
こんばんは!
前から気になっていた、レンズをヤフオクで落としました。こいつです↓
AI Nikkor 50mm f/1.2S
:ニコンFマウント
焦点距離:50mm
レンズタイプ:単焦点
最短撮影距離:0.5m
最大撮影倍率:1/7.9倍
開放F値:F1.2
フィルター径:52mm
最大径x長さ:68.5x47.5mm
質量:360g
発売から34年が経過したニコンレンズの中で最高の明るさを持つニコンの名玉(迷玉?)です♪
このレンズ、なんと今でも販売しております!!
もちろん、昔ながらのNIKKORで金属製ボディでMFです。
見てください!この後玉の大きさ!!
後玉のおおきさで、F1.2がいかに大きな口径であるかが分かる。比較はF2.8のタムキュー。この後玉サイズを維持するには、AFレンズでは難しいらしい。AFやVRがない時代のレンズ、正にガラスの塊です!
マウントの大きさギリギリに配置されたレンズ。
多分今のAFレンズではf1.2は作れないでしょうね~、もし作れたとしても超高額になりそうです(汗)
早速、夜の近所を手持ちで散策しながら試写してきました!
なにぶん、この時期なんで大した被写体がないので参考になりませんが、
すべて、JPEG撮って出しです。(すべて絞り優先 SS1/50)
ファインダーをのぞくと、明るい明るい♪
まずは、娘さん!すさまじいボケ
ISO280 f1.2
ISO400 f2.0
ISO125 f1.2

ISO360 f2.0
ISO1250 f4.0
ISO2000 f1.2
ISO100 f1.2

ISO250 f2.0

ISO2200 f5.6

ISO560 f2.0

ISO160 f1.2
ISO3200 f5.6
ISO6400 f1.2
はっきり言って、写りは最近のレンズからすると甘いです。
絞ればクリアな画像になりますが、それでもよっぽど撒餌レンズの50㎜f1.8Gの方がしっかりと解像するでしょう!
周辺の減光も逆光によるフレアも凄いし、コマ収差も出ます。
でも、オールドNIKKORの魅力は、解像感じゃないですよね!
クセのある個性的なレンズですが、開放F1.2の描写力とこのレンズでなくては撮れないオンリーワンの描写力を持っていますので、これから使い倒しておいしいところを見つけていきたいですね!

今の時代、高感度に強いのでf1.4もあればいいんでしょうが.....
間違いなく晴天下では、開放では1/8000でも露出オーバーになるでしょうし(笑)
しかしながら、夜の撮影、室内撮りにf1.2の明るさは威力抜群ですし、ボケの
柔らかさは、ポートレートや、花撮りにも向いているようです。
絞って使えば、クッキリしてきますが、このレンズはせっかくのf1.2ですから開放付近で使ってやるのが味があって面白そうです。
本当は、このレンズとITMで使用しようと思っていたのですが(汗)
点光源にはめっぽう弱いので、フレアのオンパレードになりそうですが
それはそれで面白いかもしれませんね.....
(結構いいお値段だったので、またまた聖地に行くのが遠のきました(泣))
素直に85㎜f1.8買っとけばよかったかしら...........いやf1.2を楽しむ!!!
このレンズで撮影された写真は
こちら
Dfあたりなら、雰囲気がピッタリですがD4sにこのレンズ(笑)
まあ、個人的にはありかな?と思う。(逆に渋い)
レンズフードは、昔ながらの鉄製フードもまだ売ってはいるものの、カメラバックの
中で他のレンズを傷つけても嫌なので、ゴム製フードをつけてみた!
懐かしい!
昔、親父が使っていたフィルムカメラのNIKONレンズにもついていたなぁ~
今後このレンズを付けて、お散歩を楽しみたいと思います。
味のあるレンズを使い倒して、新たな表現力が身につけばいいなぁ!
(ついつい右手はAFボタンを押して、絞りもコマンドダイヤルをカリカリしちゃうのは
ここだけの秘密(笑))
以上最後までご覧いただきありがとうございました。
撮影 NIKON D4s
AI Nikkor 50mm f/1.2S
Posted at 2016/01/21 21:37:50 | |
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