プロペラシャフト外し

マフラーと遮熱版を外して、プロペラシャフトとご対面です。

オイル漏れして、オイルをまき散らし、周りにオイルと埃がまざってこびりついてます。

プロペラシャフトを外す前に、オイル汚れの掃除です。

これが、結構大変で、オイルが浸み込んだ埃の塊がボロボロ落ちきます。

また、拭いても拭いても、あちこちの隙間にオイルが飛び散っていて、全てを綺麗にするのは不可能。(^^;;

汚れが気になったら掃除することにして、作業を進めます。

TISには、プロペラシャフトを取り外してから、デフのオイルシール交換をする手順になっていました。しかも、二人で作業するようにと。

それを、一人でプロペラシャフトを取り外そうと、センターベアリング外しても、車体にぶら下げられるようにマジックテープで準備、デフ側ボルトを外して、1本だけ落ちないように残しました。結果的には、1本だけ残す必要なんて全くなかったんですけど。

その後、ミッション側のボルトナットを外そうとすると、16mmのソケットがもう1つ必要になり、発注。

その間、デフ側だけでも外そうと、センターベアリング外して、プロペラシャフトを降ろせる状態にして、デフ側の残り1本のボルトを外しました。

でも、プロペラシャフトはデフから全く外れる様子がありません。

TISによると、プロペラシャフトにドライバーを突っ込める隙間があるので、そこをドライバーでごにょごにょして、外すように書かれていて、やってみました。

が、ドライバーを突っ込める隙間が終わるところまで、プロペラシャフトをデフから離して、プロペラシャフトを引っ張っても、外れません。

これ以上は、ドライバーでは何ともならないし、TISにもその後の外し方の説明はありません。

どうしたものかと、ネット検索したり、ＺなＭの会で相談したり。
それでも、答えはでてきません。

ネット検索で出てくる情報では、この部分でそんなに苦労するはずが無いような感じでした。

この状態から、外れません。
ドライバーでごにょごにょした傷も入ってしまっています。

そこで思いついたのは、ボルトを締めて、元の位置に戻して、また、ドライバーでごにょごにょして、引き出す。

これを繰り返せば何とかならないか、です。

何せ、プロペラシャフトをデフから引き離すのに力を掛けられそうなのが、このドライバーを突っ込むように用意されている凹みだけだったので。

ボルトを締めて元の位置に押し込んで、また、ボルトを緩め、ドライバーで隙間を開く。
開いてるときに、隙間にCRC-556を吹き付ける。

これを何度も繰り返し、ドライバーで動かしたときの動きがある程度軽くなってきてから、写真右の状態で、アルミのデフの支えを支点にして、手元側を金槌で叩きました。

何度目か、叩いたときに、シュポッという音と共に外れました。(^^)

めっちゃ、嬉しかったです。

プロペラシャフトと対面してから、10日ほど経過してました。
毎日、外すのを試行錯誤していたわけではありませんが、何時間もかけて出来ないので、泣きそうでした。(;_;)

外れたときは、本当に嬉しくて。

簡単には、外れてくれなかった原因は、この黒いドロドロです。

これが接着剤の役割をして、デフのフランジとプロペラシャフトをくっつけていた様です。