2015年10月05日
緊急事態 in ブレーキ
タイトルは慌ただしい感じですがすぐに走れなくなる訳では無いことを最初に伝えておきます。
また、慣れない長文のため多少の誤字脱字はご了承頂ければ幸いです。
というのも実はブレーキキャリパーは2代目になるのですが、これがかなりの曲者でした。
取付け直後はブレーキが常に掛かった状態でまともに発進できずに苦労しなんとか常用できる位にパッド・ローターを減らしました。
その後、ブレーキは掛かるのですが高速域・高負荷時にブレーキを描けると激しいジャダーが発生しコントロールを失いかける時もしばしばありました。
これがサーキット仕様のキャリパーというものなのかと自分自身でなんとなく納得して使用してきましたが、先日とある方の車で同乗走行させて貰いフルブレーキを行った時沈むように止まったことから自分のとは明らかに違うとようやく自覚。
前々から地元で近いこともあり製造元のENDLESSさんで見てもらおうと思っていましたが中々都合がつかずに見送っているばかりでした。
そして本日なんとか有給休暇がとれたためお店の方へ足を運びました。
先日のスバルフェアでブレーキメーカーのアクレさんにブレーキローターの違和感を感じ研磨を掛けた方がいいとの助言を頂いたので状態によっては研磨、最悪ローター部分の交換も視野に入れて見積もって貰おうとしたのもきっかけです。
そしてローターをチェックしてもらった所、外側は特に問題はありませんでした。
しかし内側(裏側)は大変なこととなっており摩耗の仕方が明らかおかしな状態で外側の一定の部分がごっそり減って指でなぞると溝が出来ているような感覚がありました。
お店の方も明らかな異常を感じており急遽工場へ持って行きジャッキアップして診てもらうことになりました。
そして暫くして電話がかかってきて不具合の原因がようやく判明しました。
それは、取付けブラケットが逆の向きに付けられていたことでした。
その影響でセンターもずれピストンの片側が常に押し付けられている状態でローターに接触今回の事態を招いたそうです。
結果、フロント左右のローター異常摩耗、ピストン損傷(固着?)、キャリパー本体の一部が削れ落ちている等予想以上に深刻な事態となっておりました。
幸いにもリア4ポットは両側とも問題はありませんでした。
色々とショックでしたが、この現状をどう打開するか行動に移すことにしました。
なってしまった事を今更悔いでも仕方ないので取り敢えず修復できるのかそれとも一式交換かを聞きました。
その際に場所を製造工場へと移し、そこでキャリパーを製作している技術者の方々に意見を貰いました。
結論からすると現状のキャリパーの写真からでははっきり確定的なことは言えず一度取り外しより詳しく見てみないと分からないそうですがオーバーホールできる可能性はあるとのことでした。
ですがローターは研磨できる領域を出ておりもう使用できない状況なため交換必須になると思います。パッドも恐らく交換が必要になるでしょう。
以上のことから取り敢えず今週末に今のブレーキを外し送って診てもらうことにしました。
また、ENDLESSさんとしても現状できる限りの対策はしたいとのことでブラケットを正常な位置へ変更して頂きました。
工場では他の車の整備があるにもかかわらず緊急で複数の整備士の方々が対応して頂いたおかげで短時間で作業は終了しました。
ENDLESS社員の皆さん、及び整備士の皆さんには本当に感謝しております。
こういった会社からいい製品ができるのだと実感しました。
今後ともENDLESS製品を使い続けていきたいと改めて思いました。
途中、話が逸れましたが、現在この状況を解決するために少し慌ただしくなりそうです。
ブレーキはジャダーが相変わらず発生しますが、日常で使用する分には暫くの間は問題ないとのことです。
12月には車検も控えているのでここではある程度出費を抑えたいものですがそれなりに費用はかかりそうです。
何かと後回しする自分の悪い癖が今回の事態を招くこととなってしまったと思います。
こうなる前にもっと早期に検査して貰うべきだったたと深く反省しています。
多分暫くの間純正ブレーキ生活に戻ることになると思います(´Д`)ハァ…
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Posted at
2015/10/05 20:44:00
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