先のブログで「バブル」と「シーマ」に触れました。もう少し書きます。
(3)シーマ発売(1988年1月)からしばらくたって,我が家で R31 を購入したころ(1988年9月)
結局、我が家では
R31 スカイライン を買いました。
購入の手続き中、当時のセールスマン氏と話していました。
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セ:最近「どうかなぁ」というお客様が多くて。
僕:?
セ:高価なシーマが良く売れるのは助かります。でもカタログや価格表を見ずに「一番高いのフルオプションで.」とか「値引き無しで買う.スグ注文するから早く納車して.」と言うお客様が、少なからずいらっしゃいます。
僕:「一番高いの」って注文ですか!?
セ:見積もりを見て「あと少し予算が足りないから,このオプションを我慢するかなぁ.」とか真剣に悩んでいるお客様には、値引きできる方法を考えご要望に応えようと努力します。一方「値引き無しで買う.」には努力する部分がありません。
「ご要望に応えようと努力します」というところに、プロ意識を見ました。「努力なしで高価なシーマが良く売れる」は、プロから見てイヤなのだろうなぁ。
セ:注文が多くて納期がかかる事を伝えると、「お金払うから早くしてよ」と言うお客様もいらっしゃいます。当然、お断りしますが。
僕:(・o・)唖然
セ:そういうお客様に限って、車を大事にしません。待ちかねた車なら、大事にして当然だと思うのですが。仕事だから、そんなお客様にも売りますが「どうかなぁ」と思います。
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セールスマン氏の言っていることは、どれも正論だと感じました。
「良い物を買って使う(良い車を買って乗る)で満足する」のでなく、「高い物(高い車)を買って満足する」=「お金を使って満足する」が蔓延していたことを示す例です。
「バブル」の頃は「車」に限らず、「家」「別荘」「リゾートマンション」「ゴルフ会員権」「ヨット」なども「高い物を買って満足する」が蔓延し、皆が買い漁りました。
その後、有名な「バブル崩壊」が起きて資産価値が暴落し、大混乱が起きました。
Posted at 2016/11/03 23:28:46 | |
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