サンバーではなく、ホンダのホビオ 腰上O/H 組み付け編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ステムシールを10ミリのソケットを当てがって軽く叩いていき音が変わったところで辞める。ホビオのステムシールはインテーク側とエキゾースト側で部品違うので組み付け時は注意が必要です⚠️
バルブの組み付け時にエンジンオイルを塗りながら入れていきます。
2
ロッカーアームの下のOリングがプラスチックになってました。これの劣化でプラグホールの中がオイルでグダグダです。タペットパッキンだけでは直らないので注意が必要です⚠️
ロッカーアームの取り付けボルトを規定の順番で規定のトルクで締め付けて終わりです。タペットの調整はバラバラにしてないので不要です。音がしていたら調整が必要です。
規定のトルクは22N/mです。
カムシャフトのオイルシールもこの時点で変えておきます。外したオイルシールを当てがってツライチに叩き込みます。走行距離が多い車はカムシャフトに溝出来てしまってる可能性があるので少し出すか中に入れるかして位置決めすると良いです。
3
新品のヘッドガスケットをはめ込んで車両に乗せます。ヘッドボルトにもネジ部にエンジンオイルを塗布して組み付けていきます。ヘッドボルトも中から外へ向けて締め付けていきます。
ホビオのヘッドボルトは変わった頭をしていないので作業しやすいです。規定のトルクが65N/mなので、20で全部締めて40で締めて、65で全て締めたら終わりです。
4
ウォーターポンプも組み付けます。新品のウォーターポンプは組み付ける前に回したりしてはいけません。内部のメカニカルシールがクーラントで浸ってないとダメになるみたいです。なるべく回さないように組み付けましょう。
5
エキマニのガスケットも交換して組み付けます。
6
サーモスタットは一回も交換した事がないので、ついでに交換しておきます。クーラントのエア抜きが必要なので水周りの部品は出来るだけ交換しておきたいです。
7
タイミングベルトを組み付けて、クランクを手で回して2回転する事を確認します。ベルトの張りはテンショナーが勝手に広がった所で大丈夫です。
8
パキパキだった補機ベルトもキレイになりました。ホビオの補機ベルトの交換はライフとかに比べると楽勝です。
クーラントのエア抜き作業がやっかいです…よくタイミングベルトとウォーターポンプを交換して、さあエア抜きする段になってヘッドガスケットが抜けるって話をよく聞くので、無交換だとヒヤヒヤしながらやってたと思いますが、交換しているので怖いもの無し!
エンジンルームから3つのエア抜きプラグがあるので、それを緩めてズブズブ言わずに噴水になれば締めて良しです。全てのエア抜きプラグを締めた事を確認してエンジン始動します。このときの設定があります。
・A/Cオフ
・風を1で出す
・1番ホットにする
です。これで暖かい風が出ない場合エアを噛んでいる可能性があります。その場合、エア抜きプラグをもう一度開けて水を抜いてあげて下さい。サンバーよりは全然エア抜きしやすいです。
それで暖かい風が出だしたら止めて電動ファンが回るまでエンジンをかけっぱなしにします。3000回転ぐらいまでアクセルを煽ってあげると早く終わります。
今回の交換部品としては
・タイミングベルト
・テンショナー
・アイドラプーリー
・ウォーターポンプ
・タペットパッキン
・補機ベルト
・ロッカーアーム下Oリング
・カムシャフト後方メクラ
・カムシャフトオイルシール
・シリンダーヘッドガスケット
・バルブステムシール 12個
・インエキ マニホールドガスケット
・サーモスタット
・クーラント
・エンジンオイル
・オイルエレメント
でした。
来年も整備やっていきます。
よいお年を!
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク