乗った列車(E5系)の5号車・青森寄りのデッキに、AEDが有りました。街角では良く見ますが、列車にも設置されているのには驚きです。
(調べてみたら,
東海道新幹線や
山陽新幹線の客車にも設置されていました.)
「普通救命講習」を受け(*1)「救命技能認定証」を持つ身としては、AEDが有るのは心強いです。
ただAEDを使うということは「心肺停止状態」の「瀕死」の人が居るということです。
AEDを見るたび『見ず知らずの人が倒れている時に,僕は蘇生措置をとることができるだろうか?』と考えてしまいます。
まず最初に、見ず知らずの人(しかも意識不明)に触れるのは、非常に抵抗があります。
蘇生措置を適切行いAEDを使用すれば、平均37%の確率で蘇生できます。
でも逆に、蘇生措置を適切行いAEDを使用しても63%の確率で死亡するワケで、「63%の確率で見ず知らずの人の最期を見届ける」ということになります。
『こんな恐ろしいボランティアを,とっさの時に引き受ける「勇気」が僕にあるだろうか?』
AEDを見るたびに考えてしまいます。(こんな恐ろしい事に「日常の業務」として向かい合っているお医者様や看護士さんって凄い.)
こんな恐ろしいボランティアを引き受ける日が来ないことを祈りますが、その日の僕に「勇気」がありますように・・・。
そして「37%の幸運」が訪れますますように・・・。
*1:
仕事で「少し危険な作業」があるので,業務中で受講しました.「緊急時に役立つ」との認識で受講したのですが・・・.
Posted at 2012/04/08 20:41:53 | |
トラックバック(0) | 日記