yama_v8のブログ一覧

G63を普通にレビューするのは間違っています。
誰にも真似できないそのスタイル、そして40年前に設計されたラダーフレームのボディに、現代のV8ツインターボを詰め込んだ無理矢理さ。
その全てが愛おしいです。

ちょっと小さめのクルマ選び、Dセグメントを中心に見るのかと思いきや、コンパクトクラスも見に行きました。お洒落なフランス車、シトロエンのC3です。

しかし本当は、シトロエンを見に行くはずではなかったんです。

見たいと思っていたのはこのクルマ↓
DS3　クロスバック

サイズ問題に端を発した“ちょっと小さめのクルマ”選び。前回候補を書いてみましたが、メルセデスはCクラスの204後期×2台・205前期に乗っていたのでしばらくいいかなという気持ちと、Aクラスはどうしても35や45に目が行って価格が上がる（しかも45はいつ日本市場に出まわるか未定）ため、今回は候補から外すことにしました。

BMWは3シリーズがモデルチェンジ直後、1シリーズはモデル末期（もう新型出ますね）ということで興味深かったのですが、どうも自分の自宅近くにあるディーラーとの相性が最悪で、行く度にあんまりな思いをするためこちらも除外。決してクルマが悪い訳じゃありません。

んで、まずは2年連続カーオブザイヤーに輝いたボルボを訪問しました。ディーラーの駐車場に入った瞬間、おお混んでいる！　土日だったということを差し置いても、乗っているメーカーだなというのは明確に感じ取れました。売れに売れているらしいXC40を横目に、お目当てのV60を見せてもらうことに。

ボルボは、流麗なスタイルと他メーカーとは一線を画すインテリアが何よりも魅力。試乗させてもらったV60（T5 Inscription）も、ベージュのシートが美しく、リアシートも驚くほどのゆとり。ガラスサンルーフが開放感を感じさせます。走りは、軽快というより重厚な印象。250馬力オーバーのエンジンを積みながらも、走り味は極めてしっとり落ち着いていて、ああこれがボルボなんだなぁとひとりごち。ちなみに、生まれて初めてボルボのステアリングを握りました（汗）。

V60は、現行型へのモデルチェンジの際に、まさかの車幅15ミリダウンを敢行し、全幅が1850ミリになっています。日本市場からの要求を本国が飲んだ、とも言われるこのサイズダウンは、日本で乗るにはやはり大きなメリットですね。あともう一つ良かったなと思ったのは、Inscriptionというグレードの場合、オプションを選ばずともほぼフル装備であること。アウディやポルシェのように、オプションだけでウン百万円、みたいなことにはなりません。

ということで、一度お見積を出していただくことに。サンルーフと、簡単なディーラーオプションのみ乗っていますが、ほぼこれ以上付けるものはない、という感じです。




うーむ、これは安いんじゃないだろうか。エンジンパワーだけを考えたらCクラスには該当がなく、アウディのA4クワトロだと多分（オプションの選択にもよりますが）この価格には収まらないはず。ボルボが売れている理由もなんとなく分かってきた気がします。

楽しいクルマ選びの時間は、もう少し続きます（笑）。