本日レディースデイなんで、映画「マエストロ」観てきました。
マエストロとは音楽用語で指揮者という意味です。
俗にいうオーケストラもんの映画です(^^)
不況で解散したオケが再結成されたは良いけど指揮者がヘンテコリンなんで、始めは反発したり気持ちがバラバラだったけど、少しずつ気持ちがひとつになって…
とまあざっとこんな感じの話で…
良かった点その1:配役が絶妙
この映画、まず、配役が素晴らしいのです。
実際に音楽をやっている役者さんは少ないでしょう。
踊る大捜査線の斎藤曉さんはトランペット吹きですが役はホルン吹きです。
あとは未経験者だと思われます。
昔オーケストラの楽器別性格に関しての書籍がありましたが、ほんとにさもありなん、「いるよなーこういう人~(^^)」っていう絶妙な役者さん起用されてます(笑)
よく脇役の方で上手い人っていますよね?そういう役者さん満載です。例えば「あまちゃん」に出ていたアイドルオタクがクラリネット奏者やったりするわけです(^_^)にんまりしてしまいます(笑)
配役に音楽指導の佐渡さんも携わったの?というくらい(^_^)
良かった点その2:音楽知らない人でもわかりやすい
曲目はベートーベンの「運命」とシューベルトの「未完成」ですが、「運命」の冒頭のじゃじゃじゃじゃーんの前には八分休符があっていかに出だしが難しいかとかがわかりやすく説明されます。
実際に譜面が映ったりもします。
良かった点その3:演技以上に楽器を練習している。
ドラマとかで、経験者が見たら、そんなやつおらんやろ!とか、指使いがちがう、とか、タイミングが合ってない!とかありますが、バイオリンパート全員ピタリと弓の角度、指の形、タイミング、合ってました!一人一人指導されたのでしょうね~(^^)
撮影の半年前から練習されたそうです( v^-゜)♪
あとは西田敏行の指揮者ぶりが良かったです。
のだめの玉木宏みたいなかっこいい指揮者じゃないけどいかにもいそう(^_^)
佐渡裕さん(実は中学のひとつ先輩です)の指導もあるのでしょうがこの人何をさせても上手いですね、大阪弁も自然体で感心します。
最後に
笑ったのが、西田敏行の髪型。
芸術家なんで長いのですがなんとなく
佐村河内守(さむらかわちのかみ、ではありません)に似ていました(笑)
勿論謝罪会見の時ではなく、壁にガンガン頭うちつけていたときです(^_^;)
あとは、西田敏行の奥さん役の宮下順子さん。
昔はお色気ムンムンの役をされていたのに病人役だったのもあったけど、すっかりおばあさんで最後のテロップ見るまで無名の役者さんかと思ったくらいです。
まあこんな感想で行きたいと思う方おられるかわかりませんが、良かったらどうぞ(^^)
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2015/02/25 18:33:44