2016年10月25日
GLE購入のため何度もディーラーへ通ううちに、そういえば足グルマのCクラスもそろそろ車検だなーと気づき、いろいろ丁度良い(何がだ)ので、いくつか候補のクルマを試乗させてもらいました。
まずはメルセデスのCクラス。
自分の乗っているW204から大きく進化したとされる、W205。エクステリアは現行Sクラスにだいぶ近寄り、合わせて一回りほど大きくなった印象です。
試乗したのはC200、2リッターの直噴ターボです。車両本体価格は545万円也。
動き出してまず気になったのは、エンジンパワーのなさ。さらにフィーリングもがさつです。アイドリング時には“カラカラ”とディーゼルにも似た音が普通に聞こえてきますし、少し踏んでいくとふけ上がりは悪くないんですが、なんとも音が安っぽい。これが本当にメルセデスのエンジンなのかと、かなり残念に感じました。
また、シートもいただけない。座面のテンションが高すぎて、明確に固い座り心地。短い試乗時間なので足の動きまではそこまでわかりませんが、運転感覚をスポーティーに振りすぎているのは明白で、座面の固さがストレートに乗り心地の悪さを伝えてきます。
内装は好き嫌いがあると思いますが、木目のパネルは個人的にそれほど好きなものではないので、全体的に「うーん」といった印象がぬぐえませんでした。これだったら、間違いなく今乗っているC350の方が圧倒的に良いですね。
次に乗ったのがEクラス。
デビューしたばかりのE250、電子制御満載のW213です。
こちらもエンジンは、上述したC200と同一の2リッター直噴ターボで、チューニングが異なり211馬力となっています(C200は184馬力)。車両本体価格は756万円。
パワー感は多少強めに出てはいますが、基本設計が同じエンジンなのでフィーリングはほぼ一緒。9ATが良い仕事をしているので、街中を流すだけなら何ら問題はありません。ただ、C200とフィーリングは一緒なので、アイドリングのカラカラ音は同じように聞こえてきますし、スポーツプラスモードにして頑張って走っても、がさつなふけ上がりで残念きわまりない仕上がり。
インテリアの造形はまさに“ミニSクラス”で、大きな液晶パネルが横長に鎮座して格好良いです。そして、C200と明らかに異なるのは、シートの良さ。サイドサポートも強すぎず弱すぎず、座面もしっかりドライバーを包み込んでくれます。メルセデスのシートはこうじゃないと。
ただ、全体的な仕上がりは価格を考えるとこちらも「うーむ」となってしまいます。エクステリア、インテリアともに良い仕上がりですし、ドライバーズシートに座った印象も良かったですが、Eクラスのエンジンとしてはどうしても受け入れられず。やはり、E400以上のグレードにならないと、トルクフルな走りは期待出来なそうですね。
とはいえE400になると、車両本体価格は988万円!
とてもじゃないけど、足グルマの値段ではありません(笑
こうなったら、国産も含めて気になるクルマに全部乗ってやろうと心に決めました。
次回以降に続く、かも。
Posted at 2016/10/25 19:11:03 | |
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メルセデス | 日記
2016年10月12日
991カレラとの生活は個人的に本当に楽しいものでした。
が、しかし。
家人からの評判がすこぶる悪い。
「あたし、まだ3回しか乗ってないよ」
「狭いし、うるさいし」
「家族で乗れないし」
まあ、確かにそうです。そういうクルマだし。分かって購入した訳ですから。
ただ、個人的に仕事の会食がもの凄く多く、平日にカレラを愛でる機会があまり持てず、上記の理由から休日にはCクラスが稼働することがほとんど。
また、子どもが大きくなってきたこともあり、友人や両親を乗せて5名乗車になると、Cクラスでもだんだん厳しくなってきました。
さらに家人は続けます。
「もうさ、大きいクルマにしてよ」
はて、大きいクルマね。
自分の中にまったく視点がなかった、大きなクルマ。
大きなクルマって何だろ。エスティマとか?
自分はこれまで、基本的には良いエンジンを積んでいて、平べったいクルマを好んで乗ってきました。大きなクルマって、まったくと言って良いほど知識がありません。
ネットで情報を掴みつつ、ディーラーで営業マンに質問攻めすることにしました。
週末のディーラー巡りが始まります。
少しずつ学んでいって、いいなぁと思った車種は二つに絞られました。
レンジローバースポーツと、メルセデスのGLEです。
レンジスポーツは本当に見た目が格好良く外見は好みだったのですが、試乗してみた結果、やはり自分が慣れているメルセデスの方がいいかなということになり、GLE43を購入することになりました。
カレラとの生活は7カ月弱。
ケイマンを手放した経緯もそうですが、自分はポルシェオーナーとしてまだまだ足りないところだらけなんだなと改めて感じています。
スポーツカーに乗るには、さまざまな部分で妥協や、やせ我慢が求められます。そうしてまで乗り続ける意志の強さは持てませんでした。
また、これは超個人的な意見ではありますが、カレラとケイマンGTSを比較したとき、運転中にドーパミンが出るのは圧倒的にケイマンGTSだった。これは意外な事実でした。
ケイマンGTSへの甘い思い出を持ちつつカレラを購入した訳ですが、ここも今回、家人の意見を尊重してGLEに乗り換えることになった一つの要因かも知れません。
ともあれ、来月にはGLE43がやってきます。
生まれて初めて所有する「ターボ」「AWD」です。まさか、未知の領域だったターボエンジンと四駆がまとめてやってくるとは(笑)。
Posted at 2016/10/12 16:20:49 | |
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