VCDSコーディング　デイタイムランニングライト

アウディユーザーの必修科目（?）、デイライトのコーディングを行いました。一度ショップで行ってもらいましたが、リコール時のシステムアップデートで消えてしまいましたので、今度は自分でトライです。

ソフトを起動し、PCと車をケーブルでつなぎエンジンをONにします。トップメニュー左上の「Select」をクリックします。

コントロールモジュール選択画面に遷移します。「Installed」タブの「09-Cent. Elect.」をクリックします。

左下の「Advanced Functions」内の「Coding -07」をクリックします。なお、画面上部は車両に使われているパーツナンバー等が記載されています。「VAG Number」の「8K0 907 063 DH」は電源制御コンピュータモジュール（と訳すのが正しいのでしょうか?）のパーツナンバーです。今回はこのコンピュータをコードを変更していくという作業です。

コーディングの画面に遷移します。前画面の電源モジュール（8K0 907 063 DH）が選択されていることを確認します。「2600～」で始まる長い数字列が現在のコードで、このコードを触っていくことになります。中央右側の「Long Coding Helper」をクリックします。

ポップアップでロングコーディングヘルパーが起動します。先ほどのコードの中身を教えてくれる便利な機能です。デイライトの設定は左から4つめの赤枠内です。初期設定は「00」（＝無効）となっています。その下の「Bit 0」「Bit 4」をクリックすると「11」に変わります。なお、チェックボックスの内容は下記のとおりです。
・Bit 0：MMIでのデイライトON/OFF設定
・Bit 2：ヘッドライト点灯時もデイライト有効
・Bit 4：デイライト有効
・Bit 7：ウインカー点灯時、ウインカー点灯側のデイライト消灯

コードを変更したら、ロングコーディングヘルパーを終了します（ウインドウを×マークで閉じます）。コーディングの画面には、先ほど変更されたコードが下段に表示されています。左から7・8桁目が「11」となっていることを確認したら下部「Do It!」をクリック。一番緊張する瞬間ですが、「Code Accepted」と表示が出れば成功です。

MMIの「Car」→「車両設定」→「エクステリアライト」の欄に「デイタイムランニングライト」の表示が出れば成功です。お疲れ様でした。なお、みんカラ諸氏にて語りつくされていることですが、ディーラー入庫の際には「オフ」にすることをお忘れなく・・・。