北陸本線・柳ヶ瀬越旧線（柳ヶ瀬線）

　北陸線・木之本～余呉間。北陸線と国道365号線と最接近したあたりから国道365号は旧線跡を流用しています。

　北陸線現在線は左にカーブを切り、旧線（R365）は真っ直ぐ北上します。

線路跡の現在の姿。
2車線快適道路・国道365号。

木之本を出て最初の駅、中之郷駅の跡。

道路沿いにホームが残り、駅名標のレプリカが立っています。

もう一つ古い駅名標もありましたが、壊れていました。

裏には中之郷駅の由来が書かれています。

R365と別れ、滋賀県と福井県の県境にある「柳ヶ瀬トンネル」

1884年に開通したもので、こちらの入り口のみコンクリ補修されてますが、内部は煉瓦積み。

1964年の鉄道廃止以降、自動車道路用として第二の人生を送っています。

　交互通行なので、最長5分（それ以上？）待たされます。

脇に由来を書いた碑と、伊藤博文筆の扁額（トンネル入り口のてっぺんに飾る額）のレプリカが置いてあります。

福井に入り、敦賀市刀根。県道脇に残る「小刀根トンネル」。



・・・・当日、現場をミニバンに乗ったおっちゃんが占領して何かしていて撮影できなかったので、去年の写真で失礼します（笑）
（2006年5月4日）

要石に明治14年と入っています。

日本に現存する最古の鉄道用トンネルなんだそうな。

（2006年5月4日）