クォーターウインドウの電動開閉式計画 その⑥ スイッチ編
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
今回は先日 『鉄板市場』 さんで作ってもらったスイッチホルダーに
取り付け用のナットを埋め込んでゆく事にした。
ところで皆さんは 『ブラインドナット』 というのをご存知でしょうか?
別名エビナット、クランプナット、ローレットナット、インサートナット等
と様々な呼び方があるが、みな一応に同じナットの事だ。
今回はこの 『ブラインドナット』 を受け側ホルダーに埋め込み、手前からボルトで締め込んでいけるようにしてみた。
この 『ブラインドナット』 の技術はそんなに古くはなく、割と近年に登場した比較的新しいカシメ方法である。
例えばミニでいえば、フロントグリルを固定しているタッピングビス、
ヘッドライトボウルを固定しているかしめ式リベット、また開閉式クォーターウィンドウの取り付けの際など、他に上げたらキリがないが、ミニには様々な箇所にちゃんとしたボルトではなく、簡易的なタッピングビスやかしめ式リベットが多用されている。
しかしこのタッピングビスはいただけない・・
少々キツめに締めただけで簡単に舐めてしまうし、整備の度にネジを外したり取り付けたりしているうちにかなり高い確率で 『バカネジ』 になってしまうのだ。
その良い例がミニのフロントグリルだ。
こんな軽いパーツであるにも拘らず、その固定用として使われているタッピングネジはほぼ 『バカネジ化』 してしまっている;;
2
そこで今回使うのが、この 『ブラインドナット』 である。
画像をご覧いただくとそのおおよその仕組みがお判りになると思うが、要は受け側に糊代付きのナットを差し込み、ハンドナッターという専用工具を使い、その糊代部分を圧力を加えて潰してやり、ナットとして埋め込んであげるというものだ。
実はこの技術は、大きな物になると建築・建設現場でも実際現場で活躍しているのだ。
建設費用をより安く抑えることが出来るようだ。
3
これが 『ブラインドナット』 です。
スチール製、アルミ製、ステンレス製等がありサイズも豊富です。
例えばミニのヘッドライトのボウル部分にも使えますね♪
ヘッドライトのボウルってリベットで固定されちゃっておりますが、
この 『ブラインドナット』 を埋め込んでやれば取り付けも取り外しも楽でしょうね。
しかもわざわざ裏側に手をまわす事なく、手前から楽々作業が出来ますよね。
出来るミニ屋さんでは既にこの 『ブラインドナット』 を使っていらっしゃいます。
まだまだ一部だと思いますが・・
福岡のW.F.O.さんなんか既にこの 『ブラインドナット』 を使ってヘッドライトのボウルを付けていらっしゃいます。 さすがです!
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埋込みに際しては、ハンドナッターという専用工具を使用します。
今回M4サイズのボルト用に用意した 『ブラインドナット』 の経は6.1mmです。
なので、受け側ホルダーには既に6.1mmの穴を開けてもらっておりました。
ハンドナッターに 『ブラインドナット』 を差し込んで、取り付け部でかしめてやれば良い訳です。
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お判りになるかと思いますが、かしめていくに従って裏側部分がムニュ~と膨らんできましたよね。
この膨らみ(圧縮)部分でしっかりと固定してあげることが出来るんです。
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作業も難しいものではありません。
かしめる素材の厚みに合わせて微調整してやる必要はありますが、誰にでも出来ちゃいます♪
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コレって、ミニの色んな所に活用できると思いませんか?
実は今回取り付ける予定のクォーターウィンドウも、一般的なタッピングビスではなくこの 『ブラインドナット』を埋め込んであげて、ちゃんとしたボルトで固定してあげるつもりです。
この前クォーターウィンドウの重さを計ってみたんだけど、片側一枚でなんと3.080g、つまり3kgもあったのです!
こんな重たい物を前側2箇所後ろ側2箇所の計4個の簡易的な4Mのタッピングネジで留めようなんて・・ 恐ろしくてわたしゃできません;;
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これでスイッチホルダー側は概ね完成です◎
ボルトは 『超低頭六角穴付きボルト』 を使用しました。
これを使う事によって、パネル表面に突き出るボルトの頭をより目立たなくさせてやることがで出来ます。
後はコイツをダッシュパネルに埋め込んで行きます。
折角ダッシュパネルを弄るのだから、ついでにダッシュパネルのレザーも貼り替えてやろうと考えてます♪
続く・・・
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