ローバーミニ カーナビ用 車速センサーを自作してみた
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
言うまでもないが、ミニには元々 『車速センサー』 なるものは何処にも付いていない。
しかし、カーナビ等を取り付ける場合、正確な位置情報を得る為にこの 『車速センサー』 が必要となる (パーソナルタイプは不要だが)。
そこでネットでくぐってみると・・・
現在、ミニ用の車速センサーを扱っているのはミニ○ヤマさんだけのようだ。
しかしお値段を見て驚いた!な、な、なんと!2万8千円成り;;
もしコレをお店に頼んで取り付けたとしたら、おそらく5万近くしてしまいそうな、、おお末おそろしや。。
商品画像を見てみると、どうやら車速センサーとケーブルを接続するカプラーは削り出しのモノのようだし、
手間暇考えたら、まあこのぐらい取らないと利益が出ないのかもね。
おそらく、このお値段を見て購入するのを躊躇った方も多いのではないでしょうか?
しかし、かつては高嶺の花だったカーナビ本体も、今やお手軽価格で買えてしまう時代です。
オプション的なパーツにそんな大金出して買う方がいるのでしょうか??
という訳で、今回はズバリ 『1万円以下で車速センサーを作ってやる!』 の巻です。
自転車用の車速センサーをミニに取り付けてらっしゃる方もいるようですね。
自分も以前、自転車用の車速センサーをバイクに取り付けていた事もありました。
たださすがに自転車用のセンサーを自動車に取り付けるのは、精度的にもどうなのかなという事で、
今回、信頼の国産メーカー 『DENSO デンソーの汎用スピードセンサー』 をどうにか工夫して取り付けてみることにしました。
楽天サイトで3千円程度で購入出来ちゃいますよ。
2
次に、以下の3つのパーツが必要となります。
1.『ローバーミニ用 純正スピードメーターケーブル(2分割タイプのモノ)』 中古でOK
現在、この2分割タイプのものはもう在庫がないようなので、ネットでくぐって是非入手して下さい。
(自分はヤフオクで1、500円程度でGetしました)
何故2分割式のケーブルじゃなきゃダメなの?といいますのも、元々このデンソーのパーツは国産車用に作られており、
ジョイントソケットの形状も口径もミニの物とは異なるからです。
車速センサーをミッション側に付けるにも、メーター裏に付けるにも取り付け形式が違うのです。
そこで、比較的加工しやすい『中間接続部分』に取り付けが必要になってくるのです。
(この辺のノウハウは、ミニ○ヤマさんからパクらせていただきました)
2.ナット付きホースニップル 径1/2 価格¥322
このパーツはスピードセンサー上部の接続用として使用します。
3.異径内・外ソケット PT1/2 及び PT1/4 サイズの物 価格¥719
こちらのパーツは車速センサー下部の接続用に使用します。
2.3.のパーツにつきましては、何かジョイント用に良いパーツがないかなあと捜してみて、
種類が桁違いに豊富なモノタロウで入手しました。
自分はこのパーツを選択しましたが、もっと他にも良い部材があるかも知れませんね。
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で、コレが今回加工して取り付ける 『ミニ用 純正2分割式のスピードケーブル』 です。
一時期のミニに採用されていたこの2分割式。
一体どの車種に採用されていたのだろうか・・
入手したモノはとても状態も良く、おそらく後期用の物と思われる。
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まずはスピードセンサー下部、つまりミッション側の取り付けから始めました。
電動工具は必須です。
自分のように細かな作業が好きな方には、色々試行錯誤はありますが楽しい作業です。
デンソーのキットに在中の 『シャフト』 を純正ケーブルに差し込み接着します。
純正ケーブル側の白いプラカバーを、寸法を測ってカットし、接続用に入手した異径内・外ソケットを
削ってちょうどいい塩梅にピッタリ合うように加工して行きます。
作業のポイントですが、カットも削りも少しずつ様子を見ながら、実際に何度も差し込んでみたりしながら行ってください。
焦りは禁物です。
一つしかない部品ですから、もし削り混み過ぎてしまうとブカブカになってしまい、後々の修正が逆に厄介になります。
それからもう一つの注意点ですが、作業しながらワイヤーケーブルを指でつまんで回してみて、
引っ掛かりがないか、スムースに回転しているかを必ずチェックしてくださいね。
更にケーブル自体を湾曲させた状態でも回転しなければいけません。
ストレスなくケーブルが回転する事を常に確認してくださいね。
最終的に全てのパーツは強力接着剤で結合させますが、ケーブル内部にグリスを封入するのをお忘れなく。
但し、センサー側のジョイント部分にはグリスを入れないでください。
(ここには、パルス信号を取る精密部品が使われておりますので)
それと、取り付け用に入手したソケットは黄銅という金属で出来ており、いわゆる瞬間接着剤では付きませんでした。
エポキシ系の2液混合タイプの強力接着剤を使ってください。
接着の際、くれぐれもケーブル内部に液が流れ込まないように注意してください。
ケーブルがシャフト内部で固まってしまったら、ここまでの苦労もアギャーと水の泡になってしまいます。
さあ、何だかんだでセンサー下側の部分が出来ました!
5
続いては、センサー上部(スピードメーター側)の作業です。
画像を見てもお判りのように、センサー部のシャフトの差し込み口と純正ケーブルの太さも形状も異なります。
このままでは取り付けできません。
そこで自分が使用したのが 『PCアダプタ』 というパーツ。
よく木ねじ等をベースに固定するためなどに使われているようです。
先日購入した防犯カメラに付いていた使わなかったそのパーツを加工して使います。
プラスチック製なので加工もしやすい上に、穴の形状もケーブルを良い感じでホールドしてくれそうな星型になってます。
ポイントとしては、少々キツキツになるぐらいで決して削り過ぎないことです。
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それから、入手したナット付きホースニップルもそのままでは装着出来ません。
画像のように切って削ってが必要になります。
あくまでも、少しずつ様子を見ながら作業していってくださいね。
このパーツについても瞬間接着剤ではくっつけられませんので、2液式のエポキシ系を使ってください。
但しこの接着につきましては、全てのパーツが完成し、仮組みした状態でケーブルが順調にストレスなく回転している事を確認してからにしてください。
先にくっつけてしまうと、もう修正も後戻りも出来なくなりますから。
さて、上部も出来上がりましたよ!
ケーブル内のグリス注入もお忘れなく。
(ジョイントソケット内部はグリス不可)
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何だかんだで、DENSOの車速センサーに取り付ける上下のソケットが完成しました!
上下のケーブルを仮組みして、指でつまんでくりくりしてストレスなく回転していればOKです。
尚且、実際に車に取り付けた状態を仮定して、湾曲させた状態でも回っていれば大丈夫です!
因みに配線ですが、白線がマイナスアースで、黄色線が車速センサー接続側にゆきます。
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『¥28、000も出さないと買えなかった、ミニ専用車速センサー・・』
・・それが・・・
『なんということでしょう。僅か6千円足らずで出来てしまうとは。』
(ビフォーアフター風に)
でも気のせいか、ミニ○ヤマさんとこのパーツと似てますよね。
難点とすれば、センサーユニットが少々大きめになりましたので、車内でブラブラしないようにタイラップ等でどこかにシッカリ固定した方がイイかもしれませんね。
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