大都会の中のローカル線鶴見線のたび！（その２）Suica改札機にタッチしちゃダメな無人駅

（その１）からの続きです！


次は、浜川崎駅！この写真に写っている駅は、実は鶴見線ではなく、南武支線の駅！同じJRなのに南武線と鶴見線の駅は、道路を挟んで別の駅になっていることで有名な駅です！




ごらんのように、浜川崎から黄色い路線が分岐して上方へ伸び、尻手で南武線に合流！たった３駅で終点となるこのローカル線が南武支線です！




改札を抜けると、島式ホーム1面2線の行き止まり式のホームが現れます！１番線は緑色の柵でふさがれており、通常２番線のみで営業しているようです！




ホームには、ちょうど「開業80周年記念」ヘッドマークが取り付けられている車両がいました！




南武支線の改札口を出ると、道路をはさんで向かい側に鶴見線の浜川崎の駅が見えます！このとき、改札口では「Suica改札機にタッチしないでください」とアナウンスが流れていてびっくり！Suica定期券の人はタッチしても問題ないのですが、チャージしたSuicaでここをタッチして鶴見線に乗り換えると、通しではなく別料金になってしまうというのが理由！「Suica改札機にタッチしないでください」というのは、けっこうウケました～！




ちょうど鶴見線の電車がやってきました！南武支線も鶴見線も同じ205系1100番台が使用されていますが、このようにカラーリングが若干異なっています！




こちらが鶴見線浜川崎駅の全容！鶴見線側の浜川崎駅は、跨線橋の上に改札がある橋上駅で、島式ホーム1面2線となっています！南武支線が１、２番線だったので、こちらは３、４番線！




この写真は、鶴見線浜川崎駅側から、南武支線浜川崎駅側を見たところ！上は廃止となった貨物線の高架線があり、右手には東海道貨物線の踏み切りが見えています！




その踏み切りの上に立ち、尻手方面を覗いたところがこちら！ちなみに、東海道貨物線の東京貨物ターミナルへ向かう線路は踏み切りの向こう側で向かって右手の川崎貨物駅方面へ曲がっており、この踏み切りは通りません！そのため東海道貨物線川崎貨物駅方面から浜川崎の貨物ヤードへは直接進入することが出来ないため、川崎貨物駅方面から当駅に進入する貨物列車は尻手方の引き上げ線に入った後、推進で進入するとのこと！時間があればこの踏み切りは１日いたらもっと楽しいのかもしれませんね！




こちらは踏み切りを渡りきって、振り返ったところです！廃止高架線の向こう側に南武支線の浜川崎の駅が見えています！鶴見線の浜川崎駅は正面の道路の左手になります！




こんどは踏み切りから左手をむいたところ！貨物ヤードが広がり、たくさんのタンク車、入れ換え用のディーゼル機関車DE10、まさに出発しようとしている電気機関車EF210（通称桃太郎）、浜川崎どまりで折り返し転線中の鶴見線205系などが見られます！




実は、この貨物ヤードは、草ぼうぼう！（爆）やさしい顔立ちの桃太郎が引く緑のタンク列車が緑のじゅうたんの上に浮かび上がり、まるでサバンナを行く草食動物たちにように思えました！（笑）


次は、「（その３）人名が駅名になった無人駅」をお届けする予定です！