今回は直接にはXBEEとは関係ない話題です。
以前から気にはなっていたのですが、e☆イヤホンから割引クーポン付き購入紹介メールが来たので、ついwebページで新たなTWSイヤホンをポチってしまいました。
そう、遂に出ましたSONY EXTRA BASSシリーズ初のTWSイヤホン WF-XB700。それのブルーを購入しました。
近頃、XBEEではWALKMAN Aシリーズに入れてある音楽データをBluetooth接続で聴くようになったので、SAなどでの食事休憩の時にも乗車時と同様に聴けたら良いなと考えていました。
自分は趣味でベースを弾くので、迫力のある低音が欲しいとなると、練習用モニターヘッドホンとして使用しているSONY MDR-M1ST (修理したり、買い直したりしながら30年近く使い続けたSONY MDR-900STから変更した)が良いのですが、荷物になるし、ちょっと大げさなので、現在自宅でのベースの練習でヘッドホンで耳が痛くなった時に、モニターイヤホンとして使用しているSONY MDR-EX800STの使用を考えましたが、やはりケーブルは邪魔なので、EXTRA BASSシリーズ初のTWSイヤホンが発売になると聞き、更にクーポンで割引と言う甘い言葉に引っかかり、今回の購入に至ってしまいました。

発売日に購入しましたが、翌日には到着しました。いつもながら、e☆イヤホンはアマゾンのプライム並みに早くて助かります。

ケースは特に小さくはありませんが、手のひらに収まる程度の大きさです。電源供給はUSB-Cタイプコネクターです。単体で9時間、ケースで充電して更に9時間使用可能。合計18時間はそれ程長くないですが、単体9時間は十分長い。

ケースの蓋を開けるとマグネット吸着で収納された本体が現れました。大きい!ドライバーは12mmのダイナミック型ということなのでこの大きさになるのでしょうか。TWSイヤホンで重低音が聴けると思うと、ワクワクします。

手のひらにのせるとこんな感じ、大きいのがわかります。 二段構造になっていて、イヤーピースで本体固定するのではなく、その上のドライバーの入った部分をクリっと回転させて、耳に引っ掛けて固定する構造になっています。装着性、安定性はすこぶるよく、長時間使用していても痛くならないので気に入りました。
ベースの音が迫力満点なのは予想通りなのですが、ドラムスのキック音も厚く重く、空気の動きが感じられるほどです。ペースと重なった拍頭の圧の感じには思わずニンマリとします。
この手の低音が強く出るイヤホンやヘッドホンはドンシャリな音作りになっている製品が多いのですが、本品は中音から高音にかけては割とフラットな音作りです。ボーカルも耳に刺さることなくしっかりと聞こえるので長時間気持ち良く聴けます。
ただ解像度はそれ程高く無く、エントリークラスの製品なのが感じられる部分であり、アコースティックギターやチェンバロなどの金属弦の音には華やかさが無いので、つまらないと感じる人がいるかもしれませんが、モニター系の音が好きな私にはとても好きな音となっています。
ヘッドホン並みの低音が出るのでバランス的に受け入れられない人もそれなりにいそうです。好き嫌いが大きく分かれると思われるところです。

現在TWSイヤホンはAVIOTのTE-BD21fをメインで使っていますが、高音部のドライバーがBAの為か解像度はこちらの方が高いです。音作りも高音部が華やかです。こちらの方が一般受けする音作りだと感じました。

低音に関しては、充分な密閉が出来るように自分の耳に合うイヤーピースSpinfit CP500Lに付け替えているので、本体に付けたままだとイヤーピースが大きすぎて、ケースで充電出来ないため、ケースに本体を収納する時は逐次イヤービスを外し、隙間に突っ込んでいます。
付け外しは、それなりに面倒ですが・・・・こうしないと気に入った音にならないので、この状態で使用しています。

そのAVIOTのTE-BD21fと並べるとSONY WF-XB700の大きさはかなり大きいのが判ります。

周波数レンジ感については広くは感じられませんが、仕様を見ると44.1kHzのサンプリング周波数で20Hz~20kHzとなっているので、5弦(或いは6弦)ベースのLo-Bが30Hz程度なことを考えると、一般的な音楽再生に於いては十分カバーできています。
低音の量感はSONY MDR-EX800STに勝りますが、解像度や定位など、全体的な出音の正確さは、やはりワイヤードという事もあるのか、SONY MDR-EX800STの方がかなり上です。
音的にはエントリークラスレベルであり、付属機能としてのノイズレスシステムや外音取り込みと言った機能も無く、通話機能だけと潔い仕様ですが、強力な低音出力によるベースとドラムスのキックの気持ち良さは15000円の価格を考えると、他に代え難いものがあり、低音好きにはたまらない一品な事は確かです。
ダメ元でベース練習用のモニターとして試してみましたが、予想通りこれはBluetoothの遅延が大きく、使用に供するのは無理でした。
接続安定性についてはかなり優れていると感じました。実効接続距離はAVIOT等と比較し倍程あり(AVIOTなどは2階の部屋にDAPを置いた状態で、見通し状態にない、1階へ降りる階段の途中で接続が不安定になるのに対してWF-XB700は1階の部屋の中でも安定して接続状態を保持)ました。また電子レンジを動作させるとAVIOTが5m程度の見通し距離で接続不良となるのに対してWF-XB700は3mまで近づけました。
国内移動に制限が無くなったら、XBEEでソロキャンプに出掛けて、タープ下又は木陰で珈琲を飲みながら、このTWSイヤホンで音楽に浸りたいと、今から楽しみにしています。
今更ながら、自分の低音好きに気が付かされたイヤホンでした。
Posted at 2020/06/09 22:18:08 | |
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