第１０回みんな集まれ！ふれあい鉄道フェスティバルレポ（E655系なごみ編）vol.1

ブログ「第１０回みんな集まれ！ふれあい鉄道フェスティバルレポ（ゲッパ編）vol.1～2」の続きです！


今回は、お召し列車としての運用を考慮して設計されたハイグレード車両E655系なごみ（和）が登場します！






まずはヘッドライトの周りのアップから！ワイパーをよーく見ると、なんとエアロワイパー仕様！エアロワイパーとは、高速走行時にワイパーブレードに取り付けられた羽根が空力作用により窓ガラスの押し付けられ、しっかりとワイピングができるという優れもの！エアロワイパー付の電車なんて初めてみました！






次は、ヘッドライトの造形を観察！細いつり目型のヘッドライトは、とてもシャープな印象を醸し出しています！






正面には、密着自動連結器を収納するカバーがあり、





そのネジは、通常のドライバーでは開けることができないよう、特殊なトルクスネジを使っているようにみえます！






塗色は、光線の当たり具合で褐色から紫色に色合いが変化するマジョーラ塗装が用いられており、この日も角度によって、周りの景色が車体に映りこみ、撮影がとても困難なカメラマン泣かせの列車なのでした！






こちらは、1号車クロE654-101！ 上野方になります！床下にディーゼル発電機を搭載しており、機関車牽引により非電化区間へ入線した際、他の車両へ電気を供給することができます！ちなみに、この車両のみ客用出入口がありません！






先頭車の真横から見ると、スカートと一体成型されたリップ型のスノープローのデザインが目を引きます！






さらにボディ全体を眺めてみると、高運転台構造の後ろもそのまま屋根上部分が同じラインで続いており、圧倒的な存在感を出しています！実は、そのまま屋根までつながっているわけではなく、上から見るとクーラーキセがちゃんと独立しているのが見えます！つまり側面が屋根の上側まで高くなっているデザインを採用しているのです！






先頭車の台車は、E257系などと同じヨーダンパ付きの軸梁支持式ボルスタレス台車！






側面には、フルカラーLED式の行先表示器が設置されています！


この続きは、また次の機会に！