スクラッチシールド(黒)を磨いてみました(磨き編1)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
洗車編の続きです。お待たせしました本日のメインイヴェント、ついに磨いていきますが~その前に。
洗車編でいうのを忘れてましたが、洗車・磨きでの服装は、なるべくベルト、ボタン、チャックのないものを着用します。つなぎとか持っていますが今回は上下ウインドウブレーカーで作業します。かたい部分でボディに傷つくのを防ぐためですよ~。
何で磨くかって言いますと、、当然傷消しもありますが、コーティングの下地作りです。下地がきれいだったらノリもよくなりますし、コーティングで下地の汚れを閉じ込めても仕上がりが違ってきます。デポジットがあった場合この工程で除去します。当然コーティングのもちも違ってきますよ~。
車の塗装も女性のお化粧と一緒ですね。お肌が荒れていては化粧のノリもよくありません。磨きも女性を触るようにやっていきますよ~。
能書きはこの辺にして~
まずは磨き前のボンネットです。水洗い後少し洗い残しがあったためクルーズジャパンのコーティングコンディショナーで拭き、乾拭き仕上げしてあります。このままでも十分おきれいですけどね。私の普段の洗車はここまでですよ~。
2
では、ボンネットから磨いていきますが、比較してみたいので分けて磨きます。
ここで一つ注意事項を!
今回使用するコンパウンドは水性のノンシリコンですので液体・磨き粉等が他に飛散しても水で流せば取れますが、油性のシリコン入りのコンパウンドを使用する場合は他ガラス等に付着したら除去する手間がかかりますのでふつうマスキングやらビニール等での養生するのが通常です。
また、メッキパーツ等の養生としてマスキング等を行うのが普通ですが今回は手抜き作業となるので行いません。参考にされる方は注意して下さいね。
また、普通は、準備として鉄粉クリーナー・粘土等で鉄粉を除去したり、アルカリ性のシャンプー等でワックス・コーティングの成分を除去したのち作業しますが、今回は触った状況から鉄粉等がそれほど付着していないのが確認できたため割愛しております。参考にされる方はボディの状況をよく確認されてから行ったほうがよいと思います。
3
はい、緊張の一瞬であります!
RYOBI の サンダーポリッシャーにTAKUMI のウールバフ、
コンパウンドは TAKUMI OPS PRO M-CUT、この組み合わせでスクラッチシールドが1工程で仕上がるという代物です。
パーツレビューにも うPしてますので参考まで。
スクラッチシールドについて語ったブログでも書いてますが、スクラッチにウールバフ、果たしてうまく削れるのか、それとも傷だらけになって失敗するのか、、、アムロ、いきま~~す!状態です。
まずは今のバフの状態覚えておいてください。新品ですからきれいです。そこに~コンパウンドをこんな感じで垂らして~
4
右側からいきま~~す!こんな感じで30~40㎝四方の中をたてたてたて、よこよこよこ~と移動しながら~力をかけずに、ポリッシャーの回転が止まらない程度の力で、ゆ~っくりと移動していきます。
女性を触るようにですよ~。で、焦ってはだめです。焦って早まってもだめですよ~。あくまでゆっくりじっくり磨いていきます。
傷の具合を確認しながら~コンパウンドが乾いてきますのでそしたら霧吹きでバフにプシュー!とひと吹き濡らして、また磨きます。この工程を3~4回くらいでしょうか、行っていくと、
だんだん傷がなくなり~ 磨けてます!削れてますよ~
5
で、右半分終わりました。
どうでしょうか?いいですね!!オーロラもでてません。
左側に比べて透明感がありますね!パールの粒粒までくっきり見えてます。
ここで問題発生!コンパウンドのカスをタオルで拭いてみたんですが、、、、、な~~~
んと、拭いたそばから拭き傷 ザザ~ッ~~!!
すぐに傷ついてオーロラ状態に!!orz
タオルがダメなのか??と思いつつも、よし、今日はコンパウンドカスもふき取らない方法で行こう!と決意いたしました。勉強不足でしたorz
それでもう1回磨きなおした後の図です。
※5.7 23:00 分かりずらかったので違う画像に変更しました。
6
この調子で、左側も完了。全体です。
ん~、マンダムです!!
深みがでてますね~。
この調子で他も いっきま~~す!!
7
フロントのパンパー、リップスポイラーです。
樹脂パーツはスクラッチシールドにはなっていないのであっさりときもちよ~く磨けます。
いい感じです。ダクト周りとか凹んだところは他の回転部で傷つけたりしますので慎重に。。。無理をしないで手磨きしましょう。
少し埃っぽいのはコンパウンドのカスです。先ほど言ったように除去はしてません。
あと、プレスライン、平でなく出っ張った所、曲面が折れるところです、
そこは両側の面から攻めるようにしててっぺんを集中的に磨かないようにします。もともと塗装が薄かったりしますし、バフの力が集中してしまいますので。
8
バフで~す。汚れてきました。
ボディの汚れ、もともとのコーティング成分、ワックス成分も削ってくるのでこうなってきます。バフが目詰まりを起こしてくるとコンパウンドが焼き付き、塗装にダメージを与えるのでバフの掃除はまめに行います。やはり磨き前はアルカリシャンプーできれいにしてからのほうが良いってことですね。納得。。。
このような真鍮製のブラシを用意しておきました。当然スポンジやウレタンのバフでもおなじですよ~。まめに掃除します。
まだ続きますが、、、、
今回傷の確認等するため太陽下で作業していますが、研磨中の塗装温度が高温となると磨けないため炎天下等の作業には注意が必要です。傷の確認等にはLED・メタルハライドランプ(HID)等の照明があったほうがよろしいかもです。当然風等により埃を巻き込み磨いてしまうと傷が増えてしまうので外での研磨作業は無風時をおすすめします。
では、その2へつづきま~す(^^)/
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連整備ピックアップ
関連リンク