましょうか?と申し出てくれた事。
GTシリーズチャンピオンもとってるプロドライバーさんからの申し出ですし、その人がプライベートで使ってるホイールなら間違いない見立てだろうと思い検討することにしました。

そこで問題が浮上!

純正ホイールは19inch F:8.5J/ET53、R:12J/ET51です。

譲って貰うADVAN Racing GTホイールは18inch F:9J/ET46、R:11J/ET40です。

純正ホイールに履く指定タイヤサイズは19inch F:235/35、R:305/30です。

ADVAN Racing GTは指定タイヤサイズはHPには出てないですが、リム幅から考えるとF:235〜245、R:285〜305ぐらいでしょう。純正のリアは12Jで305を履いてますがチョット引っ張り気味。ですから11Jでも305でいいかな?

でも、ここで重要なのはタイヤ幅ではなく扁平率。扁平率を変えずに18inch化すると当たり前ですが車高が下がります。今回、同じ幅で同じ扁平率で選ぶと約2cm車高が下がります。(余談ですが、タイヤの円周が変わりますからスピードメーターの数値も誤差が生じます。)
車高が下がるとRSはフロントスプリッターが出っ歯なのでそこら中で擦りまくるんです。擦るのは全く構わないのですが、2cmも落ちると割れまくるハズ。現にプロの方は箱根でスプリッターを割りまくっているそうな。荷重移動だけでスプリッター割るってどんな運転してんねん?と呆れてしまいます。ともあれ、2cmのローダウンは嫁の車としてはNGです。

そこで、スポーツカーにあるまじき逆転発想で扁平率を上げることにします。さらにタイヤ幅をギリギリまで上げてやれば車高も沢山あがります。
そこで今回チョイスしたい理想のタイヤサイズは18inch F:245/40、R:305/35!

で、タイヤの銘柄ですが、私の一番好きなのはADVAN NEOVA AD08R、二番目がKUMHO ECSTA V720です。あとちょっと気になっているのはMICHELIN PILOT SPORT 4Sぐらいですかね。
で、探してみるとサーキットも走る設定の上記のタイヤにはフロント40/リア/35みたいな中途半端な扁平率の幅広タイヤは非常に少ないのです。特にリア35となると285がほぼ限界の太さ。
MICHELIN PILOT SPORT 4Sには18inch F:235/40、R:285/35がありますね。でもKUMHO ECSTA V720にも18inch F:245/40、R:285/35があるので、結局はKUMHOですね。エライ!韓国タイヤ)^o^(



でも、MICHELIN PILOT SPORT 4Sも気になりますね。MICHELIN PILOT SUPER SPORTの後継タイヤでもあるし、PSSは普段使いとしては非常に良かったしTreadwearも他のメーカーのタイヤと比べるとずば抜けて高かったので非常に経済的でした。ただ、サーキットではブロックが柔らか過ぎて腰砕けになるので責め切れませんでしたネ。PS4SはTreadwearが320って驚異的な数字なのでPSSと同様にサーキットレベルの性能はチョット厳しいんではないか?とは思っています。どなたかサーキットでの使用感を教えてくださーい(*≧∀≦*)

また話は脱線しましたが何はともあれ、ADVAN Racing GT for PORSCHE 18inchは攻めたセッティングには良いですが、コンフォートに使おうとすると難しいですね。だったら、いっそのことちゃぶ台返し!
ADVAN Racing GT for PORSCHE 18inchは履かさないで他のホイールをつけるという手。そうなると選択肢はTWS Exspur EX-fp ポルシェ専用モデル19inch F:8.5J/ET53、R:12J/ET46ですね。

インセットが46で12Jですから、ツライチまでホイールでトレッドが稼げてカッコいいですが、今度もリアタイヤがない!305を無理やり引っ張って履かせるか、MICHELIN PILOT SPORT 4SでF:235/35、R:325/30を履かせるか。ん〜ミシュランしかない。

F430もそうなんですが、2007年式の車は19inchという中途半端なホイールサイズが一番のネックですね。しかもPCCBの装着車はローター径が大きいので、専用設計のホイールでないと履けないんですよね。いっその事こと20inchにあげた方が選択肢が増えるのかな?
そこで20inchをチョット見てみると、サーキット志向のタイヤラインナップは19inchまでってブランドが多いですね。やはりサーキットを主眼に置いたタイヤは18inchが選択肢が広がるって事ですね。
でも、プレミアム系のタイヤは昨今のスーパースポーツカーを意識してか20、21inchのタイヤのラインナップも充実してきましたね。でも、高くて買ってられないので、やはり現状ではまだ20inch化するメリットは少なさそうです。

とにもかくにもタイヤってそんなに安い訳ではないのに一番好みが出るところ。でも、すべてのタイヤがどんなか体感するのは難しい。しかも交換サイクルも極端な走り方(サーキット走行とかね)をしない限りはハイグリップタイヤでも1年ぐらいはもたせる事はできる。そうすると2、3銘柄比べてるうちにすぐに新しいモデルが出てしまう。ともすればメーカーの特徴さえ変わってしまう。
ということだから、自分の好みのタイヤを見付けるのはとんでもなくハードルが高い。周りに色んなタイヤを履いてる人がいて常に情報を仕入れるとか、色んなメーカーのタイヤを扱ってるショップがあって、情報を聞きながら選べると良いのですがね。

あー長い!まだまだ続きます。

ここから先は私のタイヤの選び方です。よっぽど興味がない限りは読まない方が良いですよ。長いし(^◇^;)

【@ひこのおすすめタイヤチョイスの方法】

良くタイヤのチョイスで指定タイヤにこだわる方がいますが、そこまでこだわる必要はないですよ。まぁ、指定タイヤ履いてることで気持ちが満たされるなら良いですけどネ。
指定タイヤがピレリだからと言ってピレリを選ぶのはもったいない!他メーカーでも同クラスのタイヤはある場合が多いですから、やっぱり自分の重視したい性能を見つけて、気に入った乗り心地を得た方がいいと思います。同じプレミアムグレードのタイヤでもメーカーや銘柄によって全く感じ方は変わりますよ。


●メーカーをまたいで比較しましょう!
コレが一番大事。メーカーによってタイヤの消耗のさせ方、壊れ方が異なります。安全性能の出し方が変わるということですね。まぁ、履き比べが難しいので頭の片隅に置いといてください。あと、超有名メーカーに拘わらずそこそこ名の通っているメーカーならチャレンジしても良いと思いますよ。

例えば、7年前にF430購入時に履いていたPIRELLI P-ZEROはサーキットでフルブレーキング時にトレッドのブロックが吹っ飛んで壊れました。これは当時のピレリタイヤの正常な壊れ方。良く言うと壊れ方が分かりやすいから交換時期もわかりやすい。

それに対して、9年前にZ06に購入時に履いていたミシュランのカップタイヤは新品からトレッドの溝が4mmでした。熱が入らないとグリップしない、滑りまくり。サーキットも走ってないのに4ヶ月でスリップマーク出ました。

ここでは壊れ方を例にしましたが、タイヤメーカー、ブランド、銘柄によって性能の出方は違うという事。

●グリップ性能を決める。
サーキット走行に趣きをおいたハイグリップタイヤか、高いレベルでの平均走行性能(プレミアムタイヤ)を選ぶのか、それともECOや特殊なタイヤを選ぶのか?
コレは乱暴な言い方するとトレッドパターンで選びましょう!
溝が少なくブロックが少なければハイグリップです。沢山ブロックがありミゾが深ければ排水性能が高いタイヤです。どの程度のグリップが欲しいのかをトレッドパターンの好みで候補をだしましょう!


コンチネンタルやピレリ、ミシュランは分かりづらいですが、ブリヂストンやヨコハマ、グットイヤーなんかはサーキット志向のタイヤとプレミアム系はパターンが全く違うので分かりやすいですね(^ ^)

超高級スポーツカー乗ってる人で雨の日なんて絶対乗らない!なんて人はサーキット志向のタイヤの方が安全ですよ。雨のグリップは絶望的な銘柄もありますから御注意を!まぁ、サイズがない事が多いかも。

●タイヤの交換周期を考える。
通状はトレッドの溝があるか無しかで交換時期を考えますが、ゴムの性能が出ている間に消耗仕切るのが丁度良い訳です。ですからどのくらいで交換したいかを決めてしまうということです。
超ハイグリップタイヤはすぐに摩耗してしまいますが走らなければ摩耗しません。という事は、全然走らない人は超ハイグリップタイヤでも充分もつってことです。ですから、自分の走り方に合わせてタイヤをどのくらいの期間持たせるかでタイヤを選べばいいんです。
コレはUTQG表示のTreadwearを見ることによってタイヤの減りの速さの目安になります。メーカーのホームページで出てないこともありますが、検索すれば情報はひろえると思いますよ。数字が大きい方が長持ちします。

Sタイヤで60〜80程度、サーキット向けタイヤで120前後、プレミアムタイヤで200前後。

私はサーキットを走っている時期は4〜6ヶ月持てばいいと思ってタイヤを選んでいます。ですが、今はサーキットを走ってないので、すでに一年半ぐらいタイヤはもっています。ちなみにADVAN NEOVA AD08Rですよ。AD08Rはサーキットでも充分グリップするタイヤでありながらTreadwear 180という素晴らしい耐摩耗性!ってことです。

●静寂性で選ぼう!
皆さんは車のエンジン音を楽しんだりする嗜好の方が多そうですから、要らないロードノイズは少ない方がいいでしょ?だったら静かに転がるタイヤを選ぶといいですよ。
実はコレ、メーカーやブランド、銘柄でびっくりするほど違いがでます。誰でもわかるほど明確ですから聞き比べて欲しいですね。興味のあるタイヤ履いてる人がいたら乗せてもらいましょう。エンジン音を静かに走ってもらえれば分かると思います。

以前、ゴルフに乗ってるオーナーさんがブリヂストンのS001を履かせており、私のF430に乗った際にロードノイズの静かさに驚いていた事があります。その時履いていたタイヤはMICHELIN PILOT SUPER SPORTでした。みたいなね!



●走りやすい硬さを探そう!
タイヤの硬さは空気圧、トレッド面の硬さ、サイドウォールの硬さ、タイヤの構造(ランフラットタイヤ)等で変わります。
わかりやすいと思うのがスタッドレスからノーマルタイヤに履き変えた時、いきなり走り易く感じたことないですか?その逆も然り、ゴムがグニョグニョで走りにくかったり…。
これノーマルタイヤでもメーカーやブランド、モデルによって考え方が変わるので、硬い部分、柔らかい部分が異なります。きっと好みの硬さがあるので見つけましょう!

BRIDGSTONE POTEZA RE-71Rを履いていた時、乗り出して一声が、『硬っ!うるさっ!』でした。グリップは超高かったし、その硬さのため路面のグリップ状況が凄くわかりやすかったです。ADVAN NEOVA AD08Rに変えてみると、適度な硬さでサイドウォールの柔らかさのため乗り易く、ロードノイズも少なめでグリップの仕方も分かりやすいので、私はNEOVA AD08Rの方が好きなんです。


●値段
通販で買って組むのが一番安いですね。でも、ここで注意。製造年月を確認できる業者から買えると良いですね。拘りを持っている業者さんはちゃんと製造年月を表記して売ってますね。もちろん、あまり神経質になりすぎる必要はないですが、せっかく新品で買うんでしたらせめて2年以内に製造されたゴムが良いですよね。まぁ、メーカー在庫でも1年以上経っているものもありますからね。

私は20inchより18inchの方が安く、しかもハイグリップタイヤが選べるからホイールサイズを下げようとするわけです。ホイールの小径化は性能とローコスト化を求めた結果ね。
最近のスーパースポーツの幅広扁平大径用ホイールではプレミアムタイヤか、ウエットグリップを全然考えてないスーパープレミアムタイヤしか選べないしね。

もちろん、ウエット性能や熱ダレの仕方など、もっと好みの出るところも多いですが、ともあれ、ブランド志向も良いけど、色んなタイヤから選びましょう!って事です。

あー長、言いたい事は、まぁ、こんなもんかな?3日ほどRSのホイールやタイヤのことばかり調べてたら気づいた事が多く長くなってしまいました。

次はF430のブレーキネタですかね。
Posted at 2020/05/06 23:02:54 | コメント(2) | トラックバック(0)
2020年05月02日 イイね!

遂にやってもーた、F430のECUチューン!

遂にやってもーた、F430のECUチューン!今日、F430が久しぶりに帰って参りましたヨ。オイル漏れしたブレーキキャリパー替えて、クラッチマスター変えて、E-Diffのエア抜きやって、燃調とって、エンジンカバーをスクーデリア用のドライカーボン製に換装されて戻ってまいりました!

トータル70万弱の出費です。

エンジンカバーの事はこの前のブログで触れてるので、とりあえず、ドライカーボンを塗装しちゃったのでその画像だけご紹介( ^ω^ )

全然、ドライカーボン感ないでしょ?てか塗装上手すぎ!


E-Diffのアラートに関しても、以前のブログで触れていますが、ディーラーの見立てではE-Diffコントロールバルブを交換して様子をみましょうと言う事でしたが、aprさんの方でE-Diffのオイルラインのエア抜きをやっていただいたところアラートは消えました。
ん〜人間の病気じゃないですけどセカンドオピニオンの大切さを感じますね。ディーラーが悪いわけじゃないですよ。

で、今回の一番の入庫目的はコレ!ECUチューンです。
私のリクエストは街乗りからサーキットまできっちり楽しめる様にしてちょうだい!です。
特にF430はレブが8,500ですが、踏めば9,000rpmオーバーまで回っちゃうので9,000回っても壊れないようにしてください!って言っときました。

で、測定でございます。ノッキングセンサーシグナルも正常範囲で良かったです。まぁ、詳しい見方はよく分からないので、これからゆっくり色々調べながら勉強しようと思います。






で、めっちゃ分かりやすいパワーとトルク&燃調です。
気になるのはF430のカタログスペックとどれだけ違うのか?ですよね(^^)
先ずカタログスペックは次の通り

最高出力 340kw(490hp)/8,500rpm、最大トルク 47.4kg(465Nm)/5,250rpm

実際この数値はネット値なのかグロス値なのかは表記がないので、多分ネット値でしょf^_^;

で、F430乗りの皆さ〜ん!お楽しみの実測値ですよ〜。
ちなみに数値はhp&kgでいきますよ。ワットとかニュートンとか今だに無理なんです。


【燃調前】
最高出力 428.7hp/8,018rpm、最大トルク 45.7kg/5,234rpm

【燃調後】
最高出力 468.3hp/8,034rpm、最大トルク 45.3kg/5,685rpm

でーす。

ただし、私の車は【燃調前】もエキマニが純正でなく、エキマニに付いてるはずのプレキャタもない状態ですから、パワーもトルクも純正値とは異なりますのでご了承ください。
ただ、乗ってる感じはトルクはあきらかに純正よりはあったと思いますよ。パワーはエンジンの出力の出方によって錯覚するのでよく分からんです。

でも、428hpって中々期待外れなパワーですね。思わず呆れましたわ。

燃調後はナント40hpアップ!凄いですね〜。トルクは0.4kg落ちてますが、これは純正の空燃比はリーン(希薄)傾向だったので、エンジンを守る為リッチ(加濃)傾向に振りました。そしたら最大値が少しだけ落ちましたね。ただし、3,000rpm前から35kgは出てますし全域フラットにトルクが出てます。

乗りやすそうですね〜。ってファクトリーの帰りは運転してますが暴走してないので、全然体感はしてないんですよ。まぁ、これからブレーキのレビューとともにレポートしますね。

とりあえず、下から上まできっちり回って、パワーとトルクがでる車に変わりました。しかも、リッチ傾向に振ったので、エンジンにも優しくなりました。もう少しサーキットで酷使しても耐えて欲しいモノです。
純正がリーン傾向なのは、やはり排ガス規制のためでしょうね。環境的にはリーン傾向が良いんでしょうし、きっちり燃焼をさせてパワーを出そうとするなら良いんでしょうが、やっぱりエンジンは守りたい。さすがに私の財力でエンジンの載せ換えなんて絶対無理。
多少は燃費は落ちるでしょうが、低回転のトルクを使って走ればそんなにかわらないでしょう。
まぁ、何はともあれこんなECUチューンまでに手を染めてしまうとは思っても見なかったですね。フェラーリなんていう摩訶不思議な車に巡り会ってしまったためチューニングという世界を垣間見るようになり、ますます車とのつきあい方を考え楽しむことが出来ていることが面白いですね。
メーカーがやりたくても出来なかったチューニングをこれから模索して車を仕上げて行きたいですね。

では!皆さまお身体をご自愛くださいませ!

私は人との接触は避けつつも、私の周りの経済を思いっきり回していきたいと思います。F430と共に!
Posted at 2020/05/02 22:58:59 | コメント(1) | トラックバック(0)

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