
お盆休みに走行した林道三河小田川線で助手席前側タイヤ側面をぶつけて曲げたラテラルロッドの修理が終わり、ハンドルのセンター位置調整も完了して、異常も無いことが確認できたので、前回走れなかった林道群の走行を行いました。
那須高原SAで前泊し、ここを朝6時に出発。晴れていて気持ちの良い朝を迎えました。
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白河ICで東北道を降り、国道289号を走ります。雪割橋を渡り、左折して真っ直ぐな農耕地の中の道を進みます。そこの外れ近くから本日一つ目の林道。兼房線が始まります。
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ここは国道289号線の甲子トンネルが開通する前の甲子峠越えする林道甲子線へと続く林道でしたが、トンネル開通後林道甲子線使われなくなって通行止めとなり、廃道状態となりましたが、兼房線は西部林道と接続し、グランディ鳥羽湖スキー場までつながっています。
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この林道は拳大の玉石が敷き詰められた両側に笹谷草の生い茂る凸凹な林道です。
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途中景色の良い開けた場所もありますが、大方は視界が良くありません。
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マッディナ部分もあります。
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こんな凸凹道が延々と続きます。道幅も狭く、せり出した草木でボディも擦れ、キーキー音がします。ピカピカ至上主義の街乗りSUVで走るのは、止めておいたほうが無難な林道です。
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ようやく凸凹の兼房線も終わり、林道甲子線と西部林道の分岐点に出ました。
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林道甲子線の一般車通行止め表示版です。
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表示板のすぐ先から笹が生い茂る、廃道状態。
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歩いての探索を試みるも、朝露に濡れた笹の葉で全身ビショビショになり直ぐに退散。
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兼房線の凸凹道を走行の結果、飛び出した草木の陰に隠れた枝で、ミラーが倒れ、半分ほど残っていたコーヒーが飛び散っていました。
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手前側が林道兼房線、左側が林道甲子線、そして右側がこれから進む林道西武線。その手前にはえぐれた段差が。クーガじゃ擦るな。
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林道西部線に入って玉石は無くなるものの、笹が追いかぶさる。新車で走る勇気はあるかな。勿論ボディには傷が付くよ。
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道幅全体に広がる水溜り、透き通っていたので、計らなくても浅いのが分かり、そのまま通過。
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そして西部線南側終端。いきなりスキー場の開けたゲレンデへ飛び出ました。
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スキー場を突っ切って林道西部線の北側へ向かいます。
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スキー場を突っ切る道が出来る前は、スキー場を迂回する形で西部線は北側と南側化繋がっていた模様。今は、南側のこの部分は廃道となっています。
それにもかかわらず、通行止めのバリケードは見当たらない。知らずに入ると、深くえぐれ、崩れた道に退散を余儀なくされます。スキー場の管理設備があるので、入って暫くは普通に走れるので奥まで進むと戻るのも面倒です。
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西部線北側入り口に到着。が、通行止めの看板が・・・・。
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倒木のようだ。林道西部線北側と林道奥西部線の走行は中止。仕方ないので迂回して、直接林道黒沢線へ向かいます。
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黒沢林道へつながる道。途中までは完全舗装の立派な対向二車線路です。
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それが突然ダートの開始部分へ。この唐突さがたまりません。
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所々に洗掘はあるものの通行には支障なし。
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最初の分岐点です。左側は一般車通止めです。一応湯川林道と名前が書いてあります。
右側へ進みます。
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暫く進むと、また分岐にぶつかります。この分岐を左折します。右に進むと風力発電の風車が立ち並ぶ、布引高原へ出ます。ただ、風車があるだけなので、こちらはパス。
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此の辺りも先般の豪雨の影響か、そこかしこで通行止めや、倒木が目立ちます。
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林道黒沢線が終わり、県道325号を進んで次の林道へ向かいますが、県道325号が工事のため、時限通行止め。隣から延びる立派な対向2車線路を迂回し、再び県道325号へ。
不思議なことにこの立派な道、そう新しくは見えないものの、ジムニーナビにも、ガーミンナビにも記載されていません。しばらくは両ナビとも、自車位置を見失って右往左往。
やがて目的地の林道大巣子線入口に到着。
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ぐんぐん高度を上げて行きます。
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途中、大巣子の集落を抜け、林道一ノ渡戸四ツ屋線接続点へ向かいます。
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そして林道一ノ渡戸四ツ屋線接続点続点へ到着。ここは広域基幹林道のため、広く、整備が行き届いてフラットな道が続きます。制限速度走行が余裕で出来る道です。
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林道黒川線との分岐点。林道一ノ渡戸四ツ屋線の看板がみえたので、ナビを無視して左折。が、どうやら違うようなので、慌ててバック、右側を進みます。
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少し走るといきなり開けた舗装路にぶつかりました。いい天気で青空が気持ち良い!!
ここから、本日のメイン林道。林道七ヶ岳線へと国道12号を南下。
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林道は下るよりも上る方が楽しいので、国道288号線側の入口をスルーして、国道120号線を更に南下、ななつがたけとざんぐち駅の少し先を右折して、暫くは舗装路を駆け上がり、林道七ヶ岳線の入口に到着。
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ここから先ぐんぐん高度を上げて行きます。
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気持ちの良い、開けた場所に到着。眺めが最高です!!
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切通しをいくつか超え、フラットな林道を快適な速度で走行。途中開通記念碑なるものの脇を通過。その後もフラットダートを堪能。
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遂に終点到着。次は林道平沢線へ向かいます。
ここは数年前まで路面倒壊で4輪はおろか、2輪でも走れず、通行止めとなっていましたが、最近整備が完了したとwebで見たので、走って見る事にしました。が、やはり通行止めで走れず。仕方ないので、そのまま、林道川俣桧枝岐線へ向かいました。
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林道川俣桧枝岐線は先般クーガで走った時よりも更に整備がすすみ、残っていた洗掘も完全に埋められ、ほぼパーフェクトフラットな状態でした。これなら普通乗用車で難なくアプローチ可能です。当然すっ飛ばせますが、時間が13時過ぎとそろそろ登山帰りの、車と出会う可能背が高いので注意しつつです。
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本当はこんな林道を飛ばして走るのが一番好き。クーガで滑りつつ走っても最高です。飛ばさない理由が見つかりません。
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が、頂上、馬坂峠で”まさか”の通行止め。当初の予定では、この林道を川俣側へ抜け、林道奥鬼怒線を走って日光へ抜け、そこから沼田へ下り、関越道で帰宅する予定でしたが、大狂い。仕方ないので、取って返し、林道鱒沢線(安ヶ森線)でバイパスして奥鬼怒線へ入ることにしました。
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しかし、なんの因果応報か、林道鱒沢線も路面倒壊で通行止め。やはりこの付近も雨、相当降ったようですね。
日光へ抜けるのはあきらめて、西那須野塩原ICから一路東京へ。途中、前も見えないほどの大雨につかまり、運転に疲れて蓮田SAで休憩。
このような状況になるとジムニーは中途半端。後輪駆動は簡単にドリフトするのでスピードがあげられない。直進であれば4WD走行も可能ですが、高速走行は推奨されていません。結局、クーガのようには安定して高速度で走れないので、神経も使い、疲労度が一挙に跳ね上がります。
行きがけに調整していたオーディオの音が、シートを倒した状態で聞いていると、思ったよりも心地良く、いつの間にか眠っていました。
起きると、すでに朝。ゆっくりと走って帰ってきました。