サンバーではなくホンダのホビオ腰上O/H バラし編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
今回はホンダのホビオ君です。
補機ベルトは恐らく新車から無交換!?ひび割れが半端なく今にも切れそうでした。
ある日床にエンジンオイルが垂れているのを発見しました。見てみるとエンジンの上の方からツタって垂れてきてました。恐らく、カムの後ろにある黒いプラスチックのメクラか単にタペットパッキンの劣化によるオイル漏れ。
12万キロ超でタイミングベルトを交換していなかったのでタイミングベルトを交換する時はタペットパッキンも一緒に交換するのでついでに交換する事になりました。
オイル漏れを見つけた時の予定は
・タイミングベルト
・ウォーターポンプ
・アイドラプーリー
・テンショナー
・タペットパッキン
・スパークプラグ
でしたが色々と考えてみると、プラグの中がエンジンオイルで油没していた場合はロッカーアームの下にあるOリングの交換も必要だし、カムシャフトものけるならバルブも外してステムシールも交換しようと思い、それならシリンダヘッドを降ろそうと思い立ちました。
2
以前からホビオは馬力がない感じがあったそうで、作業日に近づくに連れてホビオ君自ら具合が悪いことを愬えてきたみたく朝一蛇口をひねったぐらいジョロジョロと水の流れる音がしていたみたいで、ヘッドガスケットも交換する事に!
ホビオ君は10キロを超えるとヘッドガスケットが抜ける確率が高く、ヘッドが抜けるとパワー不足や、こないだタイミングベルト変えたのにオーバーヒートした、って事やなんか朝一水の流れる音が聞こえるって事があるみたいです。
そうなるとまたタイミングを外してヘッドを降ろしてって作業をしないといけないので、いいタイミングでした。
付いていたベルトをはまだまだ大丈夫そうでした。ウォーターポンプも漏れもないしベアリングのガタも特にありませんでした。
3
ヘッドもすんなりと外れてくれて本業が終わってからの作業でしたのでこの日はここまででやめました。マフラーを止めている金具が錆びて取れなかったのでバーナーで炙って外しました。
4
次の日は朝からの作業で、朝一エキマニを外したのですが、やはり錆びていて遮熱板を止めている10ミリのボルトを炙ってのけて、インマニのガスケットを剥がすのが一番苦労したかも。
紙のガスケットでこびり付いてなかなかのかん!ある程度カッターでヘッドに傷が付かないように削っていき薄くなってきたら、オイルストーンでキレイに除去。この作業が一番時間かかった。
5
ヘッドをのけるとピストンの頭が見えます。サンバーより大っきなピストンです。3気筒なので当たり前か。スズキのエンジンに似てる気がする。ピストンヘッドもスス汚れがあるぐらいで問題はなさそう。
6
高圧洗浄機でキレイにしてからバルブをのけていきます。
7
どこのバルブが分からなくならないように小分けしていきます。バルブを固定しているコッタという小さな部品がよく飛んでいき無くなるので注意⚠️
8
全てのバルブを抜き取ってもう一度水洗い!めっちゃキレイになりました。ヘッドだけでもキレイにしたら気持ちが全然違います。
バラし編はここまで。組み付け編に続く。
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