2011/04/29 ブレーキ関連オーバーホール1/9
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
『リアディスクブレーキシリンダー分解1/2』
この整備手帳は『リアディスクブレーキシリンダー分解』について書いたものです。
走行距離106530Km
前回のブレーキオーバーホールが2004年9月 約6万キロ時点。
既に6年以上経過し、パーキングブレーキケーブルのゴムが切れて冬季に凍結し,パーキングブレーキレバーが解除できない事が何度か発生したので、ブレーキ関係のオーバーホールを行う事にしました。
フロント、リアブレーキのオーバーホールとパーキングブレーキワイヤーの交換について記載しています。
整備手帳の項目は別ですが下記一連の項目を
順番に記載しています。
1.『リアディスクブレーキシリンダー分解』
2.『リアディスクブレーキシリンダーマウンティング』
3.『リアディスクブレーキシリンダー組み込み』
4.『パーキングブレーキワイヤーNo.2、3取り外し』
5.『パーキングブレーキワイヤーNo.1交換』
6.『パーキングブレーキワイヤーNo.2、3取り付け』
7.『フロントディスクブレーキシリンダー分解、組み込み』
8.『ブレーキエア抜き』
9.『パーキングブレーキ調整』
この整備手帳は『リアディスクブレーキシリンダー分解』について書いたものです。
まずは
・ジャッキアップでウマ
・タイヤ・ホイル取り外し
1.パーキングブレーキケーブル切り離し
プライヤー等を使用してクリップを外し、ホールピンを抜く。
今回クリップ、ホールピンは新品に交換します。
ケーブルサポートブラケットからウォーターポンププライヤーを使用し てクリップを外し、パーキングブレーキケーブルをケーブルサポートブラケットから外します。
14mmソケットでケーブルサポートブラケットを取り外します。
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2.ブレーキライン切り離し
14mmソケットでバンジョーボルトを外します。
ガスケットは再利用不可部品なので廃棄します。
この部品はリアブレーキディスクシリンダキットに含まれています。
ブレーキフルードが漏れてくるので廃油パックを下へ置きます。
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ブレーキラインはボルトとワッシャで栓をします。
ブレーキラインはタイラップこのように固定。
これでも若干ブレーキフルードが漏れる事があるので、漏れたブレーキフルードの処理とブレーキマスターシリンダーリザーバーのブレーキフルード残量に注意する必要があります。
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3.ディスクブレーキシリンダー切り離し
12mmソケットでこのボルトを外し、ディスクブレーキシリンダー下部をメインピンを支点に持ち上げ、メインピン部でスライドさせディスクブレーキシリンダーマウンティングと切り離します。
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取り外したディスクブレーキシリンダーからは、シリンダー内に残っているブレーキフルードが洩れるので廃油パック等入れて暫らく放置。
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4.ディスクブレーキシリンダーマウンティングのピンに錆を発見
ディスクブレーキシリンダーマウンティングの整備で診る事にしました。
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5.シリンダースライドブッシュ、ブッシュダストブーツ取り外し
シリンダースライドブッシュ取り外し
シリンダースライドブッシュに特に錆や傷はありませんでした。
ブッシュダストブーツ取り外し
ゴムなので潰して抜きます。(再使用不可部品)
この部品はリアブレーキディスクシリンダキットに含まれています。
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6.メインピンブーツ取り外し
マイナスドライバーとプラスチックハンマーを使用してメインピンブーツを取り外します。(再利用不可部品)
この部品はリアブレーキディスクシリンダキットに含まれています。
メインピンブーツを外し、中を覗くと薄っすらと錆がありました。
今回は1000番の耐水ペーパーで内周に沿って軽く磨いて完了。
『リアディスクブレーキシリンダー分解2/2』へ続く
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