さぁ。5日目。
スタートは雨の門司からです。
天候は残念ながら雨。しかも本格的な。
まぁ、週間天気予報を見て、だいたいこの日から天気下り坂とは聞いていたので、
覚悟できていたのは救いですが…
でも、この日、楽しみにしていた場所の一つ、山口県の角島大橋へ向かうんです。
こんな天候ですけど、これも旅の一環。
気持ちを切り替えて行きましょう!
宿を出て、関門トンネルを目指します。
この関門トンネル。門司側(九州側)はフグの絵柄になっているんですね。
可愛らしいです☆
あ、てっきり普通の国道扱いかと思ったら、有料道路なんですね。
¥150でした。
あと、長期メンテナンスに入るそうで、ロードスターでトンネルくぐれて良かった♪
(行きの関門橋と帰りの関門トンネルで両方制覇!)
これで、今回の目的地でもあった九州から本州へステージが移りました。
下関市を通り抜け、角島大橋へ一直線!
雨は降り続いているけど、今行かなくては次はしばらくないので、
強行です!
そして辿り着いた角島大橋。
雨で残念な景色ですが、navicさんの言っていたエメラルドグリーンの海、
この天候の中でも片鱗が伺えます。
本州でこんな色の海、見れるんですね。
もちろん橋を渡って角島上陸!
海沿いの細道をつたって灯台へ一周。
この海沿いの道を走って悲しかったのは、漂着したゴミの多さ…
中国や韓国から大量のゴミや産廃が流れ着いているのは知っていましたが、
もちろんそのゴミの中には日本のゴミもあるでしょう。
こんな綺麗な色の海なのに、物悲しくもありました。
一通り、この景色を堪能したあとは、秋吉台を目指しました。
特牛(とっこい)を通って美祢経由、秋吉台入りです。
雨は相変わらず降り続いていましたが、秋吉台に入ると霧が…
雨はもう覚悟していたから良いけど、霧じゃせっかくの秋吉台のカルスト台地が…
まぁ、実を言うと秋吉台も、有名な秋芳洞も、一度来たことがあるので、
今回はその時の思い出をなぞって来たのですが、まぁ天気はしかたないですね。
ある意味、諦めがついたので、次なる目的地。旧都・萩を目指します。
この萩という歴史ある街。
落ち着いた雰囲気が好きな旅人には人気があり、
そういう歴史や古い町並みに興味ない人には見向きもされない。そんなスポット。
自分はこういう風情ある街、好きです。
まずは藍場川エリアに車を停め、雨の降る中、桂太郎邸や山形卿の碑をみたり、
鯉の泳ぐ藍場川を眺めたりと、のんびりした時間を過ごしました。
古都には雨が似合う。
日本傘と和装で歩きたい街です。
ジャズは似合わないかもしれないけど、「雨に唄えば」を思い出しました。
この後、鍵曲(かいまがり)という敵の侵入を難しくする直角の通り
を通ったり、城下町エリアの古い町並みを満喫したり、
萩博物館を見学したり、武家屋敷、高杉さん生誕地や桂さんの旧邸を見て、
歴史を満喫したあと、萩を出ました。
この時点で16時くらいだったかな?
次の目的地は、150kmほど離れた世界遺産・石見銀山!
(冷静に考えりゃ、この時点で日没まで無理だって分かるはずなのに…)
もちろん行きましたよ。石見銀山。
真っ暗でした。
まぁ、当然ですよねー
この後、大森代官所とかにも行きましたが、当然することもなく…
根本的に観光の仕方、間違ってますね。
もう、ここまで来たら、ほぼ自己満足の世界。
その足で出雲大社へ。
輪をかけて真っ暗(笑)
もうね、なんかアホですね。
そもそも、長距離ツーリング5日目ともなると、
常識的な距離感覚が破綻していて、
一般道で距離150km→十分射程距離
距離100km以内→余裕
距離50km以内→近所
ぐらいの感覚になってきてる。
もうおかしい。どうかしちゃってる。
だから、夜中に走り続けちゃったりするんですよね。
出雲大社のあと、松江市なら宿あるかなー(この時点で22時~23時の間くらい?)
と思い、さらに車を走らせることに。
道中、宍道湖の北側を走ったんですが、当然真っ暗。
だけど、昼間走ったら、実に綺麗な景色なんだろうなって感じました。
結論から書くと、松江で宿は見つからず。
なんか、水の都っぽい橋の多さで、地理感覚がつかめず、
情報収集もおぼつかない。
仕方ないのでさらに東へ進む。(夜中の24時過ぎ。6日目突入)
結局、米子市で力尽き、ネットカフェ難民に(笑)
明日の情報を調べ、仮眠。そんな一日。
かなりハードな一日。
走行距離も460km前後ということで、そうとう走ったみたいです。
間違いのスタートは、石見銀山に夜突撃したあたり。
一泊して朝見学だったら、また違った旅の姿があったかも。
でも、この後の日程を考えると、致仕方なし。な部分もあり。