
ドイツ旅行の話、全然紹介していなかったので
時間をみて細々と書いていこうと思います。
とりあえず車バカな男の書くブログですので、
記事にしていくのも車関係の博物館、施設、出来事、レース、イベントに絞って
スタートしようと思います。
需要があったり、気が向いたらそれ以外の「ドイツ」のあれこれも
紹介できたら良いなぁ…と。
それでは時系列順で、最初の車観光はタイトル通り
「ヴォルフスブルグ市」
ヴォルフスブルグはベルリンの西に位置する都市で、
日本でもサッカー日本代表の長谷部誠選手の所属するVfLヴォルフスブルグ
のおかげで知名度はずいぶん上がってきたと思います。
ですが、この都市の一番の特徴は自動車産業。
世界有数の自動車グループ、フォルクスワーゲンの本拠地です。
そのフォルクスワーゲン(以下VW)の工場を見学できたりする
一大自動車テーマパークともいえる観光地が
「アウトシュタット」です。(ドイツ語で自動車の町)
最初の写真にあるように、4本煙突の工場敷地内(25ヘクタールとかなんとか)
に隣接するように各ブランド展示館が点在しています。
中心となるのはエントランス&テクノロジーやサイエンスなどを、
遊び感覚で学べる科学館みたいな建物。
しっかしお洒落だなぁ…。やるなVW。
ここではとにかく、触って、押して、引っ張って、回してと、
体で体験できる展示品が多くて、子供から大人まで楽しめます。
ただし、当然ドイツ語展示w
読めねぇww
あと、VWグループのアイテムがいっぱい揃ったショップもあります。
次に向かったのがここに来た一番の目的。
VWのミュージアム。
歴史的な名車の数々が展示されていて、
とにかくお腹いっぱいまで楽しめます。
愛知県にあるトヨタ博物館に行った事のある方でしたら、
あんな感じをイメージすると分かりやすいかも。
クラッシックカーから近代車まで、
メーカーもVWグループ以外の名車まで展示してあります。
次は各ブランドの展示館。
でも、意外と展示車が少なかったりして、スタスタと周りきった感じがしました。
ブガッティ館では、話題になっていた鏡面ヴェイロン1台。
(パンフレットが見つからないのですが、確かプレミアムとかゲストとか書いて
あって、ちょっと入るのをためらった記憶が…)
ランボルギーニ館は、検索すると見つかると思いますが、
ムルシエラゴが壁に貼り付けられていて、
エンジンサウンドと光とスモークの演出がされています。
一度開演すると入場が禁止されますので、
次の開演まで待ちましょう。
…でもね、そんなに面白いものじゃなかったよ。実際。
まぁ、良い経験だと思えば良いかなぁ。
ちょっとネタバレですけど、演出の途中でムルシがその壁面と一緒に
パタンと外へ向けて回転します。
ランボルギーニ館の外からもそれが見えます。シュールww
セアト館では、WTCCのレオンを期待していたのに、
市販車中心の展示。
シュコダ館ではSWRCで戦うファビアS2000を目当てにしていたのに、
こちらも市販車中心の展示。
時代はエコ。モータースポーツはそんなにおもてに出さないのかなぁ…
アウディ館では螺旋状のスロープを下った先にR8(市販車)が展示してありました。
でも、やっぱりモータースポーツの香りはそんなに感じられず…うーん。
最後にVWのショールームみたいな建物へ。
このショールーム館へ向かう途中にそびえる2棟のタワー。
これ、生産されたVW車を保管しておく施設で、
ヴォルフスブルグのアウトシュタットまで引き取りにくるお客さんは、
ここからエレベーターで下ろしてきてもらって
乗って帰れるそうです。
透明なコンテナに入ってその車と同じ気分の味わえるツアーみたいなのも
あるらしいですが、当然そんな交渉語学のない自分には関係ないみたいです。
そうそう、このアウトシュタット敷地内。
地図をみると分かると思うのですが、池があったり緑地化されていたりと、
環境問題に敏感なドイツらしいな。と感じさせられます。
下の写真は小川に掛かる小橋をラベンダーのプランターでトンネル状にしています。
いたるところに花壇も… 葉牡丹なんかは日本と変わらない感じ
んでVWショールーム館
こちらはVWの市販車がほとんど展示されていて、
2階には食堂もありました。
ここでカレーヴルストというアウトシュタット名物(らしい)を食べて、
アイテムショップを覗き、カタログに目を通して終了です。
最後に、これだけのテーマパークなので、間違いなく日本語のガイドイヤホンが
あってもおかしくないはずなのに、入場するときにもらえなかった…
英語もドイツ語もしゃべれない自分。聞けなかったからなぁ…
「次」があるとは思えないけれど、あったなら…もっと違った楽しみができるはず!
その時まで、宿題として心に残しておきます。
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ほんの一部ですが雰囲気が味わえれば、と。