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2018年08月18日 イイね!

裏銀座縦走(ガスガス編)

裏銀座縦走(ガスガス編)

こんばんは~


お盆前の暑さはどこへやら? 一気に秋めいてきましたね!
こちらでは寒いくらいです。(北海道大雪山では例年より1か月早い初雪だとか(汗))

さて、そんなお盆休みですが予定通り

8月11日~8月15日までの4泊5日のテント泊で裏銀座縦走してきました♪
今回も昨年縦走で知り合ってはや1年  山トモの Katuuu!さん とご一緒しました!

しかしながら今回の縦走、出発前はまずまずの天気予報でしたが、台風の影響なのかいざ登山開始すると毎日ガッスガスww おまけに毎晩雷雨でびっしょびしょ(泣)
かろうじて、日中の登山中は大雨や雷雨にはならなかったため縦走できましたが、お写真的には
ガスガスのため、大した写真はございません(汗)

今回のブログは登山記録としてガスガスで視界のなかった1~3日目を一本にまとめたため
お写真かな~り多いですので、適当に早送りしてご覧ください。


裏銀座縦走といえば、大町市の七倉ダムからのブナ立尾根(日本三大急登)~烏帽子岳-野口五郎岳-水晶岳-鷲羽岳-三俣蓮華岳-双六岳-槍ヶ岳or新穂高 までのルートが一般的ですが、Katuuu!氏との行きたい山も少々違いますし、今回は新穂高から入山し裏銀座を周回し新穂高に戻るプランとなりました。

1日目(8月11日)
新穂高~双六小屋


1、新穂高の登山指導センターに登山届を提出し登山口を4時半にスタート
  しばらく林道歩きが続きます。(右下笠新道で力尽きたのか登山口でビバーク者1張(汗)
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2、5:30 わさび平小屋に到着です。縦走から帰ってきた時には生野菜が恋しくなってるだろうなぁ~

ココで水を補給し、ザック重量は18㎏(もう少し軽量化したいけど、長期縦走は食料が多くてね(汗))
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3、6:30 奥丸山の分岐と別れ、ここから小池新道の始まりです。(上高地と同じく平坦歩きが長いですね~....) 最初はなだらかな川沿いを登っていき7:30には秩父沢を通過
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4、シシウドが咲き乱れるシシウドヶ原(標高2090m)を通りすぎ10時過ぎ、有名な鏡池に到着
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5、もちろんガスガスで何も槍ヶ岳が見えるわけもないのでスルーww
  そして鏡池山荘で、久々のテン泊装備の登りでペースの上がらないKatuuu!氏を待つ間
  1日10食限定のかき揚げうどんを頂きます(笑)
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6、12時 やっと稜線に出る弓折岳の分岐に来ました。(左に行けば笠ヶ岳、右に行けば双六岳)
  進路を右にとり本日の宿泊地 双六小屋テン場を目指します。
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7、13:00 双六小屋が遠くに見えました!テントも結構な数、先を急がねば!
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8、13:20 双六小屋のテン場に到着です。(登山口から約9時間かかりました.....長かった)
  ここは北アルプスの中でも規模が大きくテン場で200張は余裕で入れます。
  無事、平らな良地をゲットできました♪
  (お盆休みなので、12:00~13:00に到着予定で計画を立てなければいけません)
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9、双六小屋前の軽食処で昼食を食べます。(10時にうどん食いましたが、何か?w)
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10、小屋前からの裏銀座の峰々 正面に百名山の鷲羽岳が見えます。(13日に行く予定です)
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11、腹ごなしに、1人で双六岳とは反対側の西鎌尾根へと続く樅沢岳を目指します。
   (双六小屋とテン場を見下ろす絶景ポイントですね!)
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12、そして樅沢岳(標高2755m)へ到着もガスガス(汗)しばらく奇跡的に槍ヶ岳でも見えないものかと山頂で待ちましたが、見えるはずもなく下山しました。
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13、テン場に帰った16時頃には満員御礼となっておりました。
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14、夜はペルセウス座流星群のピーク前日とあって星撮りを期待しましたがガッスガス
   おまけに夜には雨が降り始めたので、諦めて就寝zzzz
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1日目行動距離

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2日目(8月12日)

双六小屋~雲の平



15、早朝3時起床、4時から行動開始ですが未だガスガスで雲が多い(泣) そして前夜の雨でテントが水を吸って重い.....パッキング的には一番重いテントは中央付近に入れたいところですが1気室なので雨に濡れたテントビニール袋に入れ一番上に収納するのでバランスが悪く余計に重く感じます....
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16、双六小屋を後にし、双六岳を目指します。双六岳と言えば、なだらかな稜線上と背後に槍ヶ岳がそびえる日本離れした風景が有名ですが、それを見るには山頂を目指す稜線コースを目指さなければなりませんが、このガスガスが取れるとは到底思えないので、明日こちらに戻ってくる予定なので、この日は巻き道で先を急ぎます。
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17、三俣峠からも三俣蓮華岳山頂には行かず翌日に期待をし通過します。

   そして三俣山荘が見えてきました。


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18、7:30三俣山荘到着 早朝4時に出発したので三俣山荘の三俣展望食堂で休憩としたかったのですがオープンが8:30からということで、パンをかじりまだまだ遠い本日のテン場へと急ぎます
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19、三俣山荘からのメインルートは鷲羽岳、ワリモ岳を経由していきますが、この日の目的地雲の平まで行くには遠回りになってしまうので、我々は黒部源流まで一気に下って雲ノ平まで登りあげることにします。黒部源流はこの周辺から湧き出す地下水の総称を指すようで、黒部川水源地標が記念としてあるのみですが源流地点からは右上の写真の左に見える急登を登って祖父岳(じいだけ)を巻くか、右方向に緩やかに登り祖父岳山頂を踏んでいくかの違いで、5分程度しか違いませんが、急登を嫌い後者のルートを取ります。
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20、このあたりは人が多いメインルートと違い、手つかずの自然が残されておりとっても魅力的な場所でした♪(ヘバへバなKatuuu!氏、ファイト~!!)
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21、10:30 やっっと祖父岳とワリモ岳の鞍部 岩苔乗越へ登り返してきました。
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22、このころには、曇り空ではありますがワリモ岳(左)と鷲羽岳(右)の山頂もお目見え!


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23、そして祖父岳へ向かう登山道脇でこの旅 最初の雷鳥ひなを見っけ♪(2匹)


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24、11:30 祖父岳山頂


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25、この旅初めてのピーク(山頂)ww  ガスガスで巻き道ばかり歩いてきましたから....


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26、祖父岳山頂からはやっと本日の目的地(この旅のメイン目的地?!) 
日本最後の楽園とも称される 雲の平 が見えてきました......遠いなぁ~!しかも祖父岳から一気にテン場へ降りれるルートは現在植生の荒廃が進んでいるため通行禁止(汗)右手の山を巻いて30分近く遠回りしなければなりません。テン場確保のために先を急ぎます。
(今回僕の担当は、Katuuu!氏より先に行ってテン場を2人分確保することですww)<
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27、一度行ってみたかった雲の平山荘が近づいてきました。


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28、そして山荘とテン場との分岐、先にテン場を確保、幕営後山荘に行くことにします。

   (ここのテン場、広いように見えて涸沢カールと同じで、巨石がゴロゴロしていてまともな平らがほとんどありません、12時半着で何とか良地を確保しました!)
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29、そしてテン場の受付とビールを買いに山荘に向かいます。(過去一番テン場から山荘が遠いです。っていうか遠すぎです(笑)片道30分ってww
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30、山荘からの雲の平 水晶岳の山頂も一時見ることができました!山荘で翌日の天気を確認して地図を広げ翌日のプランを練り直します 。(どうやら、明日も天気が悪いようです)  
今回の裏銀座縦走、ほとんど圏外でお天気の情報収集が不可能でしたので山荘のアバウト天気予報しか入手できないのは弱りました....)


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31、テン場に帰りがけ本日2回目の雷鳥くん(お天気が悪いから遭遇率高しw)
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32、ビールを10本買い溜めするKatuuu!氏(笑)
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33、雲の平テン場 (この日は山荘宿泊者100名(小屋小さいんです)に対し、テントは300張だったとか)
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この日も夕方から雨が降り始め、次第に雨が強まり雷雨となりました。この日の三俣山荘のテン場ではテントの浸水被害が多発したそうです(汗)


事前の計画では、雲の平で満天の星空とペルセウス座流星群のピークを迎える予定でしたが、あまりの豪雨に

耳栓を装着し眠りに付きました。(翌日聞いたら深夜には満天の星空が広がっていたそうな.....orz)


翌日は、4時に1人で先に出発しワリモ岳と鷲羽岳を登頂し、三俣山荘で合流し再び双六小屋に戻る計画です。


2日目行動時間
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3日目(8月13日)

雲の平-双六小屋に戻ります。


早朝3:00に起床、お天気は.....大雨(汗)

とても外に出る気になりません......心がポッキリ折れました。この日の登頂は諦めます。

今回の旅の目標百名山 鷲羽岳は次回のリベンジとなりました(バッチは勝っちゃいましたけどww)

雨が小降りになるのを待ってテントを撤収、結局、Katuuu!氏と一緒の5:30出発となりました。




34、雨でテンションダダ下がり、荷物も全然軽くならない....
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35、祖父岳分岐 昨日は左の山頂から来ましたが、この日は右の巻き道を進み急登を下ります。



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36、ここの巻き道、チングルマの大群生が凄かったんです。
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37、一度花が咲き乱れる初夏に訪れてみたいものです。
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38、黒部源流に下ります。



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39、昨晩からの雨で川の水も増えています。

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40、8:00 黒部川水源地標 今回雨が多かったですが日傘がメッチャ役に立ちました!
  (カッパ着て行動すると、ゴアテックスと言えども蒸れますからね~小降りなら傘がお勧めです)

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41、9:00 三俣山荘到着
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42、三俣展望食堂で名物?!カレーライスを頂きました♪

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43、結構な雨ですが、今回まだ頂上を踏んでいない三俣蓮華岳(標高2841m)にて
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44、双六岳へ向かう登山道にてこの度三回目の雷鳥たち(3羽いました)

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45、双六岳山頂(標高2860m) このお天気にはもうお手上げ状態です

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46、双六岳の槍ヶ岳ポイント、もちろん槍は見えないので槍ポーズしてみるも虚しさが残るw
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47、14:00前でしたが、このお天気ですので余裕でテン場確保できました。

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48、ここで、もう一方裏銀座に入ってるみん友さんと合流!
  (双六小屋の談話室にて)
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49、結局、この日のテン場も満員御礼でございました。

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50、この日の夜も雨が降っていましたが、深夜には奇麗な星空が広がりました。
寝ぼけ眼で適当に撮ってたら、大した写真は撮れませんでした(汗)
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3日目行動時間
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以上駆け足で、ガスガスの3日間をお届けしました。
事前の予報が外れ、天気情報も入らない中、毎日雷雨やガスガスでテンション下がり気味でしたが地元長野在住なんで晴れた時しか山に行かないんである意味、貴重な体験ができたかなぁ~なんて今は思えます。晴れていれば、もっとたくさんの山に登る体力もまだまだ余っていただけに、悔やまれますが山は逃げませんから!また来年いやまた来月?、いつでも行こうと思えば行けることが今回わかったのでリベンジします


次回 裏銀座縦走(笠ヶ岳絶景編) へ続く
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最後までご覧いただきありがとうございました。

撮影 OLYMPUS OM- D EM-1 MarkⅡ
    M.ZUIKO ED 12-100㎜ f4.0 IS PR0
    M.ZUIKO ED 7-14㎜ f2.8 PRO
Posted at 2018/08/19 01:22:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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