2006年08月09日
こんばんは、固形ワックス命です。
お盆休みが近いということで、今日はお盆休みのおでかけ関係の話題です。
「で、どっちで行くの?」妻が聞いてきました。
お盆のお出かけにCUBEで行くか、セカンドカーで行くかです。
「セカンドカーにしましょう。」わたしが答えます。
CUBEはまだ200kmしか走っていないので、
ならし運転が終わっていないので、今回はパスしました。
"最近の車はならし運転不要"なんて事を言う人が居ますが、
わたしは賛同できません。以下、その理由。
1. タイヤ
F1やF-nipponを見ていると、故意に蛇行運転して、
タイヤの温度を上げると同時に表面を削っているのを見ます。
(スクラビング(scrubbing=こすり洗い)と言うとカッコ良い)
お店で売っている新品タイヤを見ると、接地面がツルツルです。
一方、車に付いている(しばらく走った)タイヤは、接地面がザラザラです。
当然、ザラザラのゴムの方が滑りにくい(グリップが良い)。
スクラビングは、タイヤ本来のグリップ力を出すための作業です。
故意に蛇行運転することのできない一般の乗用車では、
どの程度(の距離)走れば、スクラビングが終わるのでしょう?
タイヤのカタログには"100kmまでは,急発進などしないこと."
とあります。だから100kmでスクラビング完了かと思うと・・・、
以前購入したタイヤで実験しましたが、100kmでは全然削れていませんでした。
スクラビング完了(ならし運転完了)を判断するには、
こまめな目視点検しかありません・・・。
2. 足回り
以前セカンドカーの足回りを交換した時、整備工場の社長に、
「アライメント(足回りの取り付け角度)の調整は1ヵ月後にする。」
と言われ、「今、調整しない理由はナゼですか。」と聞くと、
「ゴムのブッシュなどが本来の形になっていないからだ。
1ヵ月位車の重みがかかると変形して、本来の形になる。」
と言われました。
つまり新車の時は、その車本来の足回りではないという事ですね。
言われたとおり1ヵ月位待って、足回りの"ならし"完了を待ちましょう。
3. エンジン
見た事はありませんが、新品のエンジンのオイルを交換すると、
金属粉が混ざってギトギトだそうです。(聞いた話です)
金属粉が出るということは、それだけ削れている証拠でして・・・。
ならし運転完了を判断するには、エンジンオイルを交換して、
金属粉が混ざっていないことを確認する方法が良いようです。
新車のエンジンオイルは1,000kmか1ヵ月で交換するそうですが、
500kmとか250kmとか早めに交換して、見てみようかな?
4. ネジの締めなおし
"固く締まったネジを緩める時はハンマーで叩く"という技があります。
つまり、振動を与えるとネジは緩みます。
自動車のネジも例外ではなく、振動を与えると緩みます。
特に新品のネジの場合、金属表面に油分が残っているせいか、
緩みやすい傾向にあるようで、走行中の振動で緩むこともあります。
鉄道車両の例ですが、東海道新幹線の300系(初代のぞみ型)でのできごと。
ネジの締めなおしをせずに新車を使い続けたために、
走行中にネジが外れて部品が脱落! ブレーキ装置にヒットしてブレーキ故障!!
予備系のブレーキ装置がこれを検出して緊急停車しましたが・・・。
安全管理の徹底している鉄道車両でも、こんなことが有るんですね。
(その後は割りピンや針金等で,ネジの脱落防止をはかっているそうです.)
ネジの締めなおしは、1,000kmか1ヵ月の点検時です。
それまで遠出は控えることにします。
以上の理由から今回はCUBEでなく、
7年以上乗っているセカンドカーで行くことにしました。
で、セカンドカーって何?
Posted at 2006/08/11 22:40:48 | |
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