ロイヤルエンジンのブログ一覧

今回のBGMはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=q316TAdFHGM&feature=related



「vol.3（ブレーキ操作体験＆日本初のステンレス製気動車）」からの続きです！





ケハを見学したあと、送迎用回送車両に戻る際、ついに淡黄色地に赤帯を巻いた国鉄準急色のキハに大接近！













しかも、クリーム地に青帯のキハとのツーショットもゲット！

夢のような光景に目を疑うばかりです！














ちょうどそのとき、真横をクリーム地に赤帯のキハ205が通過！

まさしく、いったいここはどこ？私はだれ？状態！（笑）

昭和の景色に取り囲まれ、自分がまるで子供の頃に戻ったかのような錯覚を覚えます！












サマースクールの面々は、ふたたび回送列車に乗り込み、機関庫から通常の旅客扱いをするホームへと移動！

その後、定期列車に乗り換え、












終点の阿字ヶ浦にやって来ました！

それにしてもユニークな駅名票！吉田社長の話では、何年か前のMMM（みなとメディアミュージアム）の際、とある学生さんがデザインしたものだが、あまりにも評判がよかったため、そのままにしたとのこと！












その吉田社長もちゃんと同行していて、我々にいろんなエピソードを語りながら道案内をしてくれます！












阿字ヶ浦海岸に到着！昔は海水浴客でにぎわい、上野からこの阿字ヶ浦まで直通の急行「あじがうら」号が、５両編成のディーゼルカーでやってきていたのだそうです！

どうりで、阿字ヶ浦のホームが異常に長いわけですね！












そして、こちらが今夜の宿「山形屋」さん！増築を重ねたせいで迷路のようになった階段や廊下を通って、やっと浴場へたどり着くと、そこにはサッカー合宿で泊まっていた小学生軍団がいっぱい！

すごいイモ洗い状態でのお風呂となりましたが、それもあとから思えばいい思い出です！（笑）

お風呂のあとは、大宴会！船盛りの海の幸や冷たく冷えたビールをいただきながら、みんなで鉄道談義！たとえば、宿泊費を浮かすために、周遊券を手に夜行列車で意味もなく行ってまた戻ってきたりしたよねなんて、共通体験で大いに盛り上がりました！












翌朝、朝食後最初の講義まで小一時間ほど自由時間があったため、私は宿を抜け出し、阿字ヶ浦駅へ！












すると、どうでしょう！ご覧のとおり、あたりはすっかり朝もやで白く煙り、とてもても幻想的で雰囲気たっぷりの終着駅となっていたのです！












やがて、踏切のチンチンチンという音が鳴り始め、真っ白な景色の中からキハ205が登場！












DMH17の唸りとともに、台車のゴロゴロゴロという音が目の前を通過！












数人のお客さんが行ってしまったあと、終着駅に静寂が訪れます！（よく見ると、約1名の鉄ちゃんが残ってますが（笑））












これどうみても、昭和30～40年代の風景でしょ！

ともすれば、どこの廃線？なんて間違われそう！（笑）












終着駅を堪能したあと、宿に戻り２日目最初の講義！NPO未来ネットワークひたちなか・まの高島氏と、おらが湊鐵道応援団の佐藤氏をスペシャルゲストに迎え、パネルディスカッション「ローカル線と地域活性について」が始まりました！

お二人の熱い語り口に、思わず引き込まれ、気が付くといつしか自分もすっかり湊線のファンになってしまっていたのでした！（笑）












というわけで、今回の最後のショットはこちら！

終着駅にたたずむキハ205！

早朝の霧のおかげで、一生忘れられないような素敵な情景を切り取ることができたのでした！



次回は、いよいよ最終回！

前日にスジを引いた臨時列車にいよいよ乗車して、実際に運行させます！

お楽しみに！(^^)/