
2010年6月28日より乗り始めて丸6年経ち、現在18万キロとなりました。
7年目に入るにあたり、12か月点検をデーラーにお願いしてきました。
今回は
2014年7月に駆動用バッテリーを交換してから約8万キロ走行したので現在のバッテリーの健全度(S.O.H)を想定してもらい、新車時に搭載されていた駆動用バッテリーの約8万キロ時のS.O.Hと比べて旧バッテリーと新型バッテリーの劣化を比べることにしました。
(標準搭載されていた駆動用バッテリーはLEV50/
株式会社 リチウムエナジー ジャパン製でしたが、新しいバッテリーは
LEV50Nとなりました。)

サービス請求書
・エアコン消臭・除菌加工
i-MiEVは急速充電中に駆動用バッテリーを冷やす為にエアコン(クーラー)が動作するのですが、その際に使用する冷却装置は車内用と共用の為に汚れ(カビ)やすく、嫌な匂いが発生しやすいので消臭加工を定期的に行っています。
前回2年前に施工しました。
・トランスアクスルオイル交換
ミッション交換から1万キロ走行しましたので、交換致しました。
肝心のSOH測定結果ですが、

MiEVコンピューター診断書
SOH測定をお願いすると今までは上記の物しかありませんでしたが、今回は下記の2枚も合わせて頂きました。

i-MiEV電池容量測定チェックシート
手書きでのチェックシートです。
これには以前、教えて頂けなかったSOHのパーセント(%)での記載がありました。
今までは「MiEVコンピューター診断書」しか頂けなかったので、過去に置いては自分でパーセント数値を算出していました。
・
SOH1回目測定:2013年6月/SOH=69.3%/積算距離74,075Km
・
SOH2回目測定:2013年12月/SOH=70.3%/積算距離89,937Km
(駆動用バッテリー交換/積算距離105,278Km時)
・
SOH3回目測定:2015年12月/SOH=82.9%/積算距離158,954Km
算出方法ですが、自分はバッテリー容量が16kWh(三菱自動車ホームページより)、電圧は330V(三菱自動車ホームページより)と、設定してます。
これにより
W=A×V
16k=A×330
16000=A×330
16000=330A
48.484848......=A
で、
約「
48.5Ah」となります。
これを新車時の容量としていました。
これを元に今回の「MiEVコンピューター診断書」に記載される「電池現在容量」の42.5Ahを使用すると...
(42.2÷48.5)×100=87.63%
となります。
今回頂いた「i-MiEV電池容量測定チェックシート」にはSOHは88.1%とありますが、これはチェックシート2枚目の最下段にある数式を使用した為です。
自分の計算では新車時のバッテリー容量は48.5Ahとしていますが、メーカー(三菱自動車株式会社)か、デーラー(三菱自動車販売会社)では48.0Ahとしています。
この0.5Ahの違いがSOHの違いを起こしています。
約8万キロ走行後の新型駆動用バッテリー(LEV50N)と旧型駆動用バッテリー(LEV50)の劣化の違いを検証すると、
・LEV50:S.O.H=69.3%
・LEV50N:S.O.H=87.6%
となり、新型駆動用バッテリーの劣化は旧型より緩やかであるといえます。
個人的な意見(体感)を言いますと、旧型バッテリーで感じた「明らかなバッテリー劣化(容量減少)」は、現在では殆ど感じません。
新型は旧型より劣化に対して強いと言えると、自分は思います。
これから先、もっと走行距離が伸びるのと共にS.O.Hがどの様に変化するのか、新しいバッテリーの性能を見させてもらいます。
Posted at 2016/07/05 22:21:34 | |
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