防音遮音施工２（遮音材投入）

リヤスピーカーの音が悪い。DSP等でサブとして使う分には良いが、
再現能力が著しく低いです。

ハイエースバンのボディは、なんの飾りもなく鉄板一枚。
フレームの間隔が広いので、パネルサイズが大きく、増振効果も
あり、非常に煩いです。

ボードの裏にニードルフェルトを適当に詰めていましたが、
遮熱効果はあるものの、遮音や振動には殆ど効果がないことが
わかってきました。
ボディに密着させる方がよいと思い、粘着剤付の遮音材を使って、
改善することにしました。

荷台左右のボードを取り外します。

前回詰めたニードルフェルトを取り外し、ボディをむき出しにします。

写真は清掃後ですが、両面テープがベタベタとくっついており、
ここまで落とすのに20分くらいかかりました。

鉄板の大きさに合わせて遮音材を切り取り、貼り付けていきます。

最初のうちは“一枚張り”に拘っていたのですが、だんだんと
いい加減になり、最後は切り貼りだらけになりました。(^^;

弱粘着で簡単に張替えできると信じていましたが、剥そうとすると、
ボロボロになり、粘着剤とともに大量のカスがボディに残ります。

剥すのは大変そう・・・いや、不可能と思います。
万が一ですが、デントリペアとかやるときことになったら大変そう。

こんな感じでホールをふさいでいきます。

外板一枚の部分に隙間ができないように貼りました。

遮音材の上から、もともと詰めてあったニードルフェルトを戻します。
前方はスピーカーが収まるので、遮音材は入れませんでした。
スピーカー裏側に空間を残し、ボックス効果を狙います。

大量に端切れがでたので、スピーカーの周りにも貼りました。

マウントとボードの境を埋めるように貼ることで、振動や音漏れの
対策になれば・・・といった感じです。

あとは、元通りにボードを取り付けて完成です。

反対側も同じ要領で行いますが、スライドドアのパーツがあるので、
若干貼りにくいです。

結果は上々！
まず、ボディの外側から叩いた時の音が全く違います。
カンカンッと薄っぺらい音が、コツコツッに変わる感じ。
音量が減り、収束時間が減り、車内に響かなくなりました。

スピーカーの音質は劇的によくなりました。
リアスピーカーだけでも、音楽が聴けます！（＾＾；
いままで拾えなかったレンジが再現できるようになりました。

効果は確認できたので、ドア内貼り、天井にも展開していきます。