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6月からグズグズとやっているF430の整備ですが、CORNESに頼んだ箇所がようやくカタがつきました。

7月末には入庫できたのですが、作業が盆休みに入ってしまうタイミングと被ってしまうので、休明けを待っての入庫となったため時間がかかりました。

前回のブログ（中編）で交換予定のパーツは以下の通りでした。

【CORNESで交換作業するもの】
一年点検（車検の代わりのお布施です）　132,000
エンジンマウント×2 = 96,624
左デフシール = 63,162
右アウターレンズ = 123,200
ドライブベルト&テンショナー = 70,466
バッテリー = 48,840
エアエレメント = 12,584
エアコンフィルター = 8,789

が、しかし！

入庫前にフロント左からコトコト音が出るようになり、aprで確認したところアッパーアームのボールジョイントのガタと判明。と言う事で、CORNESに入庫する際に交換を発注。ロアアームのボールジョイントも同時に交換した方が良いという判断で上下を交換。



こんな状態でブーツがくっつきます。


写真が今回交換して外したボールジョイントです。小さい方がアッパー、大きいのがロアですね。グレーのブーツがボールジョイントにかぶさりゴミや埃からジョイントを守ります。

で、このパーツの金額が痺れます。

ボールジョイント価格　アッパー￥29,200-、ロア￥36,000-です。
コレは金属部のみね、コレは良いんですよ、コレは。（でも、充分高いとは思いますよ。）
でもね、ブーツの部分が1個3万ぐらいします。1セットではなく1個だよ。
合計4個だから約12万ね。
だから、フロント1輪のボールジョイント交換だけで工賃込みで約20万円です。
一瞬気が遠くなります…。キャタ一本70万円と聞いて以来、久しぶりにひっくり返りそうになりました。

とは言え、直さないわけにもいかないので、何もなかったように発注！

すぐにaprのメカさんに伝えると、交換したパーツをもらって来て対応品を探そうと言うことになり今回持って帰ってまいりました。

ついでに、今回の交換パーツのもう一つの大物、右アウターレンズももらって来ました。で現物を確認しましたが、以前の修理箇所は壊れておらず！




接着剤てんこ盛りで過去2回ぐらいCORNESで対処してもらってます。

でもさぁ〜、え〜壊れてないじゃん！なんで交換したのよ？

まぁ、ともあれ壊れるのは時間の問題だから仕方ないですかね。1年間はパーツ保証も効くので、1年経ったら補強して装着することにします。この引き取って来たモノは今後交換する予定になるであろう3つのテールレンズを修理する際の実験くんに使うとしましょう。

で、今回の最終支払い金額は次の通りでございます。






ここで、嬉しい誤算！

ボールジョイントを頼んだら、ブーツも付いてきたというのです。で、CORNESのサービス担当さんはブーツの金額は要らないですと言ってくれて、ラッキー！
個別に金額出てるので、最初からブーツこみの値段だったとは考えづらいので、単純にフェラーリジャパンの出荷ミス？どちらにせよ覚悟していた金額が安くなったことは有難い！

今まで数百万円分も純正部品で修理してきた私へのフェラーリジャパンとCORNESさんのお恵でしょう。ありがたやぁ〜。

で、次はaprに入院です。

重複しますがメニューはこちら

【aprで交換作業予定のもの】
カムカバー遮熱板
プラグ
Fタイロッドエンドブーツ
E/Gオイルエレメント
F/Gオイル
爆音ワンオフエキマニに換装

現在、タイロッドエンドのブーツがまだ届いておらず、届き次第の入院です。
まぁ、現在aprには997.1RSを預けてますので、その作業が終わるまでにはブーツが届いて欲しいモノです。

RSの何をいじってるかは次回のブログといたします。　では！

車検&整備のご報告はもうちょっと先になります。その前に課題の対処の考察です。課題とはウチのF430の爆音の消音です。

私のF430はとってもうるさいんです。始動時に近くに人がいたらエンジンをかけるのをためらいます。毎日エンジンをかけたくないくらいです。まぁ、マフラーが純正だと始動時には排気バルブが開くのでネ。
走行中はバルブが開いたらエラい事です。周りから驚きと冷たい視線を浴びる事になります。高速道路でもバルブが開いた瞬間、モーゼの十戒の様に追い越し車線から車がいなくなります。煽ってないのに威嚇で煽ってるかの如く……
サーキット走っててもレーシングカーよりうるさい事がしばしば。エキマニを変えたらこうなりました。キャタ、マフラーは純正です。（キャタは中身だけ変えましたけどネ〈メタルじゃないよ、煩くなりすぎるから良い子の触媒ネ〉）

当然、車検は通らない。最近ではCORNESでも入庫お断り。って事で、車検を通すため今だけ純正エキマニに交換しております。（何でそんないけないエキマニ付けてんのか？は過去のブログで探してね）
で、車検時に排圧でバルブが開かない様に、チョット針金で細工をしていたので、それを外す際にメカニックさんと話していて初めて知ったのですが、F430って排気バルブが開くと直管になるんですね。こんなに長く乗ってんのに知らんかった(*_*) チョー無知。
直管と言っても、プレキャタと本キャタは通ってますから排気は浄化されてます。でも、サイレンサーは通ってないんですね。

ちなみにタイトル写真のテールパイプの左が直管側、右がサイレンサーを通って来た排気出口。左はバッチぃですね。右は色々通ってくる分、綺麗ですね。分かりやすい(#^.^#)

構造を分かりやすくした写真がコレ。
（写真はネットから拝借してます。どなたの写真か知りませんが無断使用でスミマセン。問題が有れば削除するなりマルシー入れます。ライセンス料は払えませんのであしからず。）

コレがマフラーのタイコ（サイレンサー）部ね。



下はサイレンサーのタイコ部分を外した状態ですね。
めっちゃ分かりやい。


エアクリーナーのしたから出ているのが本キャタですね。そこからバルブの付いているパイプ（写真の一番下のパイプ）に排気は流れます。バルブが開いていればそのままエンドパイプから排気されます。
バルブが閉まっていると排気は上に流れてサイレンサーに向かいます。写真はサイレンサー部を外してあるので、下側の穴から排気が流れて来るってこと、消音された排気は上の穴を下方に流れバルブが付いていないエンドパイプから排出されます。

純正エキマニにはプレキャタが付いているのに、ワンオフエキマニには当然そんなもんついていないわけですよ。純正はバルブが開いている時はプレキャタと本キャタが消音器代わりになっているわけです。でも、ワンオフエキマニ状態では本キャタのみが消音器代わりな訳ですよ。そりゃぁ、うるさいわ、サイレンサーはほとんど役立たず状態。

コレでやっと私のF430がエキマニを変えたことで、とんでもない爆音になったのか謎が解けました。

この前の排気系チューンナップの正解のお話をブログでしてますが、あの見解はやっぱり正解でしたね。多分ですが、他社製品もエキマニにプレキャタついてないですから、もし、エキマニだけ交換してたら同じ結果なハズなんですね。もちろん、エキマニで音質は変わりますから排気音はそれぞれ違いますけど、マフラーが純正ならトンデモ迷惑な爆音になっているはずです。
マフラー純正で、エキマニとキャタだけ換えてるなんて、私しかいないと思うんで他のエキマニつけたらどんな音量か？なんて比べようがない。んー困った。

でもね、各メーカーさんの排気音を聞いても、たいして爆音ではないんですよね。（ウチのと比べて言ってますヨ。普通の感覚では充分ハタ迷惑な音だと思いますよ。）
って事は、各メーカーさんの排気系はバルブが開いても多少は消音する様に考えてあるって事では無かろうか？まぁ、エキマニの作りでも音量も多少は変わるとは思いますが…
メーカーさんによってはメタルキャタを入れてるところもある様ですし、そんな目がアラアラなキャタ入れた日にゃサーキットでもみんなの注目を浴びる程の音量になるはずです。

まぁ、マフラー換えてる人でも、サイレンサー側からいじる方が多いのでこんな事にはならないと思いますが……
でも、性能アップを考える人は蛸足からでしょ！？排気系の取り回しが大変なミッドシップならではかもしれないけど、私ってスンゲー遠回りしてるわ。
こんなこの事になるなら、ワンオフエキマニなんて作らず、既存メーカーに排気系の性能比較出してもらって、排気系一式換えるんだったわ。とは言え、排気系全部やると120〜150overは覚悟する事になるし、中々そんな予算は最初から覚悟できん。

さぁ、これからどうすっか？

エキマニ作ってくれたところにサイレンサーを依頼するか？でも、「面倒くせ」とか言われそう(*^^*)。元々、レーシングカーのエキマニを作ってるファクトリーにお願いして作ったものだし、レーシングカーの消音は必要最低限だし、場合によっては必要ない。って事はノウハウはそんなにない？気もする。どちらにせよ既存メーカーの消音効果高そうで、効率もそこそこ確保してそうなマフラーの中古を探して取り付けるのが近道っぽい。
てことで、ネットで各メーカーのマフラーのパイプの取り回しと、開閉バルブの付いている位置を確認しながら構造比較するも、ネットの写真だけでは判断が難しい。こりゃぁ、色んなマフラー付けてる実物のF430を見て回った方が早そうネ。

そんなわけで、排気効率が良く、それなりに消音もしてくれる都合の良いマフラーを入手するための模索が始まることになりました。サイレンサーの構造や排気効率なんかも勉強しながらゆっくりやりましょ。

と言うわけで、今更知ったF430の排気の仕組みでした。
ん〜、F430乗ってる人は当たり前に知ってんのかな（≧∇≦）？

無知な@ひこでした。

本日、997.1RSがガラスコーティング＆プロテクションフィルム貼りの作業を終え帰ってまいりました。

去る7月26日の朝、平塚のマイスターシャフトさんに入庫です。マイスターシャフトさんはレーシングカーを汚れから守るコーティングやタイヤカスも簡単に除去してしまうコーティング剤なんかも扱っているコーティングのプロショップさんです。
いつも車好きにはたまらない名車が施工に訪れています。お客さんには名だたるレーシングドライバーさんも多く、その道のプロの方たちから信頼を得てらっしゃるプロフェッショナルでございます。

都内から平塚に向かう間、前も見えないくらいのにわか雨に降られながら、平塚に着いたらピーカンのお天気でした。早速、ガレージに車を収めお預けしてまいりました。








工程をザックリご紹介。


洗車後、外せるパーツを外し養生したらガラスコーティング！
デカールも外したRSはツルンツルンです。








コーティングした後、私が自作した997.1RS用デカールのスーパーコピーを張り込み施工。
自作ながら中々の出来栄えですね。版下データがあるのでいつでも張り替え出来るゼ！








次はプロテクションフィルムの施工です。オールラッピングするには予算が足りないので、フロント周りと、後部フェンダーのストーンガード部分の施工といたしました。
施工後はヌメヌメとした光沢になりますね。





ドアのプロテクションはしなかったのですが、ドアを開ける際、ドアパンチをやってしまうので、ドアのエッジにだけプロテクションを貼ってもらいました。デカール部も飛び石も食らうし、デカールの凹凸のため洗車し辛いのでデカールを覆う様に帯状にプロテクションを貼ってもらいました。チョットみっともないですが、洗車時に剥がれてくるのはもっと良くないので、まぁ良しです。





施工後に色々お話を伺った所、ウチの個体は以前のオーナーが磨き大好きだった痕跡が見られ、塗膜が相当薄くなってるとの事。ただでさえ塗装が弱いポルシェなので、塗膜をコーティングで守りながら乗って頂戴！とアドバイスを頂きました。
立派な洗車セットをいただき洗車レクチャーをしていただき、施工保証書ももらってまいりました。

F430共々お世話になっているのですが、私の洗車ではお粗末なのでひと月一度は洗車していただきに行こうと思っておりますが多分無理でしょう。でも、3ヶ月に一度はお世話になろうと心に近い帰ってまいりました。






追伸
フロントガラスのプロテクション&UVカット遮熱対策としてクリアプレックスの施工も検討してもらったのですが、私の様にほぼ毎日、雨の日も容赦なく乗り回す人には傷が気になる場合があるそうです。今、他メーカーから出ている商品が良さげなので、検証して連絡してもらう事といたしました。情報を頂いたソーラさん、ありがとうございました（≧∇≦）